戻る

●ワイパーリレーについて

 ワイパーモータには基本的にLoとHiのスピード機能しかありません。MISTスイッチはヘッドライトのパッシング機能と同じようなもので、スイッチ単体でHiへ直結してしまいます。ですから、移動が速い!また、間欠機能というのはリレーを使って、Loのスイッチングを一定間隔で自動的に行う機能です。ですからワイパーの移動速度はあくまでLoであり、移動速度そのものが遅くなるわけではありませんo(^o^)o

足元にあるヒューズボックス横に、グレーのワイパーリレーがささっています。このリレーがないと間欠機能は停止してしまいます。またワイパーには元の場所に戻るオートストップ機能がありますが、この動作もこのリレーが担っています。ビートの場合、元の場所にワイパーが戻って来ると12Vがかかる信号配線があります。ワイパーリレーはこの信号が来るまでワイパーを動かし続けるので、必ず元の場所に戻るわけです。

 純正ワイパーリレーを外す

このリレーを外してしまうと、INT位置では無反応になります。しかし、Lo&Hiスイッチ配線には影響ないので、ワイパーは通常のLo&Hi速度できちんと稼動します。ただしオートストップ機能も失われていますので、元の場所に自動では止まりません。が、考え方を変えると、ワイパーはどこでも止められるということになりますね。1本ワイパーにされた方なら、ど真ん中停止もできてしまいますよ(^_^)

 

●ワイパーコントロールシステムを取りつける

ミツバからの商品です。オートバックスで\3,980で購入しました。ボリュームで間欠時間を2〜20秒間で調節できます。

 [ ミツバワイパーコントロールシステム TYPE IS-0402 \4,800 ]

ビートに取りつける場合、純正ワイパーリレーを外して接続する方法が、純正配線等の切断も一切なくベストではないかと思います。純正ワイパーリレーは固定された平型の4端子でリレーBOXに差し込まれて接続されています。純正リレーを外した後の4端子の穴へ、キットの配線をそのまま差し込みます。

この商品はACC電源を使う前提でスイッチ付きボリュームを使用していますが、このスイッチはONにしておいて下さい。この配線図は手元のワイパースイッチに連動させるため、ACC電源ではなくINTスイッチ連動電源に接続してあります。こちらの方が便利でしょうo(^o^)o

後はお好きな場所へ本体を取りつけてください。

 

●ボリュームの移設

ユニット本体をそのままとなると、なかなか取付け場所に困ります。で、コントロール部分のボリュームを分離して装着してみます。

本体のボリュームのつまみを外し、ナットを緩めて基板を抜き取ります。そしてはんだを吸い取って基板からボリュームを取り外します。

  

スイッチ付きボリュームなので、基板上でスイッチに相当する部分をジャンパー線で直結しておきます。このリレーはINT連動電源に接続するので直結通電状態で問題ありません。そして、ボリューム端子があったところには、延長コード2本をはんだ付けして、再びケースに戻します。延長コードはボリューム用の穴から取り出せば、きれいに出来上がるでしょう。

 

 

コントロールリレーはBOXの下へタイバンドで固定しました。そして取り外したボリュームはハンドル下のカバーに取付け。カバー裏の空間に注意しながら位置を決め穴あけします。

とりあえず、問題なく使えますo(^o^)o

でも・・私がこの商品を買ってしまった理由は、ホンダ純正の時間調整式間欠ワイパーレバーを取りつけるためだったんです(^_^;)

戻る