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●時間調整式間欠ワイパーレバーの取り付け

 時間調整式間欠機能なんて、ビートには全く必要性はないと私も思います(^_^;) 解体屋で偶然ビガーを見つけて、ワイパーレバーを外して買ってしまったのがそもそもの始まり。ちょっとお遊びで簡単に付け換えてみようo(^o^)oと思ったんですが、予想を裏切ってなかなか大変でした・・・(T_T)

 上:ビート純正 下:ビガー純正

同じホンダ純正なので見た目そっくり。ところが全く違うんです。スイッチボックスがダメなら、せめてアーム部分だけでも交換できればと思い、とことんばらしてみたんですが互換性は全くありませんでした。本当にすべてが異なるのです(T_T)

ならば・・試しにこのまま取り付けてみましょう(^_^) スイッチボックスの幅は狭く、奥行きも長いので、メーターステーなどに干渉してしまいます。下図の赤い部分をヤスリなどで削り落とす必要があります。

 

また、取りつけ穴の位置が全く異なります。利用できる穴は、ビート純正は2箇所しかありませんが、ビガー純正には6個所あります。どこか2箇所取付ければなんとかなりますので、新しく穴をあけて無理矢理?取り付けます(^_^)

 

なんとか物理的に取りつけられるようになったところで、今度は配線です。端子形状も配線位置も全く異なります。ビガー用の端子は一般の平型端子、ビートの配線は小型の110型で差し込みができます。変換コードを製作してそれぞれの端子間を接続します。間違わないように(^_^)

  

 

●リレーの流用について

さて、肝心の時間調整できる可変対応リレーをどうするかですが、私はミツバのワイパーコントロールシステムを流用しました。純正リレーもそれなりに高価ですし、レバー加工に失敗してもこのまま単体で使ってしまおうかと・・(^_^)

さあ、分解しましょう。本体のボリュームのつまみを外し、ナットを緩めて基板を抜き取ります。

 

はんだを吸い取って基板からボリュームを取り外します。このボリュームのかわりにレバーについているINT時間調整リング(可変抵抗器)を使うわけです。

 

スイッチ付きボリュームなので、基板上でスイッチに相当する部分をジャンパー線で直結しておきます。このリレーはINT連動電源に接続するので直結通電状態で問題ありません。そして、ボリューム端子があったところには、レバーまで延長するコード2本をはんだ付けして、再びケースに戻します。延長コードはボリューム用の穴から取り出せば、きれいに出来上がるでしょう。

 

純正ワイパーリレーは固定された平型の4端子でリレーBOXに差し込まれて接続されています。純正リレーを外した後の4端子の穴へ、キットの配線を図のように差し込みます。コントロールリレーはBOXの下へタイバンドで固定しました。

 

 

後は、レバーのINT時間調整リングにつながる配線に、基板から延長したコードを接続すれば手元のリングで純正っぽくワイパー速度を可変できるはずです。

 やっと取り付けたけど・・(^_^;)

見た目は完全純正品なので全く目立ちません、気もつきません。ウルトラ自己満足の世界ですから、お勧めもしませ〜ん・・(^_^) 試しにビガー純正品を取り付けましたが、もっと簡単に取り付けられる純正レバーをこれから探してみます。もし、いいレバーを見つけられた方がいましたら、是非お教え下さいm(__)m

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