POWER TO MAKE YOUR DREAM COME TURE

X680x0って知ってます?
昔、SHARPが売っていた、独自アーキテクチャのコンピュータです。

まあ、この世界に良くあるように、周辺が要求する性能があっと言う間に上がってしまって置いて行かれた機械なんですが。
でも、この機械の持つ孤独な世界に魅かれています。
(いや、単に流行とか、標準規格って言葉が嫌いなだけですが・・)
所有する5台
画面、左側より  X68000  X68000  X68000 SUPER-HD  X68000 XVI  X68030-HD
  1. CZ−600C(X68000初代 グレー)(保存中)
     友人Rより無期限で借りている物。
     メモリーを2MBに増設のみ。
  2. CZ−600C(X68000初代 ブラック)(保存中)
     友人Pより無期限で借りている物。
     メモリーを2MBに増設。ADPCMの音声出力フィルターを変更のみ。
  3. CZ−623C(X68000 SUPER−HD)(別室の環境)
     友人Kの処分品を貰い受けた物。
     電源部がOUTだったため、ATX仕様の電源とケースを別体に置き、復活させた。
     計測技研(BASIC HOUSE) メモリー&コプロボード KGB-PRK2を搭載。
     ボード上の初期搭載は4MBだったが、後にTC514400AZ-80を8つ買って、総数176箇所の半田付け
     その結果、8MBへ増設成功。MC68881RC16と共に使用。
     電源ケース側にHDD-1.2GByte、8倍速−4枚CD−ROMチェンジャー、230MB−MO内蔵。
  4. CZ−634C(X68000 XVI)補機 (以前の主機)
     1994年に中古購入した物。初めてのX68000。
     X-SimmVIで6MB増設。X-Sim10ssで残り4MB、合計12MB搭載。
     定番のクロックアップ済み。MPU24MHz動作。MC68881RC25搭載。
     ADPCMの音声入出力フィルターを変更、増設RS-232Cインターフェースボード搭載。
  5. CZ−510C(X68030−HD)主機
     1999年にイベントで中古購入。
     メモリーを12MBに増設。MC68882FN33搭載。
     クロックアップ、MPU33MHz動作。冷却ファン追加。
     VGAモード用ビデオドットクロック変更。50→80MHz
     ADPCMの音声出力フィルターを変更。
     SCCの基準クロックを5→7.3728MHzに変更。
     MIDIボード搭載。
     mach2p:SCSI−2ボード搭載。

     OS:Human68k   Ver3.02
        SX_System  Ver3.10
    (当社比350%のデスクトップ画像)(ごちゃごちゃしすぎ)
    (普段はこれぐらいですが・・)

     周辺機器
     SCSI:2.1GByte-HDD、スキャナ−、PCカードリーダー、MOドライブ、CD−ROMドライブ。
     MIDI:SC−88、CTK−631
     プリンタ:MJ−910C、MJ−5100C

これらの擾乱空間のページを製作しているのは、X68のマルチフォントエディタ、『シャーペン.X』です。
フォトCDのデータを取り出して、JPEG画像を生成したのもX68でやりました。
トップページのタイトルのエフェクトも、簡単なBASICプログラムを考えて製作しました。

NET接続用にWINノート機があるんですけど、何か文章を書く場合には主にこちらを選択します。
漢字変換辞書も賢くないのですが、日本語入力用に特化した漢字,カタカナ,半角変換キーとか、っ,ぁ,ゃがSHIFTキー併用で出るとか、”ん”がXキーで直接出るとか気に入ってるので。

情報がある程度開示されていて、アセンブラで直接いじって遊んだことも、半田付けで部品を変更したこともあります。
思い入れが深い機械なので、まだ当分現役のままでいる事でしょう。
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