A73.早速ですが、「学校の結露」についてのご質問に回答致します。(返事が遅くなりましてすいません。)

結露の問題は大変難しく、その状況をみないことには、はっきりしたことはわかりませんが、

(原因をつきとめるだけでもかなり困難な場合が多いのですが・・)一般的なことでお答え致します。

学校の廊下などでは、湿度の高い梅雨時等で、ある程度、気温が低い時には結露し易くなるとは思います。

頂いたメールの内容から判断いたしますと、床や壁なども断熱材が施工されてない状況だと思われます。

 

そのような状況では、完全に結露をとめる事は、大規模な改良をしない限りできないと思われますが、

結露をなるべく少なくするためには、外気が入らないように窓を閉めるよりは、

天気のよい日は、窓はあけてなるべく換気しておいた方が

結露は少なくなると思われます。(空気を流通させ、湿気をためない、また廊下と外気の温度差を少なくする)

ただ、雨の日(外部の湿度が高い日)に窓を開けると湿度の高い外気を取り込むことになりますので

この場合、窓は閉めた方がよいと思われます。

(湿度の高い外気をある程度気温の低い所に取り込むと結露が発生します。)

 

湿度が高い場合は床や壁面の温度が一定の気温以下に下がると結露が発生することになりますので

完全に無くすことはむずかしいと思われます。

(露点温度表を参照して下さい。) 

http://www.dab.hi-ho.ne.jp/hirano-j/keturo_roten.htm

 

  

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最終更新日 : 2004/09/03