A57.早速ですが、「住宅金融公庫の金利等」についてのご質問に回答致します。(返事が遅くなりまして申し訳ありません)
住宅金融公庫の金利についてですが、基準金利が適当される住宅は基本的には175平方メートル以下で、
かつ住宅金融公庫の定める基準(耐久性基準やバリヤフリーまたは省エネルギー基準)を満たす必要があります。
今回は2世帯住宅のようですが、1〜3Fまで階段でつながっていて、入り口が一つである場合は1住戸となりますが、
(全体の面積で算定することになります)
玄関が2つあり、1階と2・3Fがつながっていない場合は、別の住戸とみなすことが可能だとおもいます。
(この場合は共同住宅扱いとなります。区分登記とすればそれぞれ別の住宅とみなすことが可能です。)
屋根裏部屋の面積算定については、内容がわかりませんので一般的なことでいえば、
面積は下階床面積の1/2以下(役所によってはいまだに1/8以下の場合もあります)
天井高さ1メートル40センチ以下、
物の出し入れのために利用するはしご等は、固定式の物としないことが基準です
また役所によっては、開放(吹き抜けの一部に設けることは認められない場合もあります)
完全に閉鎖された屋根裏で開口も取れない場合もあります。ただその辺の判断は役所の見解もまちまちですので、
設計者さんに確認された方がよろしいかと思います。
住宅金融公庫さんの方は建築基準法上の取り扱いによって面積は算定することになると思います。
構造についてですが、木造の建物の場合でも、水周りは通常コンクリートで施工しますので問題ありません。
(コンクリートで施工する範囲は不明ですが、水周り全て<キッチン、トイレ、洗面、浴室等>をコンクリートで施工する場合は
昆構造となる場合もあります。設計者さんに確認してください)
地盤については、木造3階建てで、地盤が悪い場合(軟弱地盤)や支持層がない場合は、
ベタ基礎の面積を大きくして建物を支える方法も考えられますが、
それでも荷重が支えきれない場合は摩擦杭(杭の摩擦力によって建物を支持する方法)を
選択する場合もありますので、特に問題ないかと思います。(設計者さんの判断になります)