A21.早速ですが、固定資産税の評価についてのご質問に回答致します。

(税金等に関しては専門家ではありませんので、<建築の専門家です>

あまり詳しくはありませんが、わかる範囲でお答え致します。)

建物の固定資産税の評価の基準は厳密には解かりません。

基本的には、税務署の調査員が課税評価の基準にしたがって、評価額を算定する物です。

一般的には、建物価格の約6割〜8割程度が固定資産税の評価額になりますが。地下室を作る場合どうしても、根切りや防水などの絡みで施工費が割高になります。よって、固定資産税も割高になると考えられます。

厳密な評価基準はわかりませんが、評価基準としてその建物の構造、(木造か鉄筋コンクリートか)、設備(空調機の有無や、使用しているその他の特殊な設備)等によって決められるようです。経験上の話では、例えばアール形状や複雑な形を使った建物を設計した場合、通常の評価額より高めの設定となるとなる様です。その他、規制品ではなく特注品などの場合も評価額は高くなるようです。

固定資産税の評価額については、土地・建物とも3年後ごとに見直しがあります。

土地に対しては、地価公示価格(路線価)の約8割程度ですが、建物に着ついては原価償却が認められますので、3年ごとに下がることになります。

(原価償却 木造25年 鉄筋コンクリート造48年(ただし建築費の内、設備関係の原価償却は15年です。)原価償却が認められた分だけ建物の固定資産税評価額は下がることになります。建物の固定資産税評価額は通常3年ごとに下がります。(増築や改装等を行えば別ですが)

 

 

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最終更新日 : 2002/08/24