世界の壁は硬かった!

サンアントン(チロル)のスキーツアー
('01.1.12〜21)


FIS“アルペンスキー世界選手権2001”がJan.28〜Feb.10に当地で開催されますので、
これに合わせて行きたいと思ったのですが、ホテルが満杯で取れませんでした。
それで、航空運賃やホテル代の安い時期を狙って1月12日発に決めました。
今冬のヨーロッパは、雪不足が深刻でサンアントンでも1月初めに一度降ってから後は
私たちが帰る日まで快晴続きでした。
従いまして、ゲレンデの雪は硬いアイスバーンになっていて、日本の柔らかい雪で
何となく通用したと錯覚していた生半可な技術では、全く歯が立ちませんでした。
スキーの世界の壁の厚さをつくづく痛感させられた6日間でした。

サンアントンはスキー発祥の地として有名です。野沢温泉村と姉妹村になっているのは、
当地出身でアルペンスキーの祖と謂われるハンネス・シュナイダーが戦前来日したのが縁です。
野沢温泉スキー場には、彼が滑ったのを記念してシュナイダーコースと名付けられた急斜面があります。
サンアントン周辺には5個所のスキー場があり、1枚のスキーパスで全部のリフトに乗れます。
その広大なスキーエリアは、志賀高原のスキーエリアに地形的には似ています。
リフトやバスでゲレンデを渡り歩ける感じはそっくりですが、スケールは標高差、面積とも2倍以上あります。
サンアントンはオーストリアのチロル地方にありますが、スイスに近くチーリッヒから直通列車で2時間30分で着きます。


          

日程表及び旅行費用   写真館(サンアントンの街 、 ゲレンデ(1) 、 ゲレンデ(2) 、 チーリッヒ市街