骨髄移植ドナーになりました。〜骨髄移植体験記〜

 

健康診断

(2008年10月6日)

健康診断の日。数日前からノドがイガイガしている。右の鼻もアオバナだし。風邪かなぁ。

予定の15分前に到着して、コーディネーターさんと早速検査に向かった。

まずは血液検査と尿検査。すでにたくさんの順番待ちだったので、尿をとってから先にレントゲンに行った。これもすぐに終了。結局血液検査の待ちが長かった。血液は病院用の4本+バンク行きの2本。久しぶりに針を刺したら長く感じた。

次に、心電図とスパイログラフィへ。前回はこのスパイロで延々と待たされた。今回はなんと心電図の前にスパイロ。担当の先生も軽やかに説明してくれて、あっさりと終わった。終わり際に「ドナーさんなんですね。ありがとうございます。」の言葉。ありがたいです。心電図もすぐに呼ばれ、そしてあっという間に終了。早いぞ。

それから血液内科で動脈血採取。この病院用の検査。15分程静かに待ち、それから採取。感じとしては、イタイ。針を刺しましたというそのままの痛みだった。

その後、T先生のところへ。「またですね〜」「よろしくお願いします」とあいさつをすませ、検査の内容をみると、なんと白血球の数でひっかかってしまっていた。風邪気味なんです、というと、う〜ん、それが原因かなぁ、まあ放っておいても下がるでしょう、とのこと。再検査だぁ。

続いていったん麻酔科へ。ビデオを見たあと先生のところへ。こちらの問診票のことに丁寧にこたえてくれた。昔に比べて麻酔の質もあがっているとのことで、「覚めがよくない」ことは少なくなってきているみたい。やってみないとわかりませんけどね、とのことだった。

そして再びT先生のところへ。やっぱり白血球だけだったみたい。いつもそんなに高くないのに。風邪とここしばらくの疲れか。なんだか申し訳なくなってきた。患者さんはもちろん、病院にもコーディネーターさんにも。たくさんかかわってもらっているのに、自分の体調管理の甘さがあったなぁ。

次回の自己血採取の前にもう一度血液検査をして、OKが出たらそのまま自己血採取になるそう。2回の自己血採取の日程も調整した。

 

相手の患者さんは、関東在住の50代の女性だということ。自己血は600ml採る。

今日の日程の終了が11時30分頃。最後の処理のところは長蛇の列だったので、コーディネーターさんの「私、しておきます」との言葉をいただき帰路となった。