vol.011 2005.8.3

毎日、蒸し暑い日が続いていますね!体調など崩していませんか?
自分は夏休みに突入しましたが、こう暑いと車に触る気にもなりません・・・。
せっかくゆっくり時間が取れるので、過去に読んだ本を読み返そうかと思っています。
自分はビジネス書が結構好きで、本棚には多くの本が有ります。
そこで今回は、読んで仕事に直接役立った本を紹介したいと思います。
今回、紹介するのは写真にある3冊。(手は自分の手です (^^ゞ )
この3冊は製造業にお勤めの方には、すごく得るものが多いのではないかと思います。
自分は勤め先が製造業なので、常に生産性向上、リードタイムやコスト低減
などの言葉が飛び交っています。
それらを実現すべく目標とされるのが「トヨタ生産方式」。いわゆるジャストインタイム。
多くの企業で導入しようとしていますが、
表面だけだったり、途中で頓挫したり、導入には多くのハードルが有ります。
世の中には、この「トヨタ生産方式」の解説書は数多く有りますが、
この3冊の著者である「若松義人」氏は、トヨタ生産方式の生みの親「大野耐一」氏のもと、実践、改善、普及に努めてきた方です。
トヨタでも第一線で活動されてきた若松氏の書籍は、なぜ、どうしてジャストインタイムの生産方式が必要なのかという基礎から、
導入の進め方、戦略など具体例を交えて説明しているので、この3冊がそろえば結果を出すヒントを得ることができるのではないかと思います。
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多くの外注が出入りし、現場作業者のスキルの差が大きい建築現場。そこには多くの無駄が発生していた。建築期間短縮を進める上で大きな壁となった「従来からの常識」と「慣習」。これら問題点の改革を進める3つのポイント。そのポイントを抑えることにより、施工期間50%短縮を実現し、同業他社に対し、圧倒的な強さを発揮できるまでに成長したハウスメーカーの事例を紹介。 |
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世界一人件費が高く、高コスト体質である日本でモノ作りを続けるために、工程内不良・手待ち時間・故障時間「ゼロ」、スペース効率2倍を目標とし、ある企業が目指した「原価2分の1」への挑戦。その過程を具体例を示しながら、実際に現場でどのような改善が行われたのか詳しく解説。 |
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OA機器メーカー「リコー」が立ち上げた中国上海工場。主力製品であるファックスのほとんどが生産移管され、売り上げ半減、赤字転落必死の状況に陥った子会社「リコーユニテクノ」。社員は「親会社のリコーが何とかしてくれる。」との期待感が残っていた。しかし受注は増えず、残った「多品種少量生産品」での再建を目標に、創意工夫を繰り返し、年間1600人の工場見学者を迎えるまでに成長した6年間の記録。 |
自分は最初1冊だけ購入しましたが、内容が具体的で非常に分かりやすかったこともあり、他の2冊も後日購入してしまいました。
読み始めると、最後まで読みたくなるんですよね。
業種を問わず、モノ作りをされている方には、改善のヒントを得ることができるお薦めの書籍です。
管理人登場してないじゃないかって?今回は手だけですよ。
顔公開したら、みなさんひっくり返っちゃいますからね!夢に出てきたら大変です (^^ゞ
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