ウッド シーカヤック 能登半島 穴水町2005年一昨年〜昨年暮れまでの動きはこちら2004年
穴水町ウッド・シーカヤック作りを始めましたが・・・・。
試作1号艇 シーカヤック14.5ft艇 ラウンドモデル(2004年4月完成・進水)・・・外材スプルース使用
*試作2号艇 シーカヤック16ft艇   ハードチャインモデル(予定は未定・・中断中)・・県産材 杉 使用
試作3号艇 シーカヤック13ft艇   ラウンドモデル(2005年6月完成 進水)・・・県産材 杉 使用
*シーカヤック15ft艇(初級向け)   ラウンドモデル制作・設計開始(10月下旬〜予定)県産材 杉 使用
*試作2号艇改?穴水シーカヤック16ft艇ラウンドモデル(2005年1月中旬6艇スタート)県産材 杉 使用
16ftシーカヤックラウンドモデル白山(上級向け・2005年1月中旬白峰にてスタート)・白峰材 杉 使用 
                     同年9月完成・手取湖にて進水式 済み
日 時 曜日予定は未定 出来ればいいねぇ〜結果と参加者 問題点 あれれ?ありゃりゃ備考等
H21年11月6日 早朝にじゃまもホコリも入らぬうちに
2回目をペロペロっと塗っちゃって
取り敢えず 補修終了です。
H21年10月?日 削って磨いて 洗って 削ってを数回繰り返し
やっとこさ塗りに ウレタンをペロペロっと
塗ってからに ハイ! 出来上がりって・・・
大変ですなぁ〜 初めから作った方が簡単かも
ねぇ〜??? これからは寒くなりますなぁ〜
毎日 修理と 明日の想いで たぶん来る春に
向かって 精進?笑人致しましょう!(グフフ
)なんて 笑えない明日が来るかもぉ〜・・・
(うふふっ)
H21年10月5日
5年ぶりのお化粧直しにやってきた3号艇

1時間水研ぎを致しまして コーティングを剥がします

それ以降の穴水関係は削除削除致しました
6月 6日(月)木の浦にて3号艇進水式!予定です!!進水しました
6月 2日(木)
北国新聞社 取材 山元・新田・はやし・わたなべ
6月 1日(水)総会?宴会?いいんかい? 参加者11名にて前年度決算報告今年度予算・予定
話し合い 指針について
5月23日(月) 椅子取り付け フットブレイス取り付け
右写真はは5月26日 再ブレイスも
内側に取り付け 完成しました!
5月16日(月) 木の浦にて試作3号艇喫水・バランス確認作業

現在14kg最終15kg程度になりそうです
木の浦にて記念撮影?バランスオーケー 次は・・
椅子・前部隔壁・フットブレイス・デッキ艤装
5月15日(日) デッキ部オーバーコート作業
1時間30分
5月14日(土) デッキ・ハル研磨 ハルオーバーコート@
4時間 (岡崎夫妻来訪 ボトム底部視認
確認作業)
5月13日(金)後部隔壁取り付け・バウ修正 2時間
5月9日(月) カップリング外側 バウ先端修正 他
4時間
 4月25日(月)試作3号艇カップリング準備予定
 4月18日(月) スターン側ハッチ取り付け
3時間
 4月16日(土) 能登ウッドご一行様来訪
B&G艇庫 根木カヌー工房
結局 いい話はありませんでした 破局かな
やっぱし・・・自力たちでがんばろうよ!
 4月15日(金) 試作3号艇コーミング成形重ね塗り
後部ハッチ周り 裏側下地圧着後
仕上げ塗り(オーバーコート)
4時間
 4月14日(木) 試作3号艇コーミング内側FRP処理
後部ハッチ周り 裏側下地圧着
3時間

試作一号艇 ハル2層目積層 強度アップ
 4月11日(月) 試作3号艇コーミング接着・ハッチくり抜き
4時間
 4月 8日(金) 根木カヌー工房 午後から試作3号艇
コーティング作業他 1時間
 4月 7日(木)


デッキ部裏側FRP
処理 3回に分けて
中央から前に向けて
コーミング周り
中央からスターン側
昼ご飯をはさんで
脱泡作業 今日は
暖かだったので結構
忙しい作業となりま
した。(4時間)

B&G留守

デッキ裏側FRP処理@

バウから見ると・・・

これはお久しぶりの船底ハルであります

デッキ裏センター拡大

デッキ逆さまのフォルム

デッキ逆さまのコーミング前の膨らみ
 4月 6日(水) 試作3号艇 デッキ裏側パテ入れ
バウ直し作業
能登森林組合・能登ウッド 協議会その2
今後のあり方と材単価について

B&G留守
 4月 4日(月) 試作3号艇 午前中 根木工房
午後コーミング加工・デッキ直し予定
問題点・・・カップリングが・・・合わない
デッキ部裏側荒削り
 4月 3日(日)

日中B&G 

でむら艇キール削りだし
 3月27日(日)試作2号艇改良型B&G手伝い
 3月26日(土) 試作3号艇 午前中 根木工房
コーミング部パテ埋め
B&G手伝いに行くも・・・
でむら氏1段プランキング キール型に合わせてね
 3月25日(金) 試作3号艇 午前中 根木工房
コーミング部4段目取り付け
毎日2時間ずつの作業 もうちょっと
もう4mm上げた方が良いのかな?
 3月24日(木) 試作3号艇 午前中 根木工房
コーミング部スぺーサー3段仮固定
 3月23日(水) 試作3号艇 午後から根木工房
コーミング部ベニヤ切り出し加工
 3月21日(月) 試作2号艇改良型B&G手伝い?
試作3号艇 午後から根木工房
クロス・エポキシ

デッキFRP処理 にざみ・わたなべ
 3月12日(土)B&G艇庫 資材搬入にった・林
 3月11日(金)試作3号艇修正 中削り 試作3号艇修正 中削り(2時間)
 3月10日(木)試作3号艇荒削り・パテ埋め*ハル外側 荒削り・パテ埋め作業終了(4時間)
 3月 7日(月) 午後プランキング予定 根木工房
取りあえずデッキ部プランキング終了(3時間)
NZさん・わたなべ
*荒削り・パテ埋め 修正 研磨・FRP処理一層
後はコーミング取り付け・ハッチ取り付け下準備
防水処理 裏側荒削り 研磨・FRP処理一層
艤装予定部分強化 コーミング部強化FRP処理
カップリングライン 下処理 ・・・で
デッキとハル(ボトム)内側カップリングバリ取り
外側ガラスクロステープにてFRP処理 前後隔壁
取り付け 防水補強 全体を軽く磨いてから
表層トップコート処理 紫外線劣化を防ぐために
透明塗装・・・椅子・足掛け取り付け コーミング部
調整 ウレタンフォーム張り
 3月 6日(日)午前中B&G艇庫に寄ってみるも今日も留守 根木工房 材再確認 4m材に4m未満のものが4本
寸足らずは困ります 対応してくださいね!
 3月5日(土) デッキ部バウ側ギャップ修正 残りもあと2.5段
残ったパテにウッドフラワーを混入し隙間を埋める
 3月3日(木) 試作3号艇プランキング予定 根木工房

3号艇今週の遅れを取り戻すべく?
1段半勝手に?プランキング・・・
そんなときに限って・・・いろいろあります
最後に来られたおおぶしさん差し入れありが
とうございました。また 渚」きたがわさん
こちらも差し入れどうもありがとうございま
した。文句を少なめにグダグダ言いながら
もう少しだけ頑張ってみようかなぁ・・・
あくまで出来る範囲で もうすぐ出来なくな
ったら?スンマソン・・・。

もうちょっと3号艇 わたなべ&おおぶしさん来訪
 2月の結果 寒い中 少しは進んで良かったとは思います
でもこのペースだととても1年で出来るか?
不安ですね。でもがんばろうよ。懸案である
のと森林組合・能登ウッドとの話し合いの件は
結局今月も実現されなかった どうなるの?
昨年11月に決められた左記の件 1月の段階で
もう一度確認されたが 未だ進展がない 今後の
進捗に問題を残す結果となりました。
でもみんなで楽しくワイワイ・ガヤガヤと物作りを
出来ることは素敵な瞬間です 大切にしたいですね
 2月27日(日) 寒いけれどもう少し頑張って進めよう!
穴水B&G艇庫
今日も雪の中挫けずにやったね お疲れ様
でむら・おかざき・小川・わたなべ
 2月26日(土) 制作にあたっての説明会(注意点・問題点
最終的に必要になるものの確認・費用等
についてもお話をしようと思ってます。)
穴水B&G艇庫
久しぶりの全体作業 皆さん忙しい中集まりました
ストロングバックにモールド取り付け 各自悩みな
がら楽しく作業?差し入れもたくさん お疲れ様!
でむら・新田・おかざき・小川・おおふし・わたなべ
 2月21日(月) 試作3号艇デッキプランキング・コーミング
作り予定
穴水根木工房午後〜予定・・・。雪が・・・
写真は次回・・デッキ部左右1.5段プランキング
コーミング部下部取り付け確認作業?
二三味・わたなべ(3時間)
 2月20日(日) ウッドシーカヤック作り
試作2号艇改型6艇(試作)・・・
穴水B&G艇庫
ZO艇午後からモールド取り付け・確認作業
プランキング1段目開始も手順前後で・・・
はやし・おかざき・わたなべ 
 2月18日(金) ウッドシーカヤック作り
穴水B&G艇庫
K艇キールライン ZO艇モールド取り付け準備
はやし・わたなべ
 2月17日(木)午後B&Gにて 以前とほとんどかわり無い様子ですが道具や
作業台・治具ばかり増えたようです。
 2月14日(月) 試作3号艇デッキプランキング予定
根木工房
(ボトムは昨年既に完成 あとはデッキと
カップリング〈上と下の張り合わせ〉
コーミング〈センターの穴 人が乗り込む所〉
取り付け 椅子と 前後のハッチ・隔壁
もちろんFRP処理もします・・・
やっぱ1年がかりになりそうです!)
5月連休に間に合うかなぁ〜?

デッキ部左右難しいところを2段ぐるぐる巻き!
にざみ・わたなべ(3時間)
 2月12,13日B&G艇庫手伝い予定行ってみるも2日間とも誰も来た様子がない・・・
 2月 7日(月) 試作3号艇デッキプランキング(根木工房)
午後2時〜5時まで

後ろ左右3段前左右2段プランキング
にざみ・わたなべ(3時間)
 2月 6日(日)午後から穴水B&G艇庫 手伝い予定 午後から型確認調整 ストロングバックに型固定
準備 おかざき・わたなべ
 2月 5日(土)午前中B&G手伝い予定午前10時午後3時とB&Gへ作業者ナシ・・・
 2月 1日(火) 穴水B&G艇庫進捗具合確認・・・
寒いからなかなか大変だねぇ〜 根性かなぁ〜

順調に進行モールド固定 北川氏艇
みんな頑張って作りましょう!やるだけやって
解らなければ連絡ください 応援致します!!!

新焼き鳥方式 珠洲Oさん艇
 1月31日(月)3号艇プランキング雪のため中止
 1月24日(月) 3号艇H17年スタート
デッキ制作プランキング予定
今後の予定 デッキプランキング3〜5日
FRP処理下準備(型修正 研磨等)
FRP作業デッキ表面#200ガラスクロス
エポキシ樹脂コーティング作業
コーミング作り1日 コーミング接着1日
FRP処理下準備(デッキ裏側)
FRP作業デッキ裏側#200ガラスクロス
エポキシ樹脂 バウ・スターンは別行程で
ハッチ取り付け作業 グラブループ取り付け
カップリング作業(デッキ・ボトム貼り付け
内側・外側)隔壁・椅子・足掛け取り付け
デッキプランキング バウ側左右2枚スターン側
左右1枚(3時間)にざみ・わたなべ
 1月23日(日)新規6艇(試作2号艇改)準備出村さん一人で作業中 モールド設定準備
 1月22日(土)新規6艇(試作2号艇改)準備中新田・出村 モールド切り抜き作業
H17年1月15日 B&G艇庫にて 新規4艇START予定
今年5月いっぱいの完成を目指すとのこと?
(N氏談)
モールド型抜き ストロングバック固定作業
大伏艇単管利用 新方式焼き鳥方式 
新田・大伏・小川・林・わたなべ

記・・・ストリププランキング、シーカヤック制作の注意点
型紙の左右対称・センター・基準ライン・キール部(深さ1cmカット)を確認のこと 型紙からモールドに移す際左右
対称・センター・基準ラインを正確に 表裏に記入のこと キールが入る部分は特に注意 モールド切り抜きを正確に
(出来るだけ)線の上をカットする(カット後表裏の確認・キール部は細心の注意のもと確実に・深さ注意型紙再確認のこと)
艇台(ストロングバック)に固定の際にモールド固定幅確認・基準線を再確認 取り付け補助板サイズ各種15枚うち
10枚は艇台の幅で同サイズ・左右に傾がり段違がでないように注意(出来るだけ)***ただし後で修正が簡単に出来る
のであまり神経質になる必要は無い・・・でも出来るだけ正確な方が後は楽!ですが・・・(1ft間隔は30cmと
考えてください)
キールは接合前にステムに合わせ成型しておくこと。材 縦方向の接合については垂直切断面積の10倍を目安に
まとめて一度に削る方が無難。(4枚か6枚を平行に並べてまとめて綺麗に削ります)
ステムに合わせて曲げる前に接合部分を削ってください。1ft間隔でモールド固定 キールを入れバランスを見る 
キールをモールドに固定(確実に1ft)基準ラインに左右材を仮止め(確実に1ft間隔で)1番・17番型ステム部は
テンションがかかるので補強し上がり下がりがないように工夫のこと(モールドセンター3枚は同じ高さです後ろは1cm
前は0.5cmずつ下がってゆきます 型紙で確認してください)この時中央9番のモールドから固定する方がやりやすい
中央から先端へ向けて順次固定して行きます。センターキールをエポキシパテにて接合接着仮止めした後1m程度の材を
利用してモールドを削り(前後のバランスを見て 滑らかなラインになるように型の厚みの半分を削る)ます 出来るだけ
左右対称にまた削りすぎぬように注意します。(モールドに高さ・幅をそれぞれ記入しておくとわかりやすい)
1番・17番 のステムにキールを仮固定 この時使用したスクリュー釘はプランキングが進み隠れる前に必ず抜いて
おくこと 2,3番16番の型は細いので天蚕糸等を利用してキールを固定する(これは後ほど裏側から切るのでそのまま
作業を続けます)喫水ラインより上に向け幅広にステム部を加工します プランキング材は必ずキールに止め付けます 
左右から引っ張られるのでセンターが出ているか毎回確認してください。ここもジグを工夫して作り出来るだけ釘等を
使用しない方が綺麗に出来ます。先端の固定方法についてもジグを考案中・・・。
モールド及びステムにマスキング(3cm程度の透明なテープを使用する)後1段目をカップリングラインの上に張り
付ける(カップリングラインの確認左右のバランスを見ること)
この際最初の一本はしっかりと固定のこと 2本目からはジグを作成して出来るだけ穴を開けないようにしてプランキング
エポキシ樹脂はしっかりと混ぜること エポキシパテは垂れない程度の堅めに作る この時もしっかりと攪拌します。
プランキングするストリプ材はバウ・スターン近くのカーブを事前に曲げ・ひねりを入れると無理が無く作業が進めれます。
最初パテ作りに必要なエポキシは左右1段で30cc(主剤2:硬化剤1)もあれば充分足りますので作りすぎないように
(無駄ですし 健康にも悪い 過敏症の方は有機溶剤用マスクを使用のことまたラバー手袋も忘れずに)固定の補助に透明
テープ等を使用する またプランキング材が樹脂を吸いますので4〜5分置いてから接着のこと ただあまり圧着すると
樹脂がはみ出ますのでほどほどに)
プランキングは出来るだけモールドに沿いジグを活用する(モールドを抜いた外側の利用しテコの原理でモールドに固定
する自作曲線クランプと言うところか?またゴムバンドや透明テープ等を利用可能)
1段目(カップリングライン)からモールド幅30cmを再確認(左右とセンター3ヶ所) 1段目に穴を開けたくない
場合はカップリングライン下に捨て材を固定すると良い。
特に先端に近い部分はテンションがかかりやすい為熱をかけて型に馴染むよう曲げること
先端部は確実にキールに接着固定のこと プランキング完了後アウトサイドステムを装着する事となります
プランキングが進み7〜8段目にかかると細長いフットボールラインが見え始める プランキング材両端は注意して削り
センターキールラインに合わせ止めつけること(アウトサイドステム取り付け位置の確認をしておくこと) 
*:荒削り(#80)後アウトサイドステムを装着樹脂にウッドフラワーを混入して隙間をパテ埋めする 
乾いてから中削り(#120) 前後のステム部はあまり鋭角にならぬよう丸みを持たせて削ります
仕上げは手で丸みを確認しながら丹念に磨く (パテのシミはあまり気にしなくとも良い)
*:FRP処理@ハルに2層積層する場合は1回目ガラスクロスを半分に切りセンターキールライン上で2〜3cm
重ね合わせる、樹脂はセンターから前後にかけて出来るだけ垂れないようにスクレーパーなどを利用して作業します。
先端部はクロスがたぶらないように気を付けて巻くように重ね合わせる 角度のあるスターン側はクロスをカットする
翌日あまり硬化が進んでかちかちになる前に余分なクロスをカッターなどで切り取る
FRP処理A2層目は普通にクロスを置き樹脂をかけます(1層目にバリ・段差がある場合はペーパー等でならす)
またこの段階(本体を型から抜く前に)でカップリングラインの確認と印をもう一度現状で入れること
完全硬化後 型から外して裏側を荒削りします 外側をちゃんと処理しないで外すと分解の危険性があります!
2層目はカップリング後仕上げの段階で張ることも出来ますが 中性洗剤を入れぬるま湯にて洗浄(アセトンも可)
をしないと剥離する可能性があります
注 穴水カヤック工房NOTOではハル外側積層は1層なので普通にクロスをかけて処理をします。
また夏期 温度が高いのでエポキシ混合量は少なめに もしくは広い面積か樹脂の温度を下げる工夫が必要になります。
*:FRP処理B型から本体を抜き 内側を荒削り キール部角を落とす パテ埋め後(キール部含む)センター4m弱
は普通にクロスをかけ前後特にスターン側はストレートには無理があるのでクロスをバイアスになるように置き樹脂を
かけます 樹脂作業中ある程度硬化した段階で泡や気泡がでる部分が出てきます 丁寧につぶすか脱泡をしてください
後でピンホールになることもありますし強度も下がります。(ここまででハル船底部が出来上がります)
*:焼き鳥方式ではモールドを180°回転させデッキ部のプランキングを開始 その際にコーミング部取り付け予定
裏側に一回り小さいものを捨てに取り付ける(位置決めと作業性の向上)カップリングラインから2〜3段プランキング
その後 バウサイド・スターン側ともにセンターを確認してコーミングに向けてセンターからプランキングを進める。
*:デッキ側の型をストロングバックに再固定 バウ先からスターンまでの長さをもう一度確認し プランキングを
始めます。その際にコーミング下地板を型に張り付け 作業性を向上させます。サイドの5m材2〜3段を左右に貼り
次にコーミング前後のセンターを確認し中央から張り出します コーミングのサイズをどの様にするか確認・考えた後
始めてくださいね。この場合もカップリングライン下に一枚捨て材を張ることで穴を空けずに進行可能です。
*:コーミング部・バウ側・スターン側ハッチの位置を事前に決め作業を進行させる センターはくりぬき位置にて
プランキング材を固定すると穴がわからなくなります。
*:こちらも終了後研磨してFRP作業を表裏おこない その後ハッチを慎重にくり抜きます 特にコーミング部は
折れやすいので取り扱いを注意しておこないます。コーミング周りハッチ周りを強化し 取り付けます。
*:カップリングの前にグラブループ固定金具 コーミング ハッチ強化 アイストラップを取り付け裏から補強します
カップリング作業 ハル・デッキを合わせます この際出来るだけ無理のない方が良いのですが タイダウン等を利用
して合わせ 内側からクロステープを良く脱泡したうえ上下を貼り合わせます 片方をセンターと前後に分けて張る方が
無難です 内側を張る際にはくれぐれもエポキシを吸わないように気を付けて作業を進めます。内側が完全硬化後タイ
ダウン等固定器具を外し外側を丁寧にクロステープを張ります 薄いテープの場合2重に張れば良いと思います。
またハル(ボトム側)2度目の積層をカップリングラインのちょと上まですることにより強化することが出来ます。
*:隔壁の取り付け 前後の隔壁を取り付け 足かけ・サイブレイス・椅子等を固定します ハッチ関係も確認して
下さい。方法はいろいろあると思われますが オーソドックスにやるか簡略にするかは 用途によります。
*:後は艤装・オーバーコートコーティング2回・次に劣化防止剤入りコーティング材を綺麗に塗装して仕上げます。
*:椅子を固定する前に試乗して重心位置を確認することもお忘れ無く あくまで試作艇はまねた艇ではありません!
全くのオリジナルのためいろいろと問題が出てくると思われます。なにぶん試作艇ですので 次に繋がるように
問題点を一つずつ解決しながら また型等に変更点・問題点を必ず記載してくださいね。上手く出来ることを祈ります。
***県産材を利用してウッドストリププランキングによる16ft(4.8m)シーカヤック作り
*ストロングバック・モールド切り出し・固定 確認作業 10時間(2日間)
*ボトム(ハル)プランキング(材曲げ・接合含む)   50時間(10日間)
*穴埋め・補修・荒削り・研磨 FRP作業       10時間(2日間)
*内側 補強 パテ入れ 荒削り FRP作業      10時間(2日間)
*モールド再設定(デッキ部)確認作業等         5時間(1日間)
*デッキ プランキング                40時間(8日間)
*デッキ表面 補修・荒削り・仕上げ研磨 FRP作業  12時間(2日間)
*デッキ内側 補強 パテ入れ 荒削り FRP作業    8時間(2日間)
*コーミング切り出し 制作・取り付け作業       25時間(5日間)
*バウ・スターンハッチ取り付けと下地作業       15時間(3日間)
*カップリング (内側・外側 合わせ パテ入れ&補強)15時間(3日間)
*バウ・スターン隔壁取り付け              5時間(1日間)
*艤装・椅子取り付け ハッチ防水作業 コーミング仕上げ20時間(4日間)
*オーバーコート作業 ポリウレタンコーティング作業   5時間(3日間)  総合計は230時間前後〜・・・
>>>>費用(今回必要経費)ただし要らない材も多く購入(4m材100本)
*材料費(16ft艇) ウッドプランキング材(ビード&コーブ加工)
杉 5m材  20本×¥1,260        ¥25,200 
杉 4m材  50本×¥  840        ¥42,000
杉 4m材  未加工材5本×¥840?      ¥ 4,200 価格異常 加工賃っていったい何なの???
コーミング用・ハッチ下地ベニヤ           ¥  800
システムスリーエポキシ5.7リッター(硬化剤含む)¥20,000(19,100+送料他)
ガラスクロス(平滑6オンス20m)        ¥12,000(25mの場合¥15,000)
(ボトム2層積層の場合には+5m追加で25m必要になります)
ガラスクロステープ(カップリング・補強用)    ¥ 4,000
骨材・他                     ¥ 2,000

型に使用したプライウッド             ¥ 9,519
                     合計 ¥119,719ー
会員支払い合計¥137,000也???(残った4m材45本は次回転用とのこと)

また会員価格には基本的なものしか含まれておらず 他にも下記のものが必要になります。
価格には施設利用料(?)・指導料(?)・設計料(普通型紙が1〜2万で流通?)
艇台・ストロングバック製作購入費用は含まれておりません。(焼き鳥方式だと6〜7千円程度)
また工具各種・治具(差し金・クランプ等)・消耗品(テープ・ヤスリ・手袋・マスク他)が必要です。
*他にカヤックに取り付けが必要になるものと備品
椅子・足掛け・艤装(デッキライン・グラブループ・アイストラップ・ショックコード・ハッチ防水用品他)
¥15,000〜(仕様による)
スプレースカート・パドル・PFD(ライフジャケット)ここまでが最低必要になるものでしょうか?
¥30,000〜(ピンキリで材質・デザイン・規格等による)
展示する予定の方?は不必要な物もありますけど・・・。

一般の方がキットや完成艇で購入されるとサイズによりますが以下のような予定価格となりそうです・・・
椅子・足掛け・艤装用品(デッキライン・グラブループ・アイストラップ・ショックコード・他)を含む。
オプション(前後ハッチ防水用品 サイズ 容量 デザイン変更)
艇仕様キット一式価格試作完成艇予定価格
シーカヤック1人艇13ft艇ラウンドモデル¥150,000¥350,000〜
シーカヤック1人艇15ft艇ラウンドモデル¥170,000¥390,000〜
シーカヤック1人艇16ft艇ラウンドモデル¥180,000¥410,000〜
シーカヤック1人艇17ft艇ラウンドモデル¥190,000¥430,000〜
シーカヤック2人艇20ft艇¥ 未定¥ 未定
カナディアンカヌー15〜17ft艇¥ 未定¥ 未定

将来的には2分割艇にもトライしようと思っております。(平成17年4月現在の価格設定です)

月刊 CANOEIST 今年1月号から シーカヤックを作ろうと題して ベニヤシーカヤック
2人艇制作奮戦記が掲載されております。(当店にても¥500にて絶賛販売中です)
オオタケデザインにて制作キット(完全セット)が¥76,000〜で販売されております
とても綺麗な艇でした(当店にて販売 来期にはサンプル艇を試作予定です)



もどる

カヌーあいらんど


E-Mail  : canoe-island@dab.hi-ho.ne.jp  

渡邊 徹(わたなべ とおる)