長野・善光寺への旅

七年に一度の「善光寺御開帳」へ参詣するため、長野に行ってきました。
長野には母の実家があり、親戚がいますが、私が長野を訪れるのは本当に久しぶりでした。
今回は親戚の家にお世話になり、善光寺以外の場所へも案内してもらいました。


日にち:2003年5月24日(土)〜25日(日)
同行者:母

善光寺
  「牛に引かれて善光寺参り」で有名な善光寺。御本尊は「秘仏」なので非公開だが、御本尊の身代わりとなっている「前立本尊」が7年に一度公開される(御開帳)。御開帳に参詣するとその御利益は7年間続くという。
 しかし、土日に行ったせいか境内は大変な賑わいでした。善光寺は今年のGWで一番人出が多かった場所だったとか。

善光寺本堂(国宝。1707年に完成)※朝なのでまだすいている。

柱と前立本尊が紐で結ばれていて、柱にさわるとご利益がある

昼間。参詣待ちの人々。

柱にさわる人々。

善光寺の文字にハトがいます。

経堂(重要文化財)

経堂:内部に八角の輪蔵がある

仁王門の説明

仁王門全景

仲見世のようす(早朝)

梵鐘。長野オリンピックの開会に使われた。

釈迦堂

中のお釈迦様は横になっている

丘の上にある雲上殿


小布施
 長野市から車で1時間くらい行ったところに、「栗」で有名な小布施(おぶせ)という町があります。近年「観光に力を入れている」とかで、歴史を感じさせる落ち着いた街並みの中に、お洒落なお店が並んでいるようでした。(時間があまりなくて、じっくりとは見られませんでした。)

まずは「北斎館」へ。小布施はあの有名な葛飾北斎が晩年に長く滞留し、画業の集大成をはかった場所だそうです。ここには北斎の肉筆画や版画が多数展示されています。

北斎館入り口

有名な版画。11回も版が重ねられている。

次は「岩松院」へ。こちらの本堂には北斎の描いた大天井図(天井に絵が描かれている)があります。(撮影は不可)。中国から輸入した高価な絵の具を使ったとかで、色彩・光沢は少しも変化していないそうです。他に福島正則公の霊廟などもあります。

入り口の看板

なかなか落ち着いた門構え

一茶がこの池のほとりで、「やせ蛙まけるな一茶これにあり」と詠んだという。

お寺は自然の中にあります。

お寺の近くのぶどう畑

この和菓子屋さんで休憩

栗の餡ののったあんみつ

最後に、小布施の街並み


川中島古戦場

 長野駅から車で30分くらい行ったところに、川中島古戦場跡があります。ここは戦国の名将、武田信玄と上杉謙信が13年にもわたる長い戦いを繰り広げた場所です。訪れた場所は、武田信玄側の八幡原という所です。

きれいに整備され広場になっている

長野市立博物館

説明書き

上杉の旗

上杉謙信と武田信玄の銅像

武田側が敵味方の区別なく死者を葬ったという首塚

執念の石。謙信を取り逃がした家臣が悔しくて、刀をこの石に突き刺したという。

八幡社


松代〜帰宅

川中島の後は、古い街並みの残る松代町で武家屋敷を駆け足で見学しました。重要文化財の「旧横田家住宅」です。江戸時代末期の様式になっています。
 そして、急いで長野駅に戻り、長野新幹線で帰宅の途につきました。

看板

入り口

主屋

入り口の看板

そして長野新幹線で家路へ...

おみやげ1(長野名物おやき)

おみやげ2(お菓子)

善光寺の唐辛子、川中島のリンゴとあんず

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