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★2002年に見た映画★
(*印は2002年日本公開作品。順番は私が映画を見た日付順です。)
1.ハリーポッターと賢者の石*

2.プリティ・プリンセス*

3.プリティ・ブライド

4.ロードオブ・ザリング*

5.モンスターズインク

6.初恋のきた道

7.宋家の三姉妹

8.活きる*

9.ウエディングプランナー

10.ピンポン*

11.命*

12.チョコレート*

13.ブリジットジョーンズの日記

14.ペリカン文書

15.山の郵便配達人

16.グリーンマイル

17.少林サッカー*

18.マイノリティレポート*

 【2002年、私のベスト3】
 順位をつけるのは難しいけど、あえて選ぶなら...
「初恋のきた道」、「活きる」、「マイノリティレポート」

[お断り]
表の中の「評価」は最高で★5つです。私の独断と偏見で採点しています。
映画情報には多少誤りがあるかもしれません。



ハリーポッターと賢者の石  (2001年イギリス?映画)
Harry Potter and the Philosopher's Stone
鑑賞日:2002年1月
評価:★★★★
<あらすじ>
主人公のハリーは幼い頃に両親を亡くし、母の妹夫婦の家で育てられてきたが、満足な部屋も与えられず、いとこのダズリーにはいじめられ、幸せとは言えない生活を送っていた。しかし、11歳の誕生日に突然「魔法使いの学校」から入学案内を受け取る。何と、彼の両親は魔法使いで、彼が今まで不思議な力を持っていたのも両親からその力を受け継いでいたからだったのだ。そしてハリーは魔法使いの学校に入学し、新しい仲間と出会い、立派な魔法使いになるため様々な勉強・冒険をしていく。
<感想>
私はこの作品、映画の前に英語の原作本を苦労しながら読みました。原作の世界が忠実に再現されていたと思います。本だけでは想像できなかった景色や本の世界が映像になるのって素晴らしい!風景や建物、式典でのごちそうの数々、カエルチョコまでもが忠実に再現されていました。自分が子供だった頃に見ることができたら、もっと楽しかったかも。でも、上映時間が結構長くてつらかった。
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2.プリティ・プリンセス  (2001年アメリカ映画)
<出演>アン・ハサウェイ、ジュリー・アンドリュース他
鑑賞日:2002年2月
評価:★★★★
<あらすじ>
主人公のミアはとても内気でさえない女の子。通っている高校でもいつもなるべく「目立たないように」行動しながらも素敵な恋愛に憧れています。しかし、ある日突然、自分がジェノビア国の王女であることを告げられ、女王である祖母の元で王位を継承するための厳しい特訓が始まります。実は昔母が愛した相手(亡くなった父)が皇太子だったのです。王位を継承するか、それとも普通の女の子として生き、普通の恋愛をするか、ミアは悩みます。その選択はいかに...
<感想>
映画を見る前は、プリティ・プリンセス、プリティ・ブライドに続くプリティシリーズか…今までの延長路線かな?と思っていたのですが、涙あり、笑いありで予想以上に楽しめました。主役のアン・ハサウェイ(最近はラックススーパーリッチのCMに出ている)の可愛らしさもさることながら、ジューリー・アンドリュースが年をとっても素敵! 久しぶりに「サウンドオブミュージック」を見たくなりました。
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3.プリティ・ブライド  (1999年アメリカ映画)
<出演>ジュリア・ロバーツ、リチャード・ギヤ、他
鑑賞日:2002年2月
評価:★★★
<あらすじ>
ジュリアロバーツ扮するヒロインは、今まで3回、結婚式の当日に逃げ出してしまい、「逃げた花嫁」として有名になっていた。しかし、彼女にはフィアンセがおり、次の結婚式が近づいてくる。そんな彼女をリチャード・ギア扮する元新聞記者が追いかける。そして二人は自然と恋に落ち、結婚することになるが...今度は逃げずに無事結婚式を行うことができるのか?
<感想>
ジュリア・ロバーツとリチャード・ギアのゴールデンコンビが送るラブコメディ。コミカルな映画で、楽しめたけど、少し新鮮味に欠けるような気もした。きっと男の人はあまりこんなタイプの映画は見ないのだろうな...
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4.ロード オブ・ザ リング  (2001年アメリカ映画)
The Lord of the Rings
鑑賞日:2002年3月
評価:★★★
<あらすじ>
全世界を制圧する魔力を持つ指輪をめぐる、果てしなく壮絶な旅。(映画の広告より)
−話が複雑なので説明省略します−
<感想>
こんな長い映画(約3時間)は久しぶりで、お尻が痛くなったけど、面白かった。出演者がとても美しくてうっとり(~o~)。特に弓の名手が超美形(タッキー似)。映像で見るのは簡単だけど、原作を全部読破するのはとても大変だと思う。でも、原作を読んでこそ本当にこの物語を理解できるのではないかと思う。
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5.モンスターズインク (2001年?アメリカ映画)
Monster's Inc.
鑑賞日:2002年5月
評価:★★★★
<あらすじ>
モンスターズインク(モンスター株式会社)は日々、モンスターシティに十分なエネルギーを確保するため、夜な夜な世界中の子供達の部屋に忍び込み、子供を驚かし、悲鳴を集めている。しかし、モンスターたちにとって人間の子供は天敵!ある日、ちょっとした手違いから女の子がモンスター達の世界に入ってきてしまった。しかも、主人公のモンスターはその女の子を好きになってしまったから、さあ大変!
<感想>
とても安心して見ることのできる映画。(暴力や恋愛シーンは全然なし。子供向けだから当たり前?!)いろんな種類のモンスターが出てきてかわいかった。中には「目玉のおやじ」のパクリかと思われるようなものもあったけど(^_^;)。CG(コンピュータグラフィック)ってすごいと思う。
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6.初恋のきた道 (2000年中国映画)
<監督>張芸謀(Zhang Yimou)
<出演>章子怡(チャン・ツィイー)、チョン・ハオ
鑑賞日:2002年5月
評価:★★★★★
<あらすじ>
村で祖母と一緒に暮らす18歳のディは、ある日久しぶりに村にやってきた20歳の青年教師を一目みて、恋に落ちる。ディは先生に食べてもらいたい一心で毎日一生懸命、お昼ご飯を作って学校の建設現場に持っていく(しかし、それは実際には誰が食べるのかはわからない)。また、学校ができてからも朗読する先生の声が聞きたくて、いつもよりも遠い、学校の近くの井戸へ水を汲みにいったりする。そんなある日、ディの家で食事をしてもらう機会が訪れ、先生はようやくディの気持ちに気づく。だが、先生は右派という疑いをかけられ町へ連れ戻される。なかなか戻ってこない先生に会うため、ディは大吹雪の中を町へ行く決心をするが...
<感想>
とっても甘酸っぱくてせつない気持ちになる映画。「純愛」だ。こんなに真直ぐに一途に人を愛せたらいいのにな、と思う。中国農村部の素朴な風景の中で、ピンクや赤の綿入れの服をきた主人公ディの姿がまぶしい。
この映画、とってもオススメ!! やさしい気持ちになれます。
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7.宋家の三姉妹 (1997年日本/香港合作映画)
<出演>マギー・チャン、ミッシェル・ヨー、ビィビィアン・ウー
鑑賞日:2002年6月
評価:★★★★
<あらすじ>
19世紀後半、中国が近代化を目指し始めた激動の時代、資産家の宋家には美しく聡明な三姉妹がいた。三姉妹は仲が良かったが、時代の流れに翻弄され、いつしか別々の道を歩んでいくようになる。長女の「アイ齢」は資産家と結婚し、次女の「麗鈴」は“革命の父”孫文の妻となり、三女の「美鈴」は軍人・蒋介石の妻となる。
“一人は富を愛し、一人は祖国を愛し、一人は権力を愛した...”(映画のCMより)
<感想>
なんとも壮大な物語であった。中国の近代史はあまり詳しくなかったのだが、この映画を見て悲しい歴史がすこし理解できた気がする。国民党と共産党が内戦をしている間に日本軍が中国を侵略していったのは、日本人としてとても悲しい気がした。それにしても、この三人は女性でありながら、陰で中国を動かしたと言えるのではなかろうか。また、三姉妹を演じた女優さんは皆、綺麗でとてもはまっていた気がする。
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8.活きる (1994年中国映画)
<監督>張芸謀(Zhang Yimou)
鑑賞日:2002年7月
評価:★★★★
<あらすじ>
中国近代の激動の時代(日中戦争末期〜国共内戦〜恐怖の毛沢東の時代)を活きぬいた庶民の物語。主人公の「富貴」は資産家の息子だったが、博打に負け、全財産を没収されてしまう。しかし、その後は家族のために得意の「影絵」で生計を立て、したたかに活きていく。途中、戦争に巻き込まれたり、突然子供を失ったり、不条理な要求をつきつけられても、負けずに「活きる」涙と笑いのドラマ。
<感想>
最近、中国映画に凝っています。ハリウッド映画には無い味があります。「活きる」ことは本当に大変。次から次へと悲しくてつらい出来事が起きてもそれにめげずにしたたかに活きて行く人々・・・でもきっと愛する人や家族がいるから頑張れるのだと思う。私は日ごろ、中国の人達は「たくましい」という印象があるのですが、この映画を見て、その理由がわかったような気がします。
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9.ウエディングプランナー (2001年?アメリカ映画)
The Wedding Planner
<出演>ジェニファー・ロペス、マシュー・マコノヒー
鑑賞日:2002年7月
評価:★★★
<あらすじ>
メアリーはやり手のウエディングプランナーとして日々いくつもの結婚式をまとめあげている。しかし、彼女は独身で自分の結婚に対しては苦い思い出があり、なかなか出会いのチャンスもない。そんなある日、通りがかったスティーブに助けられ、恋心を抱くようになるが、実は彼は自分がプランニングしているカップルの花婿だったのだ...
<感想>
私は以前、「マシュー・マコノヒー」が気に入っていたので、この映画を見てみた。数年前に比べて彼はやはり年をとったような...彼の登場の仕方がとてもクサかったり、話としては先が読めるような内容だったけど、やっぱりハッピーな話は後味がよい。メアリーのお父さんが見合い結婚でも幸せになれると語っていたのが印象的だった。
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10.ピンポン (2002年日本映画)
Ping Pong
<原作>松本大洋 <出演>窪塚洋介、ARATA、サム・リー、中村獅童
鑑賞日:2002年8月
評価:★★★★
<あらすじ>
ペコ(窪塚)とスマイル(ARATA)は幼なじみで、ペコはスマイルににとってヒーローそのものだった。しかしペコはインターハイで中国からきた留学生チャイナ(サム・リー)に完敗し、卓球をやめることを考える。そんなペコをよそに、スマイルはコーチに才能を見出され才能を開花していく。そんなスマイルに熱い視線を送るのが卓球の名門、海王高校の主将ドラゴンである。ドラゴンは強い。しかしその強さの裏側ではプレッシャーと戦い、努力を惜しまず練習をする姿があった。ペコはまた、初心に戻り卓球を復活する。それぞれが、それぞれの思いを胸に、また夏が、インターハイがやってくる。
<感想>
卓球が熱い!!昔は「暗い」というイメージのあった卓球が、こんなに熱い映画になるなんて...また、それぞれのキャラクターが個性的で、とにかく面白かった。激しい卓球のシーンがCGで作られているというのも驚き。また、その舞台となっている体育館は茨城県水海道市の体育館で、実は、私、高校時代にプレーしたことがあるかも(もちろん初戦敗退だったけど)。映画の後で原作を読んでみたけど、原作はまた違う味があって面白かった。
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11.命 (2002年日本映画)
<原作>柳 美里 <出演>江角マキコ、豊川悦司
鑑賞日:2002年9月
評価:★★ (ちょっとキビシイ?!)
<あらすじ>
柳 美里の自伝的小説を元にした映画。柳はある日、不倫相手の子供を身ごもってしまう。産むかどうか迷ったときにかつての恋人、東の元を訪れる。しかし、東はは癌におかされていたのだ。やがて、柳は未婚の母となることを決意し、不倫相手とは別れる。そして東の看病をしつつ、子供を産み育てることにする。東の命が後少しで消えようとしているのを知りながら...
<感想>
うーん、個人的にはあまり感情移入できずにいまいちだった。悲しい映画のはずなのに泣けなかった。何故だろう...男と女がうまくいかなくなった時ってもっと悲惨だし、人を亡くす時ももーっとしんどいものだと思う。それがこの映画ではあまりうまく描かれていなかったような気がする。
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12. チョコレート (2001年アメリカ映画)
Monstar's ball
<監督>マーク・フォスター <出演>ハル・ベリー、ビリー・ボブ・ソーントン
鑑賞日:2002年10月
評価:★★★★
<あらすじ>
死刑囚の夫と幼い息子を相次いで亡くした女と(ハル・ベリー)、と愛することを知る前に息子を自殺に追いやってしまった人種差別主義者の孤独な男(ビリー・ボブ・ソーントン)。愛を知ることによって人生を取り戻していく男と女の新たな出発を描いたちょっとビターなラブ・ストーリー。
<感想>
あの、「おすぎ」も大推薦していた映画。衝撃的なシーンも多く、見終わった後の気分は爽快という訳にはいかなかったが、とても考えさせられる映画だった。死刑制度、人種差別、家族や恋人を愛すること...うーん難しい。でも、一つ確かなことは、人は一人では生きられないということ。主演のハル・ベリーはこの映画で黒人女性初のアカデミー賞の最優秀主演女優賞を獲得したという。私は彼女の映画を見るのは初めてだったけど、とても綺麗で魅力的な人だと思った。演技力はさすが。それにしても、ミニシアターの作品を地元の映画館で見られるというのは有り難い。
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13. ブリジットジョーンズの日記 (2001年アメリカ映画)
Bridget Jone's Diary
<出演>レニー・ゼルウィガー、ヒュー・グラント
鑑賞日:2002年11月
評価:★★★★
<あらすじ>
30代独身のブリジットの赤裸々な日記を元にした映画。新年の抱負として、お酒とタバコを控え、ダイエットをし、素敵な恋人を見つけるという目標を立てるが、なかなか実現できない。でも、彼女はとっても愛すべきキャラクターである。
<感想>
この映画、私は大好きです。実は見たのは2回目。昨年は映画館で見て、今回はスカパー。恋に仕事にトラブルを抱えるブリジットの気持ちにとても共感できるし、楽しい映画です。一番笑えたのは青い色になってしまったスープのシーン。
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14. ペリカン文書 (1993年アメリカ映画)
The Pelican Brief
<出演>ジュリア・ロバーツ、デンゼル・ワシントン
鑑賞日:2002年11月
評価:★★★★
<あらすじ>
優秀な法学部の女子学生が、自身が立てた国家事件に関する仮説のために国家の陰謀に巻き込まれていくサスペンス。
<感想>
この映画が公開された当時、とても見たかったのですが、機会が無くて今回スカパーで初めて見ました。実は小説は読んだ事があったので、あらすじは知ってたのですが、とてもハラハラしながら見ました。登場人物が多くて一回見ただけで話を理解するのはちょっと難しいかも。ジュリアロバーツが好演。
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15. 山の郵便配達人 (?年中国映画)

鑑賞日:2002年11月
評価:★★★
<あらすじ>
中国の田舎町。今まで長年にわたり郵便を配達してきた父親が引退することになり、息子がその後を継ぐことになった。息子は軽い気持ちで仕事を引き受けたが、郵便配達の仕事は一回に三日もかかる。整備されていない山道や悪路をひたすら徒歩で行くのだ。初めての道を父と一緒に歩きながら、息子は今まで知らなかった父の苦労や家族に対する気持ちを理解していく。
<感想>
セリフは少なくても父と息子の気持ちが伝わってくる良い映画だった。中国の風景が良かった。しかし、一回の郵便配達に三日もかかるなんて驚き。
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16.グリーンマイル (1998年アメリカ映画)
The Green Mile
<出演>トム・ハンクス
鑑賞日:2002年11月
評価:★★★
<あらすじ>
20世紀初め、あるアメリカの刑務所での不思議な話。ある日死刑囚としてやってきた男は人々の病気を治すことができる不思議な力を持っていて、看守(トム・ハンクス)は彼が人殺しはしていないのではないかという疑問を持つが...
<感想>
時間が長くて、重いテーマを扱った映画だったので、見ていてつらくなってきた。良い映画だとは思うが、死刑のシーンはあまり気分よくないし、私はもう一度みたいとは思わない。
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17.少林サッカー (2001年香港映画)

鑑賞日:2002年12月
評価:★★★
<あらすじ>
少林拳法を人々に広めたい青年が、有名な中年の元サッカー選手と出会い、少林拳法とサッカーを融合させることを思いつく。そして、彼らは周囲の人々を巻き込みながら試合を勝ち進んでいく。
<感想>
噂には聞いていたが、すごい映画だ。キャプテン翼の実写版?選手が空を飛び、ものすごい力(能力)でサッカーをする。サッカーのルールなんて関係無くてはちゃめちゃだ。まあ、難しいことを考えずに見れば笑える。
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18.マイノリティレポート (2002年アメリカ映画)
Minolity Report
<出演>トムクルーズ
鑑賞日:2002年12月
評価:★★★★
<あらすじ>
2040年頃の未来のストーリー。アメリカでは超能力者を使って犯罪を事前に防止する画期的なシステムが完成しつつあった。しかし、そのシステムの信頼性は意外な出来事から崩れていく...
<感想>
3時間近い長い映画だったが、全然飽きずに最後まで見れた。ストーリーも映像も良く出来ていると思う。未来の世界の映像が面白かった。それから、トムクルーズはやっぱりカッコイイ!
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