☆ 平成11年度 OB総会・懇親会

が行われました。

 例年通り4月10日(土)、天神大福(熊本OBS48卒)にて総会と懇親会が開かれました。あいにく地方選挙の前日とあって例年よりは少人数の出席でしたが、平成10年度の活動報告と会計報告がなされ承認されました。会には顧問の三池先生以下現役15名も参加し、元気な笑い声を上げてOBを圧倒していました。例年は1つのテーブルにかたまって食事していた現役が、今年は積極的にOB各氏の席に寄り、歓談していたのが印象的でした。

 席上冬至世話人代表より、現役選手の8ペアに対し、船はレース艇も含め5艇しかなく、隔日しか海上練習ができない現状が報告され、中古FJ級の出物もない状態では部員の意欲も減退しかねないとの報告があり、皆で検討の結果、中古のシングルハンド艇を練習用に入手するという方向で今後手配することになりました。さらに現役から、セール(特にジブ)がない現状も報告され、世話人で協議の結果、平成10年度の残金をジブ購入にあて、早速購入の手配をすることになりました。

 ついで、最近現役の練習状態を見守っていただき、また安全面等にアドバイス頂いている谷OB(S28年卒)より、劣悪な練習環境や指導体制にもかかわらず、現役が非常に意欲的で、また幸か不幸か、練習艇の不足がいい意味での部内競争を激化させている、といった活動状況が報告されました。特に救助体勢がなく危険と隣り合わせの練習体勢と、そのことが近隣クラブにおよぼす無形の心労、さらに併せて指導体制が欠如していることから部員が受ける中傷等、見るに耐えない部の練習環境を何とかしなければならない旨の報告があり、会場のOBからは、本部船としてのクルーザーを貸せるという提案や、熊本在住ではあるが時間を探して練習を見て上げようなどとの前向きの発言がありました。いずれも本業が多忙で時間のない方ばかりですが、OB一人当たり1年間に1時間を修猷館のヨット部のために提供していただくことでかなりのことが改善されるのではないかと思えます。 

 このように今年の総会は現役とOBの楽しく、また問題に背を向けない真剣な討議の中に、彼の群小と館歌で閉会しました。

 

 

 

 出席者は以下の通りです(敬称略、数字は卒年)
26小畑 27谷 29結城 28林 32福元 32森山 32森 37原田 39冬至 41山口 45牧角 48熊本 50久芳 56入江 56岡本 H4高 
三池先生 現役全員