BEMANI EXPO 傾向と対策
beatmaniaIIDX 12 HAPPY SKY編


このページの説明

BEMANIシリーズ4機種 (beatmaniaIIDX, pop'n music, GuitarFreaks, DrumMania)合同企画 "BEMANI EXPO"で開催されているミュージシャン当てクイズ「BEMANIナンバーズ」について、 問題を分析したり考察したりするページ。 今回は、beatmaniaIIDX 12 HAPPY SKYからの出題について考察する。

BEMANI EXPO http://www.konami.co.jp/am/bemani_expo/


問題

beatmaniaIIDX 12 HAPPY SKYに収録されている下記の楽曲に参加しているミュージシャンを、 1曲につき2組ずつ、選択肢の中から選べ。 選択肢

泉陸奥彦 / dj TAKA / NAOKI MAEDA
肥塚良彦 / TOMOSUKE / 村井聖夜 / Des-ROW / Jimmy Weckl
あさき / Tatsh / 小野秀幸 / wac / Kozo Nakamura
ショッチョー / DJ Yoshitaka / Naya~n / Handsome JET Project / 佐々木博史

ヒント


解答と解説

double thrash: 泉陸奥彦 & Des-ROW

直感を信じれば答えが見えてくるが、考えすぎるとわからなくなる問題。

イントロの「ギューン」というギターの音は、 泉氏のMODEL DDシリーズで聞き覚えのある人も多いだろう。 速弾きのソロにも泉氏らしさが感じられる。

Des-ROW氏については、曲以外の部分にいろいろヒントが隠されていた。 BEMANI EXPO公式サイトのプロフィールのページで、 Des-ROW氏の代表曲としてなぜかプロレスゲーム "BATTLE CLIMAXX! 2" の楽曲が公開されていたことと、 ジャンル名の "BATTLE 2005"との一致。 ムービー中に、ポップンでDes-ROW氏が参加した楽曲のキャラクターであるJackのイラストが出てきた点。 以上の情報を元に曲を聴き直してみると、後半以降に、 泉氏とはキャラクターの異なるギターの音が出てくることに気がつくだろう。 これがDes-ROW氏のギターパートと思われる。

ところが、このギターが何となく中村氏っぽいと感じて 「Kozo Nakamura & Des-ROW」と誤答した人が少なからずいたようだ。 他の誤答例として、曲調が "rage against usual" と同系統のデジタルロックだったため、 TAKA氏を連想してしまった人もいそうだ。

キャッシュレスは愛情消すティッシュ: あさき & Jimmy Weckl

超難問。

ヒントの「コワモテのサングラスの人」とはおそらくJimmy氏を指していたのだろう。 しかし、"Little Little Princess"のムービーにサングラスをかけた2人組が登場したり、 Des-ROW氏もプロフィール写真でサングラスをかけていたりしたので、 惑わされた人も多かったのではないだろうか。

イントロの声と、中間部のギターを担当しているのはあさき氏だろう。 逆に、それ以外であさき氏を連想させる要素はほとんど見当たらない。

メインのリフのコード進行のフュージョン的なアプローチにはJimmy氏らしさを感じるが、 それは正解がわかったから気づくことであって、 正解がわからない状態でフュージョン→Jimmy Wecklという答えを導くのは無理だろう。 曲調としては村井氏が作ってもおかしくないような雰囲気だ。

Little Little Princess: wac & Handsome JET Project

こちらは正解率が高いと思われる。 逆に「wacがこんな素直な問題を出すとは思えない!」と考え、 あえてwac氏を外した人がいるかもしれない。

女性ボーカルは、wac氏の楽曲ではおなじみの常盤ゆう氏。男性ボーカルはHandsome JET氏。 どちらも特徴的な声の持ち主なので、声を聞いてピンと来る人も少なくないだろう。 Yuei氏のギターの音もギタドラファンにはおなじみだ。 ムービーに出てくる、ギターを弾いている2人組と 眼鏡をかけたピアニストも彼らの特徴をよく捉えている。

加えて、BEMANI EXPO公式のプロフィールの中で、 wac氏がパンクを作ることを示唆しているのもヒントになる (同時にジャズとも書いてあるが、これは"garden"だろう)。


次回はポップンミュージック13 カーニバルから出題されると思われる。 問題が発表され次第、当コーナーで紹介する予定。

* 戻る