耳コピのための家庭用ギタドラ設定集
家庭用ギタドラは各パートの音量を個別に調整できるので、
ギタドラ曲をコピーしている人にとっては耳コピの強力な道具となります。
そこで今回は、耳コピに適した調整の仕方をまとめてみました。
PS2版 GuitarFreaksV & DrumManiaVを例にとって説明しますが、
他のバージョンでも同じような考え方が応用できると思います。
なお、FREEモードを使うため、
隠し曲は既に解禁された状態である必要があります。
設定方法
- メインメニューで「OPTION」を選択し、次に「SOUND」を選択します。
- 「SOUND LEVEL」オプションを下記のように設定します。
残りの項目はいつも通りでOK。
- メインメニューに戻り、「DrumManiaV」の
「FREE」モードを選択します。
- 「PLAYER」オプションを「COM」に設定します。
- 選曲画面で、聞きたい曲の最も難しい譜面(通常はEXT譜面)を選びます。
- オートプレイが始まります。
これで、ドラムの音だけが強調された状態になります。
ドラムの場合、他のパートが完全に消えてしまうと曲のどの部分なのか本気でわからなくなるので、
他のパートも小さい音でうっすら聞こえている方がいいでしょう。
設定方法
- メインメニューで「OPTION」を選択し、次に「SOUND」を選択します。
- 各オプションを下記のように設定します。
- SOUND LEVEL
-
- SOUND ADJUST
-
残りの項目はいつも通りでOK。
- メインメニューに戻り、1P側のコントローラで「GuitarFreaksV」の
「FREE」モードを選択します。
- 各オプションを下記のように設定します。
- PLAYER: ONE ONLY
- FORCED GAME OVER: OFF
- 選曲画面で、聞きたい曲のBASSモードで最も難しい譜面を選びます。
- 曲が始まったらプレイせず、そのまま放置します。
あら不思議。
ベースモードを選んだはずなのになぜかギターの音が鳴っています。
なぜでしょう。
ベースモードの不思議な仕様
どうやら、ギタフリには
「1P側でベースモードでプレイすると、
2P側でギターパートの音がオートプレイされる」
という仕様があるようです。
なので上記の設定ではそれを逆手に取り、
2P側に流れるギターの音だけを聞けるようにしています。
「そんなトリッキーなことしなくても、
単純にギター譜面を選んでオートプレイすればいいんじゃないの?」
と思われるかもしれません。
確かにそれでもギターの音は聞き取れます。
しかし、ところどころWAILINGの「ワーッ」という歓声が鳴ってしまうので、
結構邪魔なんです。
その点、ここで挙げた「ベースモード放置」の方法ならばWAILINGの歓声は鳴らないので、
ギターの音をより集中して聞くことができます。
設定方法
- メインメニューで「OPTION」を選択し、次に「SOUND」を選択します。
- 各オプションを下記のように設定します。
- SOUND LEVEL
-
- SOUND ADJUST
-
残りの項目はいつも通りでOK。
- メインメニューに戻り、1P側のコントローラで「GuitarFreaksV」の
「FREE」モードを選択します。
- 「PLAYER」オプションを「COM/HUM」に設定します。
- 選曲画面で聞きたい曲を選びます。
譜面は1P側はBASSモード、2P側はGUITARモードで最も難しい譜面を選びます。
- 曲が始まったらプレイせず、そのまま放置します。
ベースをオートプレイ、ギターを放置
ギターの項で述べたとおり、ギタフリには
「1P側でベースモードでプレイすると、
2P側でギターパートの音がオートプレイされる」
という仕様があるようです。
なので、単純に1人オートプレイでベースモードにするとギターの音も一緒に鳴ってしまいます。
そこで、ベースとギターの2人プレイ状態にしておき、
ベース側だけを演奏させるというのがこの設定の趣旨です。
なお、WAILINGの「ワーッ」という歓声は残念ながら消せません。
設定方法
- メインメニューで「OPTION」を選択し、次に「SOUND」を選択します。
- 「SOUND LEVEL」オプションを下記のように設定します。
- BGM: 9(最大)
- DRUM: 1(最小)
- GUITAR: 1(最小)
残りの項目はいつも通りでOK。
- メインメニューに戻り、「SessionV」の
「FREE」モードを選択します。
- 各オプションを下記のように設定します。
- PLAYER: DM HUM, GF1 HUM, GF2 なし
- FORCED GAME OVER: OFF
- 選曲画面で、聞きたい曲を選びます。
譜面はドラム・ギターとも最も難しい譜面を選びますが、
ギターはBASSモードにしておきます。
- 曲が始まったらプレイせず、そのまま放置します。
要は「仮想3人セッション放置プレイ」
本来ならばドラム・ギター・ベースの3人セッション状態で放置プレイすればいいのですが、
実際に3人セッションモードにすると、
ギタフリの譜面モードを変えるにはマルチタップが必要なため、
マルチタップを持っていないとドラム・ギター・ベースのセッション状態を作り出すことができません。
そこで、上で述べた
「1P側でベースモードでプレイすると、
2P側でギターパートの音がオートプレイされる」
というギタフリの仕様を活用します。
つまり、
「ドラム・ベースでセッションすれば、
実際に鳴る音としてはドラム・ベース・ギターでセッションしているのと同じ」
なのです。
というわけで上に挙げた設定ではドラムとギターを放置して鳴らないようにして、
かつオートプレイで鳴るギターを音量最小に設定しています。
実際には、ギターはバックの音にかき消されてほとんど聞こえないはずです。
設定方法
- メインメニューで「OPTION」を選択し、次に「SOUND」を選択します。
- 「SOUND LEVEL」オプションを下記のように設定します。
残りの項目はいつも通りでOK。
- メインメニューに戻り、「DrumManiaV」の 「FREE」モードを選択します。
- 各オプションを下記のように設定します。
- PLAYER: HUM
- FORCED GAME OVER: OFF
- 選曲画面で、聞きたい曲の最も難しい譜面(通常はEXT譜面)を選びます。
- 曲が始まったらプレイせず、そのまま放置します。
要はドラムだけ抜いたもの
コードを取るということは、音程のある楽器は全部必要で、
それ以外は全部不要なわけです。
だから単純にドラムだけ抜いてしまえばOK。
当サイトのコード譜の中で参考音源の欄に家庭用ギタドラVが書かれているものは、
この設定で聞き取ったものです。
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