各カラーの説明と特徴
ちょっと詳しく知りたい人向け |
a.アルカリカラー |
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1剤中のアルカリの働きで毛髪を膨潤させてキューティクルを開く |
2剤中の過酸化水素水の働きでメラニン色素が分解されて脱色が行われ、染料が毛髪内部に入り込み発色が始まる |
メラニン色素の脱色で明度が上がり、染料が酸化重合して大きな分子になり毛髪内部で色が定着する |
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特性 |
注意点 |
色調、明度が豊富にある。
1回の使用量でしっかり染まり、シャンプーしても色落ちしない。 |
人によってはかぶれることがあるので、パッチテストの必要がある。
髪の手入れが十分でない場合、毛髪のダメージをともなうことがある |
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b.酸性酸化染料 |
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薬剤の水分の働きで毛髪が膨潤してキューティクルが開くが、薬剤が弱酸性〜中性のため開きぐあいは小さい |
染料が毛髪内部に入り込み発色するが、薬剤が弱酸性〜中性のためメラニン色素の分解はほとんど無く脱色も弱い |
染料が酸化重合して大きな分子となり、毛髪内部に色が残る |
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特性 |
注意点 |
髪の膨潤やメラニン色素の分解が少ないいため、髪の痛みがほとんどない |
脱色作用がほとんど無いために、ベースの色の変化があまり無い(黒に近い色にしか染まらない)。
アルカリカラーより色素の定着が悪い。
人によってはかぶれることがあるので、パッチテストの必要がある。 |
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c.ライトカラー |
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メラニン色素を分散する |
分散されたメラニン色素はアニオン性(マイナスイオン)を帯び始める |
髪の内部に浸透したカチオン性(プラスイオン)の染料がイオン吸着して発色し、メラニン色素を安定した状態に戻す |
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特性 |
注意点 |
メラニン色素をあまりブリーチしないので髪の痛みが少ない。 |
色が限定される。
地毛に対し3トーン以上明るくできない。 |
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d.ブリーチ |
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1剤のアルカリの働きにより毛髪を膨潤させてキューティクルを開く |
過酸化水素水の働きでメラニン色素が分解され、脱色が行われる |
脱色されたことにより毛髪の明度が上がる |
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特性 |
注意点 |
酸化染料が使用されていないため、かぶれを起こすことがほとんど無い。 |
メラニン色素の流失が起こるため、ダメージが大きい。
地肌にも刺激が起きやすい。
髪の手入れが十分でない場合、髪を痛めるおそれがある。 |
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e.マニキュアと酸性カラー |
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毛髪の + イオンに酸性染料の持つ - イオンが結合し、染毛される。染料はキューティクル付近にイオン結合するのみで毛髪内部まで浸透しない。 |
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特性 |
注意点 |
髪の表面付近に色素が吸着するため、ツヤを出すことができる。 ポリマーのコーティング作用により、毛髪を保護する。 |
脱色作用が無いので、黒色の髪を明るい色にはできない。
シャンプーによって、少しずつ色落ちする。
汗などでも色が落ち、衣服を汚すこともある。 |
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