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(当店が、把握しているものです。内容に責任はもてません)

鑑定書の評価が甘いだけで問題のないダイヤです。


ココ山岡のダイヤに添付されている鑑定書です。

上の画像は、ココ山岡のダイヤに、添付されていた鑑定書です。全日本宝石研究所というのは、現在存在しないと思われます。

 評価は、一応 1.02ct H VS2 VERYGOOD が出ています。

 このダイヤを、中央宝石研究所で、ソーティング(証書にする前の簡易鑑定のようなものです)に出したところ

 下記の結果となって帰ってきました。 

業者間では、この状態で取引します。


上記のココ山岡のダイヤです。
ネックレスから取りはずしたものです。

スキャナで、撮りました。
自然光では、こんなふうには見えません。
 
異なっている点は、
 1 サイズ このくらいの誤差は、問題ありません。中央宝石研究所でも、新しい鑑定書を
   作成 したりすると100分の何ミリかは、変わったりします。

 2 重量 1.02ct で変わりありません。←私の経験では、この鑑定機関の重量(カラット数)は、まともだと思います。

 3 カラーグレード H→I  1ランク下がりました。

 4 クラリティ−グレード  VS2→SI1 1ランク下がりました。

 5 カット  変わりありません。


 個人的な意見ですが.....
  ココ山岡製のダイヤは、年代で、とても、ばらつきがあります。
    初期のものには、正直に書かれているものもありますが、その初期のものでも4Cは、問題ないのですが、
    蛍光性にSTRONG系(ぎらつき)のものが見受けられたりします。
    後期のものについては、例えばカット評価は、鑑定人に、あまり左右されず比較的客観的に評価されるものなのですが
    実物と大きく異なるものも見受けられます。
    カラーグレード クラリティグレードについても、またしかりです。
    鑑定書から査定金額を出すのは、困難です。実物を拝見させていただかないと、およその金額もだせないものの1つです。
    
    ちなみに、このクラス I SI1 V.GOODのダイヤの査定価格は、20万〜25万円です。(7月6日)



  *日本には、AGLメンバーの鑑定機関などたくさんの信頼できる鑑定書がありますが、
   当店では、ダイヤの査定については、大手の中央宝石研究所で、どのような鑑定結果が
   出るか、というのを基準にしております。
    
     

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