東海道の旅

看板を読もう

箱根の坂たち

大澤坂 OHSAWA SLOPE

石畳の構造

 大沢川を渡ったところです。幕末の下田奉行小笠原長保の『甲申旅日記』に、「大沢坂」□は坐頭転ばしともいうとぞ、□のあたり、つつじ盛んにてい、「□殊によし」と書かれています。

 当時の石畳の道が、一番よく□っている坂で、苔むした石畳□、往時をしのばせてくれます。




看板について

 こういった立て看板は、自治体のご厚意で立てられたものであり、歴史の勉強になります。
 ご厚意だとわかっていので、時には字が薄くなっていたり、こういうふうに文字がかけているものも多々。
 新しく作り直すことも、予算の関係で難しいだろうし・・・・。
 今回、このページを作るにあたり、かつての旅人の方が撮られた写真を探しました。

「道・道路・ROAD」さんのブログにありました。
そちらの写真を参考にしながら、上記の□部分を補完すると、こうなります。

 大沢川を渡ったところです。幕末の下田奉行小笠原長保の『甲申旅日記』に、「大沢坂」又は坐頭転ばしともいうとぞ、このあたり、つつじ盛んにてい、「趣殊によし」と書かれています。

 当時の石畳の道が、一番よく残っている坂で、苔むした石畳は、往時をしのばせてくれます。


となります。
2009年に線が入ったところが、2013年には完全に割れてたのですね・・・・。いつまであったのかしら・・・。

大澤坂

坂について

 坂は続くよどこまでも。次から次へのやってくる坂。
 次の坂は大澤坂という坂。
きついけど先に進まねば。




※看板の文字を転記しています。誤字脱字はご容赦ください。

写真ギャラリー


これより江戸時代の石畳

大澤坂の写真から三分後なのでおそらく大澤坂



看板一覧にもどる