Saito Ayaka
司会 | 小黒祐一郎、データ原口 |
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出演 | 大地丙太郎、安原麗子、齋藤彩夏、麻生かほ里 |
開催日 | 開催会場 |
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2005-03-13 | [東京] LOFT/PLUS ONE |
このイベントに彩夏ちゃんが出ると知ったのは当日未明。慌てて出発しました。行ってみると、会場は居酒屋形式のトークライブハウスだとか。居酒屋の店内に演壇が設けられていて、観客は飲み食いしながらイベントを見る形式でした。普通のイベントのつもりで客席に着くと、いきなり「ご注文は?」とメニューを出されたので最初はびっくりしました。
大地監督はサントリーオールドのボトルを片手に登場。これを烏龍茶で割ったのが好きだとか(うげっ)。演壇に座って司会者と一緒に飲みながらのトークです。壇上からツマミを注文して店員に持ってこさせたり、出演者が頻繁にトイレに立ったりと、こんなイベント初めて見たよ(笑)。当初5時間の予定が、延びに延びて7時間。その間、ずっと飲みながらしゃべっていました。
イベントは3部構成で、各部にゲストが1人ずついました。それぞれ安原麗子さん、齋藤彩夏ちゃん、麻生かほ里さんです。と言っても、麻生さんが帰ったあともイベントが続けられたので、実質4部構成ですかね? ただ、このイベントは基本的にゲストとのトークイベントではなく、あくまで大地監督自身がしゃべりまくるイベントでした(笑)。
彩夏ちゃんの出た第2部は主に監督初期作品についての話でした。でも、『トイレの花子さん』などの話題には彩夏ちゃんも絡めますが、『りりかSOS』などの話が出ても基本的に相づちを打つ以外にないんですよね。同様に、第1部で『おぼっちゃまくん』の話が出ても安原さんは絡めないし、第3部で『十兵衛ちゃん2』の話が出ても麻生さんは絡めないなど、元々ゲストに合わせた構成にはなっていませんでした。
彩夏ちゃんも壇上でジュースを飲んだり物を食べたりしながらの参加です。途中、大地監督が彩夏ちゃんにホワイトデーのプレゼントと称して、あんみつの詰め合わせを贈りました。彩夏ちゃんは「開けていいですか」と言って、いきなり箱を開け始め、さっそく食べ始めます(笑)。その後も、大地監督と司会者とのトークは続きますが、彩夏ちゃんはその横で黙々とあんみつを食べつづけていたのがマイペースで面白かったです。
あと、客席に佐藤竜雄監督が来ていたようで、大地監督が壇上から呼びかけたときがあったのですが、その時に横で彩夏ちゃんがボソっと「オレ、竜雄!」と「大地ラヂオHP」のFlashの真似をしていました。いいのか?(笑)
彩夏ちゃんに関する大地監督の話は、だいたいが「大地ラヂオ」などですでに語られているものでした。要約すると……、
花子さん役(彩夏ちゃんのアニメデビュー)のオーディションでは、セリフが一番たどたどしい子を選んだ。それが選考基準だった。台本をアフレコ当日に渡したのも、絶対に練習してきてほしくなかったから。彩夏ちゃんは台本を渡されると飛び上がって喜んでいた。小学4年生頃(その2年後ぐらい?)に彩夏ちゃんから「声優になりたい」と相談を受けた。でも小学生で職業声優(声優を本職にする)だなんて、前例がない話だから困った。自分しか起用しない状態になるかもしれないし、当時は正直言って目指してほしくないとも思った。そこで、舞台も続けることという条件を出した。それが今や演技もうまくなって、大人気。オレの知らないアニメにも色々出られるようになったのはいいことだ。
……といった感じの話でした。「今や大人気」と言われたとき、彩夏ちゃんが横で首をぶるんぶるん振っていたのが面白かったです。しかしこの話、もし彩夏ちゃん自身が「声優になりたい」と言い出さなかったら、今の彩夏ちゃんの大活躍はなかったってことなんでしょうね。
で、ふと思ったのですが、ちょうどその頃に、私が彩夏ちゃんに「声優として活躍してほしい」という内容を送ったことがあって、まさか………はい、自意識過剰です(笑)。
今回、彩夏ちゃんのトーク自体はほとんどなかったですが、彩夏ちゃんが出た作品の裏話が色々と聞けたのは面白かったです。「ここだけの話」も色々ありました。