齋藤彩夏ちゃんリスト

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役名: 小田豪鮎之介

TVアニメ 『十兵衛ちゃん2 ―シベリア柳生の逆襲― (2004)

スタッフ・キャスト

原作 大地丙太郎、マッドハウス
製作 J2製作委員会
監督 大地丙太郎
音響監督 たなかかずや
声優(役) 堀江由衣(菜ノ花自由)、藤原啓治(菜ノ花彩)、中山恵里奈(フリーシャ)、安原麗子(津村御影)、齋藤彩夏(鮎之介) 他

出演サブタイトル

話数 放送日 サブタイトル
1 2004-01-07 地球のどこかが溶けていた
2 2004-01-14 偶然運命やって来た
3 2004-01-21 いらないモノを捨てていた
4 2004-01-28 ずっと帰らぬ父だった
5 2004-02-04 にせモノ家族でなごんでた
6 2004-02-11 昨日の友が敵だった
7 2004-02-18 斬られて落ちて消えていた
8 2004-02-25 負けてほほ笑み浮かんでた
11 2004-03-17 真路を決めるときだった
12 2004-03-24 ココロが留守なだけだった
13 2004-03-31 スペードハートでマルだった

発売ビデオ

媒体 発売会社・番号 発売日 税込(税抜)価格 時間
「十兵衛ちゃん2 ―シベリア柳生の逆襲― [おためし盤]」(1話収録)
DVD キングレコード KIBA-1018 2004-03-24 2000(1905)円 37分
「十兵衛ちゃん2 ―シベリア柳生の逆襲― DVD-BOX [壱]」(1〜6話収録)
DVD キングレコード KIBA-91014〜91015 2004-05-08 12000(11429)円 173分
「十兵衛ちゃん2 ―シベリア柳生の逆襲― DVD-BOX [弐]」(7〜13話収録)
DVD キングレコード KIBA-91016〜91017 2004-07-07 12000(11429)円 222分
「十兵衛ちゃん2 ―シベリア柳生の逆襲― [一]」(1〜3話収録)
DVD キングレコード KIBA-1014 2004-08-04 7350(7000)円 75分
「十兵衛ちゃん2 ―シベリア柳生の逆襲― [二]」(4〜6話収録)
DVD キングレコード KIBA-1015 2004-08-04 7350(7000)円 75分
「十兵衛ちゃん2 ―シベリア柳生の逆襲― [三]」(7〜9話収録)
DVD キングレコード KIBA-1016 2004-09-01 7350(7000)円 75分
「十兵衛ちゃん2 ―シベリア柳生の逆襲― [四]」(10〜13話収録)
DVD キングレコード KIBA-1017 2004-09-01 7350(7000)円 125分

筆者の個人的な感想

関東ローカル(泣)

また、関東ローカル(泣)。前作はCSやケーブルテレビでの放送もあったから見られたけど、今回は本当にテレビ東京だけの放送なんですね。なんとか関東の人にビデオを頼んで遅れながら見ました。

白幡多丸乙女

彩夏ちゃんは今作は鮎之介役ですが、第3話でちょっとだけ前作の白幡多丸乙女が出てきました。5年近く経っているので当たり前ですが、前作からの演技の上達ぶりがよくわかりますね。白幡多丸乙女って、こんなに感情を込めてセリフを言う役じゃなかったので、なんか別人みたいになってしまったというか……(笑)。

第4話

さて、鮎之介は第1〜3話は一声だけとか、ほとんどしゃべっていません。第4話でようやく演技らしい演技が出てきました。300年ぶりに言葉を発した子供という設定のようで、たどたどしいしゃべり。話したくても口が回らないというのを演技としてやるということで、かなり難しい役なのではないかと思います。彩夏ちゃん、がんばっています。

第8話

さて、第4話を見て、これから大活躍が始まるかと思っていたら、また第5話からは出番が減ってしまいました(笑)。第7話の「うわぁ」とか叫びまくっているのも面白かったけど、次に見所の演技が出てきたのは第8話ですね。参りました。まさかこんな展開になるとは……。

父の果たせなかったお役目を果たすためだけに300年を生きてきた鮎之介。そのお役目が、主人公・自由の「要らない」の一言で済まされてしまいます。何のためのお役目だったのか……なぜ私が……亡き父に向かって叫び、号泣する鮎之介。この演技、すごいです。この演技が見られただけでも、見つづけてきて良かったと思います。

レギュラーじゃなかった!?

やがて涙が枯れ果てた鮎之介は……!? うわぁ!!

鮎之介が最終回で死ぬのはあり得ると思っていたけど、まさかこんなところで死んでしまったのか!? このあとは出番がないなんてことは……。彩夏ちゃんがやっていることを抜きにしても、このアニメで一番感情移入できるキャラクターが鮎之介だっただけに、この展開はショックです。

そして最終回

その後、鮎之介は復活するものの出番はほとんどなく、とうとう最終回。シリーズ中盤、なかなか話が進まないと思っていたら、最終回は目まぐるしい展開。こういうのをもっと早く見たかったというのはあるかも(笑)。しかし、幽霊どうしの説明セリフでストーリーのカタを付けるというのは、どうなんでしょう(笑)。

一方、幽霊の父と再会し、叫びながら駆け寄る鮎之介。そして……!? うわぁ、そんなのありか!! まあ、とことんまで「父と娘」を描きたかったというのはわかるんですけどね……。

総括

これは人によってかなり評価が分かれる作品だろうと思います。なにせ、私自身の中でも評価が分かれているぐらいです(笑)。玉石混淆……すばらしい玉と、最低の石が混ざった作品……という感じですか。

彩夏ちゃんに関して言えば、最初にレギュラー出演と聞いたときに想像したほどの出番がありませんでした。ほとんどの回が一言だけの出演です。ただ、第8話の演技が本当にすばらしかった。

これだけすばらしい演技が見られたのです。作品に多少の石が混じっていようと、出番が少なかろうと、大きな問題ではないのかもしれません。


著者

<t-wata@dab.hi-ho.ne.jp>