Saito Ayaka
原作 | 高屋奈月 |
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製作 | テレビ東京、NAS |
監督 | 大地丙太郎 |
音響監督 | 大地丙太郎 |
声優(役) | 堀江由衣(本田透)、久川綾(草摩由希)、関智一(草摩夾)、置鮎龍太郎(草摩紫呉) 他 |
話数 | 放送日 | サブタイトル |
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7 | 2001-08-16 | 第七話・・・ |
8 | 2001-08-23 | 第八話・・・ |
9 | 2001-08-30 | 第九話・・・ |
11 | 2001-09-13 | 第十一話・・・ |
12 | 2001-09-20 | 第十二話・・・ |
13 | 2001-09-27 | 第十三話・・・ |
14 | 2001-10-04 | 第十四話・・・ |
15 | 2001-10-11 | 第十五話・・・ |
17 | 2001-10-25 | 第十七話・・・ |
19 | 2001-11-08 | 第十九話・・・ |
21 | 2001-11-22 | 第二十一話・・・ |
媒体 | 発売会社・番号 | 発売日 | 税込(税抜)価格 | 時間 |
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「フルーツバスケット 3」(6〜8話収録) | ||||
VHS | キングレコード KIVA-656 | 2001-11-29 | 5775(5500)円 | ?分 |
DVD | キングレコード KIBA-656 | 88分 | ||
「フルーツバスケット 4」(9〜11話収録) | ||||
VHS | キングレコード KIVA-657 | 2001-12-29 | 5775(5500)円 | ?分 |
DVD | キングレコード KIBA-657 | 90分 | ||
「フルーツバスケット 5」(12〜14話収録) | ||||
VHS | キングレコード KIVA-658 | 2002-01-26 | 5775(5500)円 | ?分 |
DVD | キングレコード KIBA-658 | 88分 | ||
「フルーツバスケット 6」(15〜17話収録) | ||||
VHS | キングレコード KIVA-659 | 2002-02-28 | 5775(5500)円 | ?分 |
DVD | キングレコード KIBA-659 | 88分 | ||
「フルーツバスケット 7」(18〜20話収録) | ||||
VHS | キングレコード KIVA-660 | 2002-03-27 | 5775(5500)円 | ?分 |
DVD | キングレコード KIBA-660 | 88分 | ||
「フルーツバスケット 8」(21〜23話収録) | ||||
VHS | キングレコード KIVA-9661 | 2002-04-24 | 6300(6000)円 | ?分 |
DVD | キングレコード KIBA-9661 | 78分 | ||
「フルーツバスケット DVD-BOX」(1〜26話収録) | ||||
DVD | キングレコード KIZB-5〜14 | 2007-04-25 | 24150(23000)円 | 746分 |
紅葉くんは、かわいい男の子の役です。最近、舞台では男の子役が多くなってきた彩夏ちゃんですが、アニメで人間の男の子役をやるのは初めてですね。
まるで女の子みたいな男の子なので、男の子の声と言っても、完全に太い声を出すわけにはいかないし、逆に完全にかわいい女の子声でも駄目だし……。というわけで、その「微妙な男の子声」という点で、彩夏ちゃんは成功だったと思います。
『逮捕しちゃうぞ』の放送があった時期は、週にレギュラー2本という状態になっていましたが、両作品で明らかに声を変えて演じているのがわかります。見比べてみるのも面白いところです。
さて、第11話の「バカな旅人」の話。紅葉くんって、おちゃらけているように見えて、本当は色々考えている優しい子なんですよね。なんかもう、涙ポロポロ流して見てしまいました。今まで彩夏ちゃんが出演した舞台とかを見て泣いたことは何度かありますが、彩夏ちゃんのセリフを聞いて目から涙をこぼしたのは初めてかもしれません。
第15話。紅葉くんが過去を語るシーンは最初「ん? ちょっと滑舌が……」と思わないでもなかったですが(苦笑)、その後の独白はもう涙が止まりません。「忘れていい思い出なんて一つもないって思いたいから」……つらい思い出でも背負って生きていきたいと語る紅葉くん。もう、感動で涙ボロボロです。確かに、彩夏ちゃんの演技は技術的なことはまだこれからでしょう。それは今後の努力に掛かっていると思いますが、その根底にある表現力には本当にすばらしいものがあるのです。
第17話。紅葉くんって草摩家の内情を何でも知っているのでしょうか?(笑) すっかり語り役になってきました。感動的な回はたいてい紅葉くんの語りがキーポイントになっているので、この作品全体の出来不出来って、かなり彩夏ちゃんの演技に掛かっているんじゃないかっていう気がします。ここまで見て思ったのですが、以前の彩夏ちゃんなら、この作品ではおそらく杞紗ちゃん役になっていたことでしょう。今までやってきたような雰囲気の役です。それが、作品のキーポイントとも言える紅葉くん役になった。これって、彩夏ちゃんの演技の成長を考えると、実はかなり大きな意味を持っていることなんじゃないかと思えてきました。
最終回で再登場するかと思ったら出ませんでした。総括ですが、『まりんとメラン』の時もそうでしたが、彩夏ちゃんは長編アニメの場合、後半になってくると初登場の時よりもどんどん演技が良くなってくるという傾向があるようです。作品自体がとてもいいので、こういう作品に出演できたことはすばらしいことですね。何と言っても第15話がいいです。
そう言えば、『おじゃる丸』で貧ちゃんをやってからは大人しい役ばかり続いていましたが、この『フルバ』の紅葉くんをやったからか、次もかわいい男の子役(ときメモGS)が決まったようです。一つ大きな役をやると似たような役が続くんだなぁ……なんて思ったりします。たぶん、使う側が出演作を見てキャスティングするからでしょうけど……。というわけで、この作品に出たことで役も広がったのではないでしょうか。