| 一般的治療法 対症療法(毎年花粉の季節に症状が起きる繰り返しであり、症状を薬で抑える方法) ・内服薬 1 抗アレルギー剤 (私には効果が無かった) ヒスタミン等の放出を抑える単機能薬(酸性抗アレルギー薬)と更にヒスタミンの作用抑制を併せ持つ複機能薬(塩基性抗アレルギー薬)がある。投与後2週間程度経過後効果が現れる。主に予防的治療に用いられる。 2 抗ヒスタミン剤 (私には効果大だが眠気の副作用が強く使用出来ない。) アレルギー症状を起こすヒスタミンの作用を打ち消す又はブロックする。使用後すぐ効果が現れる即効薬。くしゃみ、鼻水の抑制効果大。副作用で眠気を引き起こす。 3漢方薬(私にはてん茶は効果が無かった) てん茶、その他があり非常に長期間飲みつづける必要がある。効果はじょじょに現れるが副作用が非常に少ない薬である。 ・点鼻、点眼、鼻噴霧薬、 1 抗アレルギー剤 (飲み薬と同じ作用) 2 抗ヒスタミン剤 (飲み薬と同じ作用) 3 血管収縮剤 鼻粘膜の血管を収縮させ粘膜の腫れを取り除き鼻づまりを抑える。 4 抗コリン剤 鼻粘膜分泌線のアセチルコリンを抑制し、鼻水を抑える。 5 ステロイド剤 (私には一種類のみ効果があった) ホルモン剤であり肥満細胞の数を減らし、炎症抑制や化学伝達物質放出抑制効果がある。作用は強力であり効き目は強い。副作用が有るが局所使用の為1年間の通年使用も可能と成って来ている。いずれにしても強い薬の為、使わなくて済めばその方が良い。 根本的治療法 (一度直れば以降からは発症しない) 1免疫療法 アレルゲンとなる花粉エキスを定期的に皮下注射し体を花粉に慣れさせ、花粉に反応しない体質に変えて仕舞う方法である。根本的治療法であるが、治療には2〜3年以上を要す。 2レーザー療法(私の友人に関しては花粉季節後に治療し治療完了後の翌年再び発症し効果が無かった。) 鼻の粘膜を焼ききる事により粘膜を変質させる法。 ***注意*** コメントの私には効かなかったという事はあくまでも私個人の体質の場合であり、効果のある人もいると思う。ステロイドの筋肉注射をわざわざ遠くまで受けに行った経験もあるが、これも私には全く全然効果がなかった。(同じ注射で1シーズン発病しなかった人もいるのである。つまり私の場合は結構重い重症患者だったと言うことである。) |

地獄の花粉症経験談
第1話
それは有る明け方全く突然に何の前触れも無く始まった。二十歳前半の春の事であった。
眼がメチャメチャ痒くて眼が覚めた。眼を擦ると更に痒くなる、居ても立っても居られない
状態だった。痒くて痒くてどうしようも無い。擦り過ぎで痛いがそれでも痒い、発狂しそうに
痒い。眼を真っ赤にし朝が来るのをただただ耐えて待った。(うーん、俺って凄いこんな
想像を絶する状態にも耐えたのだ、感心感心、本当に感心、なんて俺って凄い奴なんだろう。)
朝、会社に電話し直行で眼医者に向かった。診断はアレルギー性結膜炎だと言う。消炎用
の目薬は処方するが、対症療法であり根本的な治療の方法は無いと言う。(この時はまだ
花粉症と言う言葉は無かったのである。)仕方無くタオルで眼を冷し、とにかく掻かない
擦らない様に耐えるのみであった。藪医者め、何とか成らないのか、これでは俺って手も足も
出ないダルマか亀か。この日は余りの痒さに会社を休む。(父親が公務員であった為根性が
無く、這っても会社に行こう等とは夢にも思わない私なのであった。)
翌日真っ赤な兎眼で会社に行った。上司は眼が痒い位で会社を休むとはと言った顔で冷たく
軽蔑した様な視線をこちらに向けている。うーん休んだのはまずかったのか、あんな地獄の
苦しみに耐えた俺って凄い奴なのにチートモ分かって貰えないんだ。
痒みに耐えながら仕事をしていると今度は急に透明な鼻水出始めた。これがかんでも
かんでも止めどなく流れ出るのである。ななななんだこの鼻水は?風邪でもひいたのかな?
(これが花粉症に初めてかかった典型的症状である。)
こんな事は生まれてこの方全く無かったのだが?次から次から止めどなく鼻水が流れる、
ちり紙がいくらあっても足りない。仕方なく売店に行きティッシュを一箱買って脇に抱えて仕事をした。
この鼻水何かに使えないかな、透明で綺麗だし勿体ないな等と下らぬ事を考えながら、
鼻のかみすぎで真っ赤に腫れ上がった鼻をさすった。これじゃ真っ赤なお鼻のトナカイさんだ。
我ながら美形の二枚目が台無しだ。結局一日でティッシュ一箱を使い切ってしまう事と成った。
数日をティッシュを抱え赤い兎眼のおまけに赤鼻のトナカイで耐えた。鼻水で休んだら又
どんな視線で見られるか分かったものではは無い、危ない危ない。会社って参加する事に意義が
有るとは知らなかった。とにかく休まず出勤していないといけないのだ。そういえば前にも
電車のストでてっきり休みと思ったら、何とかかんとか考えも及ばない様なルートで皆会社に
たどりついて仕舞う奇跡の事態があったっけ。あれは奇跡では無いのだ、会社とはそういう所なのだ。
土曜日に今度は耳鼻科に行く。ははーんアレルギー性鼻炎だなと言われ、飲み薬を貰った。
抗ヒスタミン剤だと言う。多少眠く成るかも知れないので、車は運転しない様にと言われる。
貰った薬を飲むと症状は修まった、所がどっこいムチャクチャ眠い。起きて居られない位眠いのだ。
何が多少眠くなるだ、こんなの睡眠薬以上じゃないか。(もっとも睡眠薬は生まれてこの方一度も
飲んだことが無いのだったが)土曜日の休日でもあり一日寝て過ごす。翌日の日曜も同様に寝て
過ごす事と成ってしまった。眠れる森の美女ならぬ、眠れる赤鼻のトナカイか、、、。
月曜に会社に出勤する。仕事を始めるが、上瞼と下瞼がどうしてもどうしても仲良く成って仕舞う。
くっついて仕舞うのだ、指で押し広げていないと、すぐ仲良く成ってしまう。うーん、どうしようも無い、
観念するか?いや居眠りなんかしたら大変だ、、、とは言っても眠い、、、、。
居眠りをしてしまっていたのだろう肩をたたかれて眼を覚ます。課長が眉間にしわを寄せ睨んでいた。
ヤバーイ、マズーイ、最悪、、、、、、、。
第3話(何故か第2話では無いのだ。)
発病後22年が経過していた。何時ものように医者にベコナーゼを貰いに行っ
た。所が英国グラクソ製のベコナーゼは日本グラクソ製のフルナーゼに切り
替わったというのである。一抹の不安は有ったが、これを貰い帰宅した。ベコナーゼの
残りを噴霧し床に付いた。翌朝新しいフルナーゼを噴霧し出勤した。所がこれが全く
効かないのである。発病当時の様にポタポタ透明な鼻水が止めどなく出で来るので
ある。再び赤鼻のトナカイとなりティッシュを抱えて過ごす羽目に陥ってしまった。
医者に事情を説明してもベコナーゼはもう手に入らないと言う。唯一の効き目の
ある使える薬であったのに全くまいった。別の会社の数種類を試すがいずれも
効果が全く無い。日増しに症状は悪化し、ついには鼻詰まりが酷い状態に迄
成ってしまった。鼻の奥が詰まり凄い違和感がある。呼吸も苦しく、寝ていると
いくら呼吸をしても苦しい。鼻の中を空気が流れる感じが無く、呼吸をしても
呼吸をした感じが無いのである。この為一層強く呼吸を意識してする事となった。
この為呼吸のし過ぎで眠れなくなる。数日間を耐えたがやがて、鼻の奥を
掻きむしりたい衝動と、中の異物を取り除きたい衝動を抑えられない状態が
襲って来た。しかし幾ら鼻をかんでも奥の詰まりは解消しない。そして意識して
呼吸を整え心を落ちつかせようとしたのが却って最悪の事態を招く事となった。
意識した呼吸を続けた為に、今度は無意識の呼吸が出来なく成ってしまったの
である。呼吸パニックである。一睡も出来ずに一呼吸づつ意識して呼吸をする事と
成った。この状態は言葉に現せない程に苦しい。呼吸であるから途切れる事無く
一瞬一瞬がずっと苦しいのである。
この状態は昼間も続き人をみても自然に呼吸している人が全くうらやましく、
且つ偉く見える。自分は心で一呼吸一呼吸数えてしているのである。
全く眠れぬ状態が72時間続き、
もはやこれで人生終わりかと迄本当に思えた。
この時、花粉を完全にシャットアット出来れば何とか成るかと思い、日曜大工店を捜し
回り、毒ガスマスク型に近い、完全防塵マスクを見つけ出したのである。これを購入し
被り床に付くと、鼻が止まり呼吸が極端には苦しく無く成ったのである。顔に太い
ゴムバンドで固定しかつ顔あてのゴムが顔を覆いお負けに一呼吸毎に弁の開閉音
がする。
それでも呼吸が酷く苦しいよりは全く比較に成らない位に楽なのである。暫くし自然に
呼吸をする事が出来るよにまで成って来た。そしていつの間にか眠りに付いていた。
これで何とか眠れる状態を確保できるに至り、九死に一生を得たのである。
本当に九死に一生を得たと言える地獄の苦しみであった。
眠る時にはこの完全防塵マスクを着けて眠る様に成ったが、しかし呼吸の不足感は
相変わらず多少あった。鼻が詰まり呼吸が苦しいのである。この時偶然に鼻を洗うと
良いと言う話を耳にする事となる。試しに会社のトイレにコップを持ち込み単なる
水で試してみた。すると鼻の中からかんでも出なかった黄色の鼻水の固まった物や
血の固まり得体の知れない物等が沢山排出された。こんなに詰まっていたのかと
驚かされる位の量が排出されたのである。多少の鼻詰まり感は未だ残っていたが
鼻の奥を空気が通る爽快感が少し戻って来たのである。
更に洗浄時に塩水を使うと良いと言う情報を後日に得た。これを試してみると、
ついに鼻づまり感は完全に解消され、健康な時と同様な呼吸が出来る様になった。
全く生きている気のしなかった数日間であった。今までの人生で
最大の試練であったと言える苦しい、
非常に苦しい数日間であった。
終わり
人間鑑定とバカストーリーも是非見てね、面白いから。ここから行けるよ。