姉御
「『展開』は主役1人に対して5人の敵を設定。まるで映画のアクションシーンの様に30秒間で倒していきます。
そりゃぁ演技力も伴うので見ていて超おもし ろい!!!
判定は6人の審判が各選手の動きに点数をつけて合計点が高い方が勝ちです」

企画局長
「なにもわからなくても、上位グループの展開は見ているだけで『おぉ〜』と思わず感嘆の声が出てしまったりしますものね。
学生時代に主役を張ったこともある千体先生に、基本的にどんな形で展開が構成されていくのか聞いてみましょう」

千体
「うどん娘。さんのコメントは良くわかります。私も最初の頃はルールが良くわかりませんでした。
幸い部室にビデオがあり、大会のビデオを貪るように見て(笑)、先輩に説明して頂きながらルールを覚えて行きました。
展開のルールは言葉にすると複雑になり、本当は映像があれば説明しやすいのですが、
一言でいうと主役一人と五人の脇役が、一進一退の攻防を繰り広げながら旋運変捻転の技を極めていくということです。
攻防の際には、実戦競技とは違い、決めらた技を繰り出すので双方とも相手に技を当ててはいけませんが、
その中には、バック転、バック宙などの高度な技を取り入れたりするので、実戦競技よりも派手であると言えます。
それは展開競技は実戦の実技向上を目指しているからです。
なぜなら、展開の練習を行うと、自然と実戦が上手くなります。そうだ!来年、横浜道場でも出ましょう!
と話しがそれましたが、最後に極技です。ここが展開競技最大のポイントと言え ます。
実戦競技で言う所の”一本”(技有り、有効では無くて)を目指さないと行けません。主役が脇役5人に対し、実際に技を当てます。
5人の脇役を全て倒すと終了です。ちょっと難しいですね。何度か見て、自分でやると更に覚えますよ」

企画局長
「千体先生どうもありがとうございました。ちなみに、展開のストーリは団体毎に自分たちで決めて行くんですよね。
自分たちがやりたい動きをするためにはそれに応じた技量が必要となるのです」

千体
「そうですね。ストーリーは各団体が決めるので、そこの団体の個性が出て面 白いですよ。
『あの団体は運身が凄い』『極技がしっかりしていて、迫力があ る』『毎年、斬新な事をやるなぁ』とかですね。
中には、『うぁ!危ないな !』と言う団体もありますが(笑)。
展開競技を見て、躰道を好きになる人も少なくないです」

企画局長
「では、かあさんに振る前に団体法形いっときましょうか」


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