吉祥寺滝〜払沢(ほっさわ)の滝〜天狗滝〜綾滝〜つづら岩
少しは暑さもやわらいで(といっても真夏日続きだが)紅葉の季節にもまだ早い。どこかアクセスのよいふらっと行けるところはないかと近場を探す。払沢の滝は百選の滝なので知っていたが近いのでいつでも行けるという気でいた。情報を集めていると檜原村は滝をはじめ見所が多そうである。午前中にふらっと行って吉祥寺滝、払沢の滝を見てどこかで昼飯食べて戻るという計画で出発することにした。 |
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払沢の滝はバス停払沢の滝入口(吉祥寺滝からは徒歩15分程度)から遊歩道を10分程度歩けば着く(写真下)。全長60メートルあるらしいが最下段の26メートル部分を見ることができる。大きさはさほどではないが、まとまりのある滝で滝壺が美しい。さすが百選。 |
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払沢の滝への遊歩道からは対面の山に天狗滝を見ることができる(写真下)。当初はここで帰る予定だったのだが目の前に滝があるのに行かないわけにはいかないよなあってことで予定変更して天狗滝を目指す。 |
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千足バス停まで歩くと天狗滝の入口の案内板がある。天狗滝までは1キロあるそうだ。とりあえず天狗滝を目指す。途中までコンクリートの道なので歩きやすい。この日は平日、払沢の滝でも見かけた夫婦らしき人が一組いた。よくこんなとこに来るなあと思ったが、相手に言わせりゃこっちの台詞であろう。それ以降人に会うことは無かった。その後山道に入り、小川を渡ったりしながら行くと滝発見(写真左下)。でも何か小さいし、払沢の滝付近も見渡すことができない。きつねにつままれた感じで綾滝に期待し登る。と、その滝の上にまた滝がある。そうこれが天狗滝(写真右)であった。払沢の滝付近からの天狗の滝の写真(上)の超拡大写真がこれに相当する。千足からは30分くらいかかった。 | ![]() |
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案内板によるとここから綾滝までは700メートルだそうなのでまたひたすら山道を登ると15分程度で祠がある綾滝(写真左)にたどり着いた。滝が落ちているというより苔の生えた岩盤に泡が流れているといった感じである。さきほどの天狗滝もそうだが滝壺は浅い。もともと昼には帰る予定だったのでリュックは街用のものだし、その中は水筒とカロリーメイトがあるだけ。Tシャツは汗を吸ってぐしょぐしょ。替えなんて持ってきていない。とりあえずはカロリーメイトで栄養補給。あと600メートル登ればつづら岩だそうだが、どんなものなのか情報を仕入れていないので興味が湧いて行くことにした。 |
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登り始めはきれいな林の中の斜面を蛇行する感じでよかったが途中から予想外の勾配となり、木がじゃまで上に何があるのかどこまで登ればいいのか見当がつかない。久しぶりに本当の山道に来た気がした。 結局綾滝から30分ぐらい登ったところで案内板を発見した(写真左下)。でもつづら岩のつの字も書かれていない。山の上部を見てみると木々のすき間から岩が見えた。馬頭刈山に向けて少し行ったところにつづら岩の真下に出る道発見。 つづら岩(写真右下)は壁面にいくつか金具が打ち込まれているところを見るとロッククライミングできるところらしい。つらい思いして登ったわりにこれだったのかよという感じ。さすがにここから800メートル先にある富士見台に行くとバスの時間も合わないので下山することにした。もうさすがに水筒のお茶もないので綾滝で水をいただき、シャツをちょっとだけ乾かして降りた。帰りのバス、電車では汗臭いのが気になってつらかった。 |
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【参考移動時間】 武蔵五日市駅−バス20分→本宿役場前−徒歩10分→吉祥寺滝−徒歩25分→払沢の滝−徒歩50分→天狗滝−徒歩15分→綾滝−徒歩30分→つづら岩→徒歩60分→払沢の滝入口-バス25分→武蔵五日市駅 【所要時間】 4時間30分(休憩、待ち時間含む) |