故 武満徹さん とのセッション
SESC/ SAOPAULO セスキ/ サンパウロ
確か1996年頃でしたか、日本のラテンパーカッションの大御所納見義徳さんと赤城りえさんと僕の3人でキューバ旅行した時、現地にすんでいらっしゃる河野さんがLOS VAN VANの練習場に連れて行ってくださいました。 写真を見ていただければ判るでしょうが、彼のフルートは5つキイしかない、木管の楽器(トラベルソ)で、ジョイント部を大きく(4〜5センチ)抜いて音程を下げている。僕が思うに彼の楽器はC管ではないと思う。Dフラット管?? 何と彼は手ぬぐいみたいな布にフルートを包んで持って歩いていました。 その不自由な楽器で吹く、キューバ節が何とも良かった!演奏は楽器の良し悪しではない・・とつくづく感じました! ハハーッ・・・土下座!! このフルート奏者が言うには、僕のベース・フルートを買うお金があれば、キューバでは土地付家が買えるんですって!!