２１６４km

八ヶ岳に行くのなら、林道に行こう。某誌の懸賞で林道ガイドブックが当たった。２３日にラリーで行った林道も載っていたし、１００％本を信用していた。

前日の仕事が遅かったので、いつもより遅い目の出発。林道の入り口に着いたのが１３時頃。２時間有れば行けると思ったら、当り前だけれども、林道には看板も標識も目印になるものが何も無い。２人のナンチャッテお風呂ーダー（オフローダー）がトコトコと進む。時速２０km位。

どうみても、ガイドブックに載っているポイントとは違う。既に、１４時半頃だったかなー。妻の不安（不満？）そうな顔。キャンプ場に居た人に｢街はどっちですか？｣、舗装路で一生懸命走ったが、本日の「合コン？」集合時間より、１５分の遅刻。

リベンジは明日だ。 (▼、▼メ）メラメラ。翌日、１１時に合コン？メンバーと別れてから、天気も持ちそうなので、昨日の雪辱戦に行った、が、これが間違い（地獄）の始りだった。

因みに、やっぱりこの日も｢林道に行こう｣と、言ったら｢ウン｣とは言ったものの、妻は不安そうな顔だった。昨日の林道で出て来る筈だった場所を見付け、タイヤのエアーを抜いてレッツゴー。

昨日の深砂利よりも楽勝だ。昨日、通る筈だったポイントも通過。その後・・・・・・・ガイドブックでは１本道なのに、何故か枝道が。とにかく行くしかない。何キロ走ったか、出口（昨日の入り口）に着かない。それに、昨日走ったであろう場所のはずだが、２人共全く見覚えが無い。

パラパラと雨が降り出してしまった。そうしたら、(？_？)え？２人で顔を見合わせてしまった。昨日走っていて、唯一の別れ道、でも、ガイドでは×印で工事中だよ。まー、自分達の位置が解り、ホッとしながら、舗装路に出た。この時既に１４時頃。コンビニで昼食を取り、雨も本降りになったので、先を急ぐことにした。

でもこの林道での？？は、この後に比べたら・・・・。上九一色に抜ける県道３６号を走り、国道３５８号に。行きはもちやの前を通って来たが、雨の激しさそして寒さと車のペースに着いて行くのがカッタルくなり、地図でなんとなく、県３６号が国道１３７号（御坂道）にぶつかっていたのを思い出し。３５８号から再び３６号にそれた。

地図は妻が持っていて、雨宿り出来そうな場所が無く暫く走り続け、やっとのトンネルで止った。ついでに地図を確認すると、こんまま３６号を行くと石和に行ってしまう。鳥坂トンネルに来ているようだ。ツーリングマップルではおすすめルートになっている、町道だか村道にいかなくては。

しかーし、進むに連れて道は狭くなり、挙句には、つい最近、震度７クラスの地震でも有ったのかと思う位に、舗装にヒビが入っている。この時１６時を廻っていたと思う。その道しか無いから、走り続けると別れ道がある。右は新道峠、すずらん峠と書いて有った。左は何も書いていない。

右ルートは舗装が急に綺麗になっていた。妻に聞くと｢右じゃない・・・｣行ってみるしかない。万が一の為にトリップメーターで距離を見ておく。２km程進むと立て看板で、車通行不可。歩行者通行可。雨のせいと山の中のせいで、かなり薄暗くなって来た。｢戻ろう」、私が言うと｢どこまで？｣｢さっきの解れ道まで。｣そりゃ、国道まで戻るのが一番解り易いが、クネクネ道を何ｷﾛ走ったことか・・・まさに祈るような気持ちで左ルートを進んだ。

先に行くと今度は、大型通行不可の看板。進むと確かに路肩が崩れ落ちていて、ロープが張ってある。バイクは残っている道路を難なく進める。。。゛（／＞＜）／　ヒィ 遂に駄目か。その先ではガケが崩れて工事中だ。道路は赤土。雨で大部濡れている。少しバイクを降りて走ってみたら、100m程で赤土は終わって、またヒビ割れだらけの道になっている。

前進あるのみ、以前のバイク（ゼファー1100じゃね〜）じゃ絶対に無理だろうし、車でも無理だろう。その後もヒビ割れ、落ち葉がいつ終わるともなく続く。もう１７時を廻り本当に後戻り出来ないところまで来ている。

と、畑がある、道路を覆っていた木も無くなり、にわかに明るくなった、晴れてきたのではなく、木が無くなって明るくなったのだ。すると、民家があったかと思うと、間もなく目的の御坂道にでた。

結局、御坂峠をトンネルでパスして河口湖に着いたら、１８時前になっていた。近道をしたつもりが、かなりの遠回りになり、かなりの時間のロス。

後で知ったが、この時既に大阪から来たジャンボくん（合コン？参加者）は家に着いていたそうだ。我々は家に着いたら、２１時を廻っていた。

実に野辺山から１０時間も掛けて帰ったことになる。これからは、山道に行く時は時間には余裕を持って行こう。くれぐれも、あの道路は皆さんも行かないほうがいいでしょう。

この時点では、まだまだ余裕で写真なんかを写していましたが、 ちょっと不安（不満）顔です

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