好きな物
映画音楽
98年10月作成

映画音楽
古〜ぃ映画音楽、何時いても良い物ですねぇ。『禁じられた遊び』『鉄道員』など誰でも知っている曲から『うたかたの恋』など合計約2時間、50曲以上をMD2枚へ入れました。古い音楽はオープンテープに入っています。しかし、オープンテープはとても扱いにくいので、テープの内容をMDへコピーしました。 981005 30年ぶりに聞くと、当時涙を流しながら見た映画『シェルブールの雨傘』などを思い出します。さらに、このテープには入っていませんが同期の女の子と二人で初めてのデートでみた『ウエストサイドストーリー』も懐かしく思い出します。

右の写真は20年ほど前から使っているTEACのオープンデッキです。台の上に乗せて置いたら地震で床に落ちてしまいましたが、その後もちゃんと動いています。2台持っています。もう1台はSONYですが、もう使えません。2台持っていたのは、いったん録音したテープを編集するために必要だったからです。 TEACのデッキはとても重たくて、写真のデッキは13kgあります。買った時、帰りに寮まで持って帰るときに往生した事を思い出します。

サンライズサンセット
一番感銘を受けた映画は『Fiddler on the roof』(屋根の上のバイオリン弾き)です。ソ連から迫害を受けて逃げて行くユダヤ人と言う何とも哀愁を帯びたストーリーと、すばらしい画面構成に感銘を受けました。

この映画を見るきっかけとなったのは五木寛之の『燃える秋』と言う本を読んでからです。この本にかかれていた『サンライズサンセット』と言う歌が妙に気になり、聞いてみました。良い歌です。

こうなると、この歌が気になって映画を見たくなりました。どんな場面で歌われているのかを知りたかったからです。でも、こんな古い映画(名画)をやっているところがあるのだろうか?と疑問でした。ありました。池袋の映画館でやっているのを見つけました。

映画を見始めると歌の事を忘れて見入っていました。

やがて村では主人公の5人の娘の一人の結婚式が始まりました。にぎやかな踊りなどの後で静かに歌われる歌、それがサンライズサンセットでした。背中におんぶされていた子供が、遊んでいた少年が、いつの間にかきれいになり、いつの間にか大きくなり、今日はもう結婚だ。と歌う歌
 日は昇り日は沈む、これを繰り返している。時間の経過と人生を淡々と歌い上げた良い歌だと思います。今でもこの歌(サウンドトラック版)を聴いていると映画の場面場面が思い出されます。

シェルブールの雨傘
戦争で引き裂かれた恋人の運命。人生の運命をハッピーエンドではなく、戦争の悲惨さをつづった映画。昔の恋人に再会しますが、過去は忘れて、今の人生を生きて行くしかない、と言う映画を若い頃に見たので心に残ります。

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