2006年 12月6日(水)〜12月10日(日)

原康浩 個展「avant dala/アヴァンダラ」
原康浩

@ギャラリー メゾンダール

Solo exhibition of Yasuhiro HARA "avant-dala"
The title "avant-dala", a combination of "avant-garde" and "mandala."


注:アヴァンダラとは、アヴァンギャルドと曼陀羅を合わせた造語。
イントネーションは、大阪弁の "あほんだら" です。
一度声に出して言ってみて下さい。



原康浩は、大阪市在住。2002年大阪梅田の路上での絵の販売からアート活動を開始。以後、大阪を中心にエネルギッシュに活動。2006年はほぼ毎月、大阪、京都、神戸と関西のギャラリー、クラブ、大学、カフェ、様々な場所でのアートイベントに連続的に参加している。抽象、具象に捕われず線やタッチの荒々しさや、ビビットで妖艶な色使いで現代アバンギャルドをテーマに作品を発表。音楽などによるインスピレーションにはじまり、アバンギャルド、パンク、ノイズなどの即興音楽のように、一つ視点をかえると今にも崩れ落ちてしまいそうな不安定さと変貌を続ける。 今回のメゾンダールでの個展は、2005年に次ぐ2度目の個展である。2006年、ギャラリーやカフェ、イベントスペースなどでの個展、多数のグループ展、イベントに参加してきた原康浩の今年最後、あるひとつの集大成としての個展となる。今、現在この瞬間にこだわり続けるが故に形は散漫し変化を続け、当然活動は多数に及ぶ。今回は2006年の原の手元に残ったわずかな作品の抜粋と、新作の約50点を発表。また、個展開催中の5日間全て原は在廊。ギャラリーの小スペースをアトリエとして数々の画材を持ち込み制作風景をライブで公開。
ギャラリーメゾンダール


現代美術にとらわれず、手軽でずっしりとした作品を作り続けていく。その中で多数の物語や心象風景を作り上げていきそれをひとつの”村”として表現する。多数の異なりあっった場面 はどこか漫画風でもあり、心象風景でもあり、情景であり、一貫性をもった大きな曼陀羅を作り上げる。様々な投げっぱなしの絵画。そこでストーリーが完結するのではなく第3者の人の中で完結してほしいと思う。それは一生完結しないかもしれないし、すぐさま完結してしまいそうでもある人々の人生の様。    
一貫性をもった曼陀羅は無限にその地図の一枚一枚を増やし続ける。
原 康浩


TOP

Copyright (C) MAISON D'ART All rights reserved.