平成14年7月某日 旅打ちを終えた今、私はパチンコに依存する生活をやめた。もっとパチンコの奥深くが知りたくなったのだ。以前のパチンコをしていては踏みこめな領域に、足を踏み入れてみたかった。
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平成14年8月某日 あれからというもの、すっかり調子を取り戻し、順調にビックシューターで勝ちを重ねる日々が続いた。
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平成14年9月某日 早番の仕事を終え、いつもの時間にE店着。 もちろん、”ドツキ”と”設定判別法”という手段はあまりにも違い過ぎる。
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あの一件以来、私は自然と一般台から遠ざかっていた。 心の傷も大きいが、やはり「釘を開けなくなった」というのがもっと大きい。 そして、その存在を気にはしながらも、CRやらスロットなどを打ちながら、どうにか誤魔化す日々が続いた。 そしてそんなある日、愛しの台は姿を消してしまった。 別れも告げられずに・・・。 だから今言いたい。 「色々教えてくれて、ありがとう!色々な思い出をありがとう!!」 それはいいとして、残念ながらE店はCRやスロットでジグマを続けられるような店ではない。 現役を引退してから今まで、ジグマパチンコを目指して来たのだけれど、これで全てが崩壊してしまった。 そのことをきっかけとして、私のパチンコへの接し方が180度変わる事になる。 突然、負けて当然のパチンコをしてみたくなったのだ。 とはいえ、きちんとした理由はある。 私は今まで、「勝つためのパチンコ」をずっとしてきた。 そして「勝つためのパチンコ」とは、いかに”パチンコにおける楽しみ”の部分を削れるかにあると思っていた。 だから、いったんそのベクトルを違う方向に向けてみようという気になった。 そうは言っても、流石にパチンコの回らない台を打つというのではなく、あくまで設定の見えないスロット。つまりは「一応は希望が持てる。」という状況で打つわけだ。 |