あくびネコさん。
欧米の翻訳モノについてのご意見は、おっしゃるとおりだと思います(どーしょーもない作品も山ほどありますけどね)。ただ、映画などと同じように、外国が舞台で主人公が外国人だと、ごく自然にかっこよくなる。でも、日本が舞台だと、強めの演出をしなければ、効果が出なくなる。そして、演出が過剰になると、今度はクサくなる。そのあたりが、実作者としては頭の痛いところであります。自然な演出と、作品が放つ強烈なパワー。これが両立できれば、言うことないんですが。
山下愛子さん。
将棋の名人でありながら、チャイコフスキー・コンクールで優勝し、対局や演奏会の合間をぬって、セリエAでゴールを挙げるようなスーパーマンは、たしかに私の作品には登場しておりません。これは、もしかすると、男の妬みかも……。
いや、きっと不自然な存在を嫌っているからでしょう。しかし、小説というのは、心が自由に遊べるフィクションの世界ですから、スーパーマンが住んでいてもよいのかもしれません。つまり、不自然な存在を自然に見せるだけの技量が、作者の側にあればいい、と。
今回は「課題ばかりが残っています」という結論になってしまいました。
うわっ!字ばけというのをまざまざと目にしてしまいました。機種依存文字使っちゃいましたか。
化けてるところは、短大のときにアンケートで、好きなアーティストはという問いに、レオナルドダヴィンチと回答したとか、ガクトは美形で歌唱力もある以上に、極うまカレーをつくるところが好きなんだといったとこでした。
また、化けませんように。
本岡先生。冬ソナが受けているのは、作中人物の設定の魅力が大なのだそうです。(某講演会での受け売り)
曰く、定量、定番、定位置という3定を見事に実現したインテリアコーディネイト。物質文明享楽時代は終焉を迎え、これからはお気に入りのものを自分の管理できる範囲で利用するという生き方が主流になりつつあるらしく、主人公たちの暮らす室内が整理整頓されているのも、この3定に沿っているということなのですね。
私自身はテレビのない生活を送っているもので、冬ソナブームを知ってはいても、印刷媒体での露出でしかその魅力を確認できません。今更冬ソナのためにテレビ受像機を揃えるのも面倒だし。
それから、ヨンさま扮する主人公がこれほど女性に支持されているのは、中性的だから。
意外でしょ?聞くところによると、彼は建築家でありながらピアノも弾くらしく、その緻密な数学的脳と繊細な音楽的脳を併せ持つというあたりが、どうも女性には圧倒的魅力と映るらしいのです。
実際、私にとってもそうですけど。今どき、自分の食事も自分でつくれない人間は男女を問わず軽蔑しますし。
先生の作品では、割と男性は家事するシーンを与えられていませんが、意識的なんでしょうか。先生ご自身はある程度なさっておいでのようだし。
ご存知かどうかわかりませんが、私はGacktという男性歌手(最近ではアーティストというらしいのですが、私は短大のときキイC淵◆璽謄D好箸蓮廚箸いΕ▲鵐院璽箸法屮譽」淵襯鼻Ε澄Ε凜D鵐繊廚伐鹽「靴討靴泙い泙靴拭砲離侫.鵑如△修譴枠爐ニオ舛撚里發修譴覆蠅砲Δ泙ぁ覆箸いΔ茲衙淇佑砲詫Q鬚任C覆いΔ泙気蕕靴い里任后Z笋砲詫Q鬚ウ擇咾泙擦鵝砲海箸茲蠅覆砲茲蝓⊆i「妊D譟爾世箸C弔C襪C蕕覆鵑任后D團▲涼討C覆「藐塗霪擦發笋辰討襪箸いΕ」礇奪廚發任垢韻鼻」
小説の登場人物の造詣にはポリシーがおありのことと思いますが、冬ソナレベルのメガヒットを狙うには、筋トレしながらリリアンも編むというような設定もありかもしれません。(でも、このパターンは気持ち悪い)
月刊エッセイ面白く拝見いたしました。特に同業作家M先生の件は、不思議に納得してしました。私も当時、矢継ぎ早に刊行される新作を購入して読んでいましたが、しだいにテーマとかプロットという以前に文章表現に異質のものを感じました。ダジャレめいた独特の言いまわし、あるいは新作の造語を次々に作品に織り込んでいました。生意気な言い方をすれば、せっかくいいテーマを題材に練り上げたプロットと独創的なトリックを駆使しても、硬い金属的な表現(?)や登場人物の造形・性格描写・男女間の描写・企業社会の描写がいつも単一的です。従って、数式めいた構成で犯人像も犯行動機もいつも答えが決まっているように感じます。複数の事件をリンクさせても犯人が実は全く違ったり、複数だったり、偶然の多さに驚いてしまいます。つまりは、作家の感性というものなのでしょうか。それに比べ欧米の翻訳ミステリに登場する主人公や脇役たちは、細部までしっかり描かれ魅力的です。会話のシャレたいいまわし、さりげない優しさ、強い意志、大胆な行動などすべてが刺激に満ちています。テーマもスケールが大きいし、展開もスピード感があり、ハラハラドキドキの連続です。すべてが解決しても、最後はほろ苦い余韻を残します。すでに次作へのアプローチがはじまるのです。実に読者泣かせでウマイと思います。
というわけで、本岡先生の新作長編の登場を首を長くしてお待ちいたしております。
P-chanさん。
「ルールを守りましょう」とは言うんですが、なぜ、そのルールを守らなければならないのか、理由を説明できない人たちが多いのが、わが日本国の困った点ではあります。
山下愛子さん。
ハハハ、たぶん、テニスをやらなくたって、私の小説生産速度が上がることはないでしょう。早い話が、じっくり型というか、単にノロいというか、まあ、そんなところです。
うれしい。P-chanさんとか、ちゃんと読んでおられる方はいらっしゃるんですよね。私も安心して(?)これからもお邪魔できます。
本当に先生のエッセイはおもしろいです。黒字(今、点訳を習っていて、活字本のことを業界では黒字と呼ぶそうです)では社会派(死語)で硬派な先生が人格変わったかと思うくらい。テニスなさるなんて想像もしませんでしたし。でも、テニスしてる時間があれば執筆してくださいとは、編集者に代わって私が申し上げたいです。
今月11日にお返事いただいていたのは奇跡としか思えませんでした。その日は私の誕生日。18、もとい43歳になりました。最高のプレゼントをいただいて感謝しております。
今月のエッセイ失礼ながら大いに笑わせて頂きました。
ピントがずれていても、一生懸命今までのルールを守ることが大事なのでしょうね。
と、議員の公費を使ったお遊びのミニ版ですかぁ?
良くも悪くも地域性?
これ、絶対本の参考になります!
というか、なることをお祈りしています。(^^ゞ
私「赤い羽根募金」していません。
理事の報酬にかなり使われていると聞いたもんで。
今は、盲導犬や、交通遺児の募金に変更しました。
役員報酬に回ることがあっても、赤い羽根程ではないと勝手に思い込んで。。。
遅まきながら、手の完治おめでとうございます。
追伸
こんな面白いエッセイ、HPに遊びに来る人だけがみるのはもったいない。
編集者の方!連載しませんか?(笑)
山下愛子さん。
ペンネームについては、本名が「村岡」なので、なんとなく「本岡」にして、「岡」の類だから、「本岡類」という、かなりいい加減な名付け方でして、そのイージーさに今となって多少後悔もしております。
作品が売れる売れないに関しては、時代が求めているものとか、いろんな要素がからんでくると思います。また、私の家系は男はほとんど理科系で、なおかつ、私本人の大学での専攻は政治学、社会学といった社会科学系。つまりは、作家としてはかなり“異端”というべき血筋、経歴の人間で、頭の中は多方面に分裂しているようです。こういう人間が文芸方面で成功をおさめるのには、文芸一筋できた人よりも何倍も時間がかかるし、リスクも大きいものだと考えております。ただし、もし傑作が書けた場合は、他の作家とは大きく異なる“オンリー・ワン”的なものになるんじゃないのかな。
ともあれ、今後とも、よろしく。
何度もお邪魔してすみません。
先生のご回答を私なりに考えてみました。ベストセラーというのは、単に作品の質がいいというだけで成立するものではありませんよね。特に情報化社会の今日では、出版社側の仕掛け(広告なりメディアミックスなり)が、減少化傾向にある読者をそそのかし、一部の作家の作品に殺到させているのだと思います。
自称元文学青年の森○氏や西○氏の、読むのが気恥ずかしくなるような美文調に比べれば(そんなものと比べる方も比べる方ですが)、先生の諸作は簡潔な文体で時代が描かれ、決してご自身がおっしゃっているような、文章が下手な作家ではありえません。それでも彼らが初版から部数を飛ばしているのは、一重に出版社他の戦略だと思うのです。
ホームページのどこかに書いていらっしゃるのでしょうか。先生のペンネームの由来はどこからきているのでしょう。ご本名が違うことはエッセイその他で知ることができましたが、特にこのお名前に決定した理由というのがおありでしょうか。というのも、実は私は先生の著作を偶々読んで、すごくおもしろいのでこの作家の作品を全部読みたいと思ったのですが、なぜか検索しようにも名前が出てこないのです。図書館や書店でも「もとおか」ではなく「ほんおか」と誤読されて書棚に並んでいたりします。読めば確実におもしろいのに名前が浸透していない(のは私だけだったのでしょうか、ひょっとして)というのは、ベストセラーづくりにはマイナスかも、と思いました。でも、一度大々的に売れれば(しつこい)、名前はきっとみんなの記憶に残るでしょう。
だれか有力なアジテーターがいるといいのですが。ベッカムの愛読書が「神の柩」とか。(……ありえない)
アマゾンのユーズド本ランキングでは、ご著書の中でユーモア系に入るのが上位を占めていて意外でした。最近はすっかりシリアスにはまっておられて、エッセイとか近況報告で大笑いしてしまうのがとても新鮮だったもので。
本当に次回作、さらにすばらしい作品に出会えるであろうことを、遠く広島から期待しております。
山下愛子さん。
厳しくも温かいメールありがとうございます。
本というのは、作家の都合だけでは発行できず、出版社の存在が必要となってきます。ところが、近年の出版大不況で出版社の文芸部門の多くが赤字となっている現状では、ベストセラー作家以外の作品の発行はハードカバー、文庫を問わず、年々厳しくなってきております。つまり、早い話が、私が大ベストセラーを今後出せば、過去の作品を含めてすべてが良い方向に向かい、ベストセラーが出せなければ、すべてがダメになるというわけなんです、はい。
なぜか他の人があまり書き込まない掲示板(笑)に、しょうこりもなくまた来てしまいました。今日、初めて「ぬれせんべい」というものを食したもので。
本社が福岡にある株式会社もち吉の商品なのですが、先生はこの食感をもうご経験されましたか? 商品説明を引用しますね。
このせんべいは、従来のせんべいとは違った、新食感のやわらかいせんべいです。
焼きたてのおせんべいに、特製甘口しょうゆをしみこませ、もち吉独自の製法により、お米の香ばしさと醤油の風味をせんべいの中に閉じ込ませ、しっとりとした食感に仕上げました。
しけっているわけではありませんので、安心してお召し上がりください。
「しけらせる」というせんせいのグルメな製法とは違うのですが、これはこれで美味しいみたいです。電子レンジで温めたり、焼き海苔やチーズなどをトッピングするなどの食べ方も紹介されていますが、まだ試していません。私としては、先生が月刊エッセイで描かれていたしっけたせんべいのある官能小説が頭から離れず、やっと近い感覚を味わえたような気がします。(官能シーンの再現はしていません)
新田さんからは「羊ゲーム」大変おもしろかった旨メールがありました。先生のご著書を紹介できて本当によかったです。実は早春に蔵書一掃をはかり、本当に必要な書籍だけ残してブックオフ路線の古書店に売り払ったのですが、先生のご著書だけはやはり手放せませんでした。なにしろ絶版になってたりするし。ハードカバーの文庫化とか、どの程度進んでいるのでしょう。とにかく商品(?)がなければ人に勧めるにも勧めようがなくて。広島市内の図書館には必ずありはするのですが。
以前の「土曜ワイド劇場」(とよた真帆主演)になった作品のように、雑誌掲載後、単行本化されていない作品もございますよね。ああいう作品の命はどうなってしまうんでしょう。私がたまたまそのとき掲載雑誌を見ていればともかく、最近はネットにはまっていて、小説雑誌の執筆陣にまで目を通していないのが実情です。あのドラマも、きっと原作はおもしろかったに違いない(ということはドラマの出来は……)と思うので、ぜひ拝読したいのですが、ネット配信とか、そういうのは無理でしょうか。新作に前向きでいらっしゃるのは重々察していますが、これまでの作品も本岡先生のお子さんですから、何かよい案があればご検討願えないでしょうか。
返信、ありがとうございます。
ちなみに本岡さんの「羊ゲーム」を図書館に探しに行って、みごと?ゲットしました。今まで広島市内の図書館では本を借りたことがなかったので、カードを作る所からやりました。まだ読んでないので感想はいえませんが・・・
では、今後新しい作品を出される時は教えてくださいね。
先ほど書き込みの途中で誤って送信してしまいました。申し訳ないです。
返信、ありがとうございます。ちなみに
本岡さんの「羊ゲーム」を図書館に探しに行って、みごと?ゲットしました。今まで広島市内の図書館ではカードを
新田さん。
弱ったな。私、今、作風の大転換を図っているところなので、今後の作を読んで下さいと書くしかないんだけど、まあ、それから、大きな図書館で私の過去の作品を見つけたら手に取ってくださいとも言えるけど、具体的な題名となるとねえ……。
そこで、苦し紛れに他の作家の作品紹介をしますと、月並みかもしれませんが、「アルジャーノンに花束を」(ダニエル・キイス)が、ここ20年間くらいで、私が読んだ中ではいちばん良かったかなあ。こんな程度の答で、ご勘弁を。
はじめまして、新田と申します。山下愛子さんの紹介でこのサイトに来ました。山下さんのお勧めの本は、本岡さんの本だそうです。かなりのファンみたいですね。私は、今まで存知あげませんでした。すいません。絶対零度一度読んで見たいと思います。私も掲示板に書き込みとかあまりした事がありません。出来る限り覗くようにしますが、返事が遅れたらすいません。私は今24歳ですが、22歳くらいまで本を読む習慣があまりありませんでした。今はいろいろな本を読むように心がけています。面白い本があれば教えてください。 お願いします
申し訳ありません。私はネットとか掲示板初心者で、書き込みはしたものの、先生がご返事を書いてくださっていることに、今の今まで気づきませんでした。今朝、月刊エッセイのバックナンバーを全部拝読し、掲示板をクリックしたところ、直接呼びかけていただいているのに感激のあまり涙腺が緩んでしまいました。
バックナンバーでパソコンを信用しておられないお話、私も同意見で、私の愛機はバイオFX33Gなのですが、よくビジー状態に陥るので、重要な仕事は彼女(なぜか女性代名詞)に任せられません。ワープロは、オアシスも使ったことはあるのですが、私はインクジェットの美しさからずっとキャノンにはまっています。でも、先日バイオのメディアプレーヤーがぐれたとき、全面リカバリの方法をカスタマーサービスが懇切丁寧に指導してくださって、私のような機械音痴は、次のパソコンもバイオのほかには考えられないような気持ちです。
次回作、順調に書き進められるよう、骨折のリハビリによいお食事でも作ってさしあげたいのですが、同居のセナさんほか(わざと無視している)の手前、遠慮しておきます。おからだお大事にと申し上げたいところですが、読者としては一日も早く新作にお目にかかりたいばかりです。百巻まとめて出版されてもよいように、本岡先生積み立てをしておきます。
山下愛子さん。
いろいろご心配(?)おかけして、申し訳ありません。私がミステリー(社会派の)を書かなくなったのは、時代背景が複雑になって、ミステリーの形式では、描くのが困難になったからなんですね。そこで、別の形を模索しているわけですが、時間ばかりがかかって……すみません、今しばらくお待ちのほどを。
本岡先生、「絶対零度」以降の執筆がなかったのはショックです。私は高村薫さんの「神の火」を読んで、あの高塚良くんが(荷物が増えるから)本が買えないと嘆いていたことに衝撃を受けてから衝動買いを控えているのですが、先生の著作はどれも相当にレベルが高くて価格以上に満足できるので、新作をぜひ拝読したいものと思っています。
伊吹律さん。
お見舞いありがとうございます。骨折のほうは良くなる方向で推移しているようですが(レントゲンの結果)、骨がくっつくか、まだ油断はなりません。おたがい、怪我には注意いたしましょう。まあ、注意してても、怪我する時は、するんだけどね……。
あけましておめでとうございます。
今年の活躍を期待してます。
待望の新刊発売、楽しみにしています。
骨折されたそうですが、大丈夫でしょうか?
骨が上手く引っ付いてくれるといいですね。
っていちばん問題は痛みなのでしょうが。
どうぞ、お大事になさってください。
P-chanさん。
ありがとうございます。でも、出る作品の数が少ないよなあ。自分でも、よくわかってるんだけど……。
ただただ\(~o~)/♪
ついに作品が。。。
山本佳一さん。
シューベルトがお好きなんですか。シューベルトは、私は弦楽四重奏が好きなんですけど。
しかし、弱ったな。ペンションですか。ペンションは、10何年か前、角川書店からペンション・オーナー・シリーズを出してたんだけど、最近は泊まりにいってないからなあ。難しいなあ。当面は、別方面の主人公が登場する小説で、勘弁してください。
ペンション物語の新作を心待ちにしています。殺人事件が小説の中に出てこなくても結構です。「シューベルト荘」ゥゥなんてどうでしょう。ペンションの主人の名前が哲郎で。決して、冷やかしメールではありません。スキーとテニスとそしてクラシックロック(70年代前半)が好きな読者であります。
あくびネコさん。
過分なほどのお褒めの言葉、ありがとうございます。執筆の励みになります。
長編の新作、短編集、映像化など進行中の企画はいろいろあるのですが、正式決定まで今少し時間がかかるようです。早くホームページ上で発表できればいいのですが。
今後とも、よろしく。
本岡類 様
初めてお便り致します。
新刊の『絶対零度』文句なしに面白かったです。
近年刊行される国内のミステリにすっかり絶望し、翻訳ものばかり読んでいました。海外の作品は、テーマの斬新さスケール、人物造形、プロットのどれひとつ取ってみても長い熟成期間、綿密な取材の確かな裏づけが感じられて、頁を捲る楽しみがあります。最後に訪れるどんでん返しと驚愕の結末。まさしくジェットコースター・サスペンスが横溢しています。
先生の作品は、初期の将棋ミステリからずっとファンでした。中でも『鎖された旅券』『窒息地帯』『神の柩』は、精緻に構築された建造物のようなプロットの見事さ、文章も平明でわかり易く、ビールにたとえれば喉越しの良さを感じました。
どちらかというと寡作の先生が、1年か2年のサイクルで書下ろしされる長編の刊行は、待ち遠しい限りです。
次の作品は、何を見せてくれるのか?
期待しています。
お返事ありがとうございます。
「千鳥の知恵」が読めないのは淋しいですが、
先生の他の作品を買ってみます。
「これは面白いっ!!」という作品に
出会えることを楽しみにしております!!
伊吹律さん。
おっしゃるとおり、本にとってタイトルは重要なもので、ぜひとも良いタイトルをつけなければなりません。しかし、“良いタイトル”というのも、尺度によって違ってくるわけでして、なかなか洒落てるなと思っても、店頭で目を引かないかもしれないと不安になって、別なタイトルにしたこともあります。その一方で、目立つけど、少し下品だったかなと、あとで後悔するものもあって、うん、今後もタイトルづけでは悩み続けることでしょうね。
リサさん。
書店でお買い求めの上お読みいただけるとは、なんという温かいお心遣いでしょう。しかしながら、「千鳥の知恵」については、短編で、単行本にはいまだ収録されていないんです。400字詰め原稿用紙で50枚の短いもので、主人公の弁護士も原作では、女性ではなく、男性なのです。つまり、テレビとはだいぶ違った内容の作品なんですね。ともあれ、今後、面白い作品を出していきますので、その時、ぜひとも「書店にてお買い求めの上で」お読みくださいね。よろしく。
はじめまして、こんにちわ。
先程、テレビ朝日の再放送で、
とよた真帆さん主演の
「復習法廷の女・初恋の人を
殺した依頼人が憎い!」を見ました。
原作も読んでみたいと思い
最後の出演者やスタッフなどの
お名前が流れる所まで見ていたら
本岡類(先生)「千鳥の知恵」と出ていました。
これはどの著作に収録されているものなのでしょうか?
書店にて買った上、読みたいと思っています。
去年のお話によれば、まだ単行本にはなっていない
となっておられましたが・・・。
こんばんは。
読者の立場から、ありきたりではありますが
初めて読む作家さんの本の心を惹かれるのは
タイトル、帯、装丁……が重要だと思います。
それのどちらか興味を持ったら、
私は一度あらすじをみて読むかどうか決めます。
タイトルで面白そうと思えなかったら絶対素通りすると思います。
確かに宮部みゆきさんならどんなタイトルでも売れるかもしれませんが、それは「宮部みゆきの作品は面白い」という評価がすでにあるからではないでしょうか?
ファンならどんなタイトルでも買うでしょう。
好きな作品のタイトルは大抵好きになると思うんで、
作品がよければそれでいいのですが、
客寄せにはなりますよねぇ。
だからといってどんなタイトルが良いタイトルなのかはよくわかりませんが。良いタイトル=好きなタイトルで好みの問題にもなりますし。
ついでに私が3年位前かな、「白い森の幽霊殺人」というタイトルに引かれて先生の作品を拝見しました。
まあ、ミステリ好きなもので……
P-chanさん。
公共施設をフルに利用してるとは、うらやましいなあ。この問題に限らず、もっと納税者が怒るべきだと思うんですけどね。テレビ化については、小説が数万の読者を想定しているのに対し、テレビは一千万以上の視聴者を狙っているので、作り方が大きく違う場合が出てくるのもやむを得ないものと、あまり気にしないことに、私はしておるのですよ。
BOUZさん。
どなた様なのか、おおよその見当はつきますが、御仏門の方に失礼なことを言うとバチがあたりそうなので、うーん、どう書くかが難しいなあ。ともあれ、図書館で旧作を読んでいただくか、今後に出版される本をお金を出して(笑)買ってください。よろしく。
はじめまして。BOUZと申します。
先生の奥様と私の母が知り合いで、こちらのHP拝見させていただきましたが・・・。
月刊エッセイがおもしろい!
いや、面白いというか、いろいろ考えさせられたといった方が正しいですね。久しぶりに面白いHPに出会えた気がします。
でもまだ私本岡先生の本読んだことがない(爆)ので、一度それを呼んでからもう一度読み返してみようと思います。
乱文失礼しました。
↓ゴメンナサイm(__)m
半角カタカナ使用禁止でしたね。
「ウソダヨン」って書いたのですぅ。
先生もHPは奥様任せですか?(笑)
いつまで経っても我HPに居候している主人の為にHPを立ち上げたのですが、結局更新は私がする羽目に・・・。
さて、サラリーマンの公共施設の利用ですが、私も公平でないと思っています。
その分私がしっかり利用させてもらってます。(*^^)v
あのぉ・・・、また映像化するんですか?
楽しみです。
12チャンネルは、本に忠実が売りと聞いていたのに前回の作品はとてもつらいものがありました。
主人公のイメージが違うよーっ。。。
私の中で水無瀬さんのイメージ出来上がっちゃってるってこともあるけれど・・・。
光彦坊ちゃまだって、宮之原警部だってあそこまでは違わないと思うけど・・・。
12チャンネルに抗議したかったけど大人気ないので辞めときました。(^_^;)
これからしちゃおうかな?(爆)>蛙折巒
のりのりさん。
ががががが〜ん。細かなところに至るまでのチェック、うーむ、おそれいりました。たしかに11月20日の発行でありました。ホームページのほうは直し方がわからないので、管理人(かみさん)が暇な時にでも頼んで、リストを訂正しておきます。今後とも、よろしく。
こんにちは
自分で全作品リストをつくって読破を狙っているファンです。(丁度半分位かな)
あとからHPを奥付で見つけ、更にリストがあって…ががががが〜ん。でした。
そこで、ひとつ。
先生のリストを拝見すると
22 窒息地帯 新潮社 1995.12
とありますが、書籍の奥付をみると、1995年11月20日発行なのですけれども…
ご確認いただけますでしょうか?
「花の罠」はテレビを見てから本を読んだので
水無瀬の探偵役を桜主役に置き換えていたり
犯人の設定が変っていたりしたのを
後から知って、これあり〜?って思いました。
原作の雰囲気はあったし、原田貴和子さんがきれいだったから2hドラマとしては面白かったけど。
まぁ携帯電話の異常な程の普及を考えるとしかたがなかったかなとも思いました。
次の映像化は何がされるのでしょうか?
詳細を楽しみにしています。
KIUさん。
次の映像化はテレビ朝日系列です。詳細は、また後日に。
気分悪い!!!さん。船橋市民さん。佳乃さん。菜の花なっちゃんについてさん。
見方は、いろいろあるようですね。菜の花は千葉県の県花ですか。そういえば、近くに「菜の花皮膚科」というクリニックがあるなあ。
ともあれ、珍しい名称を目にして想像をたくましくしただけで、「菜の花なっちゃん動物病院」さんそのものについて何か申し上げるつもりはまったくないことを、付け加えさせていただきます。
なぜ菜の花なのかはよく知りませんが千葉県の県花が菜の花だからではないかな〜・・・
私も「菜の花なっちゃん動物病院」は「どうして『菜の花なっちゃん』なの?」と思っていました。
「なっちゃん」て猫の名前だったんですね。
でも、そうすると「菜の花」はどうして?
それと、「なっちゃん」ってどんな猫なんだろう?三毛猫?トラ猫?
菜の花畑で拾われたのかしら?
猫好きの私は今度はそっちのほうが気になりだしてきました。
看板猫のなっちゃん、一度お目にかかってみたいものです。
気分悪いさんへ
さきほど送った分が文字化けしたみたいで、もう一度送ります。
本岡先生は別に悪気はなく、単に素朴な疑問をつづっただけだと思うんですよ。
実は私も「菜の花なっちゃん動物病院」は「なんで『菜の花なっちゃん』なのかなあ?」と思っていたひとりです。
ソフトな名前で、先生も本当に動物が好きなやさしい方なのかなあ、という印象は受けますが・・・。
でも、「忙しいとき、受付で最後まで名前を言うのは大変かも」と思ったのも事実。
そうは言っても、最近はヘルプデスクとか通販などに電話をすると、「はい、xxxxの○○○です」とほとんどが社名と個人名まで答えるので、長い名前はトレンドかも。
気分悪いさんへ
本岡先生は別に悪気はなく、単に素朴な疑問をつづっただけだと思うんですよ。
実は私も∈擇硫屬覆辰舛磴麁以・賊。は「なんで『菜の花なっちゃん』なのかなあ?」と思っていたひとりです。
ソフトな名前で、先生も本当に動物が好きなやさしい方なのかなあ、という印象は受けますが・・・。
でも、「忙しいとき、受付で最後まで名前を言うのは大変かも」と思ったのも事実。
そうは言っても、最近はヘルプデスクとか通販などに電話をすると、「はい、xxxxの○○○です」とほとんどが社名と個人名まで答えるので、長い名前はトレンドかも。
お初です。動物病院検索してたらここに飛びました。 実名だして批判めいた事をエッセイとして出すのはあまりよくないのではと思います。↓
想像をたくましくすれば、先生が女医さんで、奈津子とかいう名前で、小さい頃、菜の花なっちゃんと呼ばれていた? うーん……。
でも、受付の方は大変ですね。電話のたびに「はい、菜の花なっちゃん動物病院船橋分院です」と言わなきゃならない。そのうち面倒くさくなってきて「菜の花なっちゃん動物病院です」から「菜の花なっちゃんです」」になってきて、「なっちゃんです」となれば、これは獣医さんというより、スナックかなにか。
私はここの病院に通ってますが、確かに女医さんですが
奈津子という名ではないし受付の対応もめんどくさくなってなっちゃんですなんて言いません! スナックだなんて
勝手な憶測でかかないで下さい! 動物病院とはいえ命を預かる病院なのですから。 患者の一員としてすごく不愉快です! ちなみになっちゃんというのは看板猫の名です。
テレビ大阪でドラマされてたんですね。
テレビ大阪は今すんでるとこでは放送されないので
とても残念です。
テレ東系は民放では一番好きだったので電波が入ってた頃は
テレビ大阪ばかり見てました。
でもやっぱりほんとに面白い番組は一桁ぐらいしか数字が
とれないもんなんですね。
一桁でもうちきりにならないのがテレ東のすごいとこですけど
伊吹律さん。
パソコンのホームページまで持っているのに、ビデオの予約録画をできないとは、不思議ですね。私はテレビでしたらCSのアンテナまで立てられるのに、パソコンはいまだによくわかりません。人それぞれですか…。
美紀さん。
「絶対零度」難しかったですか。そういう声も、あるみたいですね。書き手としては、そのあたりのサジ加減が、ウーン難しいんですよ…。
とん楽さん。
いろいろありがとうございます。ただ、視聴率がイマイチだったみたいですね…。
今回は「…」が多かったなあ…。
テレビ東京「花の罠」見ました。原作に近い出来ではないかと思います。
ただ、将棋の対局シーンとかが少なくて、将棋ファンにはもの足りないような感じですね。ま、一般視聴者を考えるとああなるのでしょうね。
もし、シリーズ化されるようならば、私も出演してみたいですね。
はじめまして・・・のあとが、おかしくなってしまいました。「不要」の刻印とても素晴らしかった・・・というようなことを書いたつもりです。
はじめまして・・・・塒廖廚旅鎔・箸討發茲・辰拭」
流石・・・”本岡 類”と、うなったものです。(呼び捨てでごめんなさい)・・絶対零度・・読みました。難しかった・・・本音は、いまいち。再びごめんなさい。過去の作品も全部読みました。もう一度"流石・・本岡類”という作品を首を長〜〜くしてまっています
。
どうもお久しぶりです。
気がついたら年度始めですね。
真冬には春になったら新しいことを……
とか思ってましたが、やはりだらだらしてます。
花の罠
が明日、放映されるようで、
やった!休みだ、と思っていたら、
予定を入れていました。残念です。
(ビデオ予約録画できないんです、私)
Kiuさん。
たとえば、クラシック音楽でいうならば、私は若い頃はピアノ曲が好きだったものが、今では弦楽曲ばかりを聴いています。人の好みというのは、その時の環境や年代でまったく違ってくるもので(全体主義社会ではないのですから)、むしろ好みがバラバラなほうが健全なのではないでしょうか。趣味は、肩の力を抜いて楽しみましょうよ。
小夜子さん。
イラク戦争については、私も複雑な心境です。ただ、歴史を見ても、戦争というのはいったん起こってしまえば、ある程度の決着がつくまで、ほとんど止めることは不可能で、起こる前(直前ではなく、数年前からの)の努力なり行動なりが必要になってくるものだと思います。そんな意味でも、今度の戦争で反戦デモに参加した若い人は、少なくとも選挙の投票に行かないようなことはしないでほしい、と思っています。
イラク戦争について
このままではアメリカが図に乗るので心配です。
でも、これ以上犠牲者を出さないためには、早く終わって欲しいと思っています。
そのあたりが矛盾した気持ちです。