特別企画


”不思議な?蘭の開花の様子”


  Crhts. paracaimensis の開花まで


  私は下垂性の蘭の中では、花の形が奇妙であることから、Crhts. 属が一番好きです。花期
が短いのが難点で、例会に持っていくことは殆ど不可能ともいえるので、細かく撮影して開花ま
での様子を載せたいと思います。(私がリンクを張っている GOLDEN さんは macrantha の開花
を細かく撮影し、貴重な資料を提供してくれました。)

 5/15:
新芽とは逆に下に向いたので花芽と判明
 6/1: 5輪の蕾を確認  6/8:大きくなるのが早いです
 6/11:唇弁(バケツ部分)が透けて見えます  6/14:朝8時、蕾が裂けてきました 約1時間半後には唇弁が見えてきました  3時間後にはD.S.とV.S.が反返りはじめました、その後約3時間半でほとんど平開
バケツの水は、わずかに甘いです 5輪がお互いに邪魔して観察しにくかったです

  

 1日で完全にS.が反り返ってしまいました  こちらは bicalcarata の蕾です、大きいです 

 

  Paph. sanderianum の開花まで


  開花の様子が面白いのは Crhts. 属だけでなく、この sanderianum も不思議です。長い花弁
(P.)がどのようにして伸びるのか? Paph. 属の中でもデリケートな種であるため、栽培にはと
ても気を使います。他の Paph. に比べて根の張りが、特に悪く感じるのは私だけでしょうか? 
折りたたまれた P. が伸びながら、更に P. 自身も伸びる様は感激します。

  


我家では、これまでに4株が、5回開花しました。
左の個体はペタル長が 74cmまで伸びました。色彩は roth.と違って薄い個体が多いですね。ペタルのねじれ方は同じ個体でも、咲いた時の条件で、変わるような気がします。




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