《号外》【当社九州支所のハルさんからの緊急釣果レポート。やりました、52.5cmのクチブト・メジナ!

(モリ)渡船基地の港からの大物釣果とは皮肉なものです。佐多岬などこの南九州一帯の沖磯に渡船代4千円を払って渡礁しても、このサイズはなかなか釣れません。ハルさんの快挙に拍手!
平成24年5月27日 小潮 干潮16:09 満潮22:55

 当日も大荒れの為、地磯では竿を出せず、2匹目のドジョウを狙っての船間港への釣行となる。大荒れが続いており、渡船もこの2週間出ていないとのこと。

 仕掛けは先日と同様で、ウキもチェスナッツのB。但し、気分を変えてカラーはオールピンクをチョイス。ピンクはオレンジなどにも劣らず遠投してもよく見えるのでお勧め。

 16:30釣り開始。マキ餌を入れると餌取りは多い。1投目より、手の平に満たない尾長メジナが喰って来た。その後はつけ餌が取られるだけで、ハリ掛かりしない状態が続く。

1時間あまり経過した17:40頃、しもらせていたチェスナッツが一瞬にして視界から消え、竿引きの大きな当たりが出る!先日のこともあり慎重に寄せにかかるが、その引きは先日の比ではなく、水深1m程のゴロタ浜へ乗り上げられてしまった。

ゴロタ浜でやり取りすること約4分あまり、どうにか左手の深みに誘導して、また、やり取りを再開する。掛けてから約10分のやり取りの末、タモ入れしたのは、60cm・3.5kgのイスズミだった。
 これが尾長だったらなあと思ったことは言うまでもありませんが、大型魚とやり取りし、釣りの醍醐味が堪能できた釣行となりました。













































































平成24年5月22日 大潮4日目 満潮19:34
 
 鹿児島県は大隅半島の肝付町船間方面へ釣行。当日は波高3m以上の大荒れで、かって日本記録の石鯛が出た名礁鳥島も大きな2番(1〜4番があり、日本記録が出たのは1番)を除き、波を被る状況だった。
 これでは釣行可能な磯はないと船間港を目指した。船間港は、この一帯の渡船基地であり、私が磯釣りを始めた19年前にこの港の裏の地磯で48cm、2.1kgの口太メジナを釣り上げた思い出の場所でもある。

 この波高ではその港の裏には行けないので、港の海に向かって右端から竿を出すことにした。港から竿を出すのは初めてである。船間港は沖向きは天然の岩場を利用して、その続きに大型のテトラが積み上げてあり、地方寄りは大き目のゴロタの浜が続いている。裏の地磯の水深は10〜15m、深い所は20mを超えるが、港内は満潮でも5m程しかない。

 釣り開始は16:00ちょうど。ハリス2.5号、ハリは寒グロの8号、ウキは当然「モリ・プロダクツ」のウキ、「チェスナッツ」オールオレンジのBをチョイス。マキ餌を入れると、オヤビッチャ、キタマクラ、木っ端グレなどの餌取りが結構おり、ひと流し毎につけ餌は取られた。

 何もハリ掛かりしないまま、2時間ちょっとが過ぎた18:15頃、水面下15cm程でホバリングしていたチェスナッツがススーッとしもって行き、視界から消えた! すかさずベールを起こし、合わせを入れると、竿を絞り込む大きな当たりが出た。
 ゴロタ浜の方に行かさないように竿を左に倒し、何回もの強烈な締め込みに耐えること約5分、姿を現したのはかなりビッグサイズの口太メジナ! 早速メジャーで測ってみると52.5cmあった。

 翌日、釣具店で検量した結果は51.5cm、2.74kgで、1センチ縮んでいた。
 これまで、50cm近い2kg超の口太メジナは数尾釣ってはいたが、50cm越えは初めてだった。これは、私の記録となった。抵抗ない喰い込みを演出してくれたチェスナッツに感謝! 皆さんも使ってみたら、大物が微笑んでくれるかも。

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