夢　姉島に散る・・・

期日：平成19年７月8日（日）

午前8時～午後２時

釣り場：加茂　姉島

風向き：北西

　波　：0.5ｍ

　土曜日の午前、師匠から電話があり、『姉島』に行くとのお誘い！これは行くしかないでしょう。スポーツ少年団の練習後、釣具屋により、道糸を2.5号に張替える。師匠から、このポイントは毎年話を聞いており、真鯛のモンスターが数多く潜んでおり、ぶち切られた話を何回も聞いていた。仕掛けを黒鯛狙いよりもワンランク上げ準備する。

　『姉島』とは、油戸荒崎の沖３００ｍくらいにある岩礁で、その周辺に根が点在し、水深１５～２５ｍくらいの場所である。岩礁には、人は立てず、船の上からの釣りになる。（某水族館館長の出版した本にも紹介されている。）船の上からといっても、我らウキフカセ軍団、あくまでも、ウキフカセ！

　加茂の今泉漁港から出発。天気もよく予想最高気温２９度、波0.5ｍと暑くなりそう！船出しで、DAIWAスーパーバトルカップチヌ　全国大会優勝者の高山さんに会い、しばらく談笑。やっぱりオーラがある。

船長の話では、先週７５cmのデカ真鯛をあげていて、今シーズン黒、真鯛あわせて、70枚はもうあげているとのこと。また、先月、師匠と一緒の時は、４０オーバーの黒、真鯛が入れ食いで、４０以下は放流。う～ん、うらやましい・・・

　今日のしかけは、アテンダー1.5に道糸2.5、ハリス2、命ウキ０、潮受けゴムにＧ3、Ｇ5、6を段打ち、ハリ4号の全層で開始。マキエはオキアミ９ｋに、攻撃的ふかせチヌ、ムギコーン。潮は沖から、陸に流れる。結構はやい。

　開始まもなく、左隣でやっていた師匠にヒット！あらわれたのは、ブルーのアイシャドーをいれた、良型の真鯛！４５くらいだろうか。今日は、入れ食いか？先月生まれたばかりの娘（５０cm）以上を釣るのが今日の目標。

　仕掛け投入後、仕掛けがなじみだすと、潮にひっぱられどんどん道糸がでていく。１００Ｍも流しただろうか、バリバリバリッ！道糸をひったくられる当り！あわせるが、竿が立てられない。ようやく竿を立て、ベールをおこし反撃開始！今まで体験したことがないようなすごい引き、レバーをがっちり握り、糸をださないように。んっ！重くなったぞ？動かない・・・根に入られた。うんともすんともいわない。ガーン！しばらくベールをフリーにするが、出てくるわけもなく・・・

　仕掛けを作り変えていると、師匠がまたヒット！今度はイナダ。青物独特の引きを十分楽しんでタモ入れしたのは４５cmくらいか。

その後、船長、師匠は小真鯛を何枚かあげ、自分はてんこ（メバル）をあげて終了。今日は潮が悪く、釣果も今ひとつ。娘との記念撮影は無残に消えてしまった。娘はどんどん大きくなるので、自分も負けてはいられない。娘と一緒に写真をとっている姿を思い浮かべながら、帰りましたとさ。