◆入院・治療の記録 -3-

日付・検査治療内容 / 様子 / 効果
2003/10/10
  • 前日、まぶたが腫れぼったい。寝ながら時々寝言のようにえーんと泣く
  • 当日は元気で食欲もあったが、めったにぐずる事の無いRが出かける間際にかなり泣く
  • 学校より「発熱した(38度)」と連絡があり迎えにいく
  • 帰宅時には38.9度に。処方されている風邪薬を飲ませ寝かせる
  • 経過観察
10/10 午後
発熱
発作重積入院
救急車内、酸素吸入
病院での処置
静注の抗けいれん剤
ホリゾンの座薬
採血
整理食塩水の点滴
  • 午後2時55分頃重積。
  • ダイアップ4mg使用し時間測り始める
  • 意識低下と嘔吐の静かな形。傍に居なければ気づかないような発作の形。コワッ!
  • 今までの発作と少し違い意識は多少残っているようだが、声にならない声で「うう」「うぅ~ん」とうなされるような状態を見て家庭で看る限界だと感じ救急車を呼ぶ(発作開始より約10分後)
  • 救急車を待つ間にできるようなら病院へも連絡をと指示され主治医に連絡
  • 救急車の中での検温時には40度に
  • ある程度、意識があり復活しかかっている
  • 処置後(午後4時頃)
  • サーチレーション97(正常)
  • 脈拍数は173~と高め
  • 午後5時頃には脈拍数158~160くらいに
  • 午後6時半頃、脈拍数130になり落ち着き眠りだす
  • いつもより重積が軽めだったので、今日一晩様子をみて重積がなかったら明日熱が多少あっても帰宅希望があれば退院できるそう
  • …残念ながら再重積してしまいましたが。。。
10/10 夜10時頃
再重積
  • 目を大きく見開き、瞳孔に光が当たっても、光を遮っても反応が無い形。気づかぬ看護師さんもあり
  • 一度治まり、すぐまた起こし医師が発作を診て、治療方針の確認をしている間に治まる
  • (夜間で担当医では無かったためと思われる)
  • この後再度、重積を起こすようなら薬を使用するとのこと
2003/10/11
エクセグラン増量
(夜分より)35mg/日
  • 朝8時少し前頃に目を覚ます。まだ自分で座ろうとはしなかったけど横になったままちょっと笑ってくれた
  • 夜中ハイになり凄く眠そうにしてて寝そうでも、またすぐ目覚め、結局眠ったのは0時半過ぎ
  • 入院時エクセグランの血中濃度が
  • 4.9 だったため増量
  • (標準的な有効値13~15)
2003/10/12
退院
(今までの入院の最短日数)
  • 朝7時に目を覚ます。
  • さすがに眠くなったらしく10時頃にぐっすり寝だした
  • 病院で昼食もしっかり食べ午後退院。外の風に当たった時に本当に嬉しそうにニコニコした顔が嬉しかった
  • 熱もすっかり下がって心拍数100~105
2004/01/23
発作重積入院

救急車内で嘔吐し始め
吸引・酸素吸入

病院での処置
ホリゾン静注3ml
追加+2ml

重積が止まらないため
アレビアチン100ml

ソルデム1A開始液
ソルデム3A(500ml)30ml/h
酸素吸入
6リットル
  • 0時15分頃より重積
  • 昼間は元気で何も変わりがなく熱もなかった
  • 夜中にくしゃみをひとつしたので様子を見に行くと重積し始めていた
  • すでに意識は無い
  • ダイアップを使おうとしたが意識が無い状態で便がたくさん出ている途中で使えない
  • 便が出きるまで 5分程は掛かった。かなり大量にでた
  • この時はまだ嘔吐なし
  • 意識の無い状態で便が出ていたので恐怖感があった
  • 搬入時、意識レベル3
  • (刺激しても覚醒しない)
  • 散瞳 6mm開 (瞳孔が開いている)
  • 重積がなかなか止まらず薬を追加し、落ち着いた頃病室に移動したが、異様に寝返りを繰り返す
  • 体温がかなり下がっていて保温ジェルと掛け布団を大きいのに変えて3時間程するとやっと落ち着く
  • 薬をかなり使ったので使い過ぎでこの異様な寝返りかと心配になり訊ねると使い過ぎならばかえって動きがなくなってしまうとのこと
  • かなり長い時間続いていたので見ていて恐ろしかった。。。
  • 嘔吐を始めたのが救急車の中で即吸引してもらえたため誤嚥下による肺炎の炎症はなかった。感謝!
約8時間後
セレニカR増量
夜分より 250mg/日
ソルデム3A
  • 8時20分頃、少し目覚める
  • お昼頃、少し目を覚ます
  • 14時過ぎおむつ交換すると起きる
  • 食事も食べられそうなので魚、スープ、プリンを食べる
  • 15時、16時50分頃に吐く
  • その後絶食
  • 経過観察
2004/01/24
ソルデム3A
  • 食事は吐いてしまうので、ほんの少しずつ
  • 嘔吐風邪が流行っているそうで、その可能性もありとのこと
2004/01/25
ソルデム3A
退院
  • 食事は少しずつなら吐かなくなり、昼食は無理なく食べられる状態になり退院許可
  • 経過観察
2004/01/26
退院したが
顔が異様にむくみ通院
  • むくみがひくまで一週間程
  • その感、シンドそうにゴロゴロしていたり一日中寝ている事が多かった
  • 体力が落ちた時に何かの要因と重なってでる「クインケの浮腫」であろうとの診断
2006/05/12
発作重積

ダイアップ6mg(自宅)
酸素吸入(救急車内)
 血中酸素濃度
 84前後から上がらず
ホリゾン静注
CT
ソルデム3A
  • 朝4時半頃、目を覚まし発作重積
  • 重積開始時、発熱なし
  • 多少意識があるようで呼び掛けに反応し、私の方へ手を伸ばしてきたりする
  • てんかんと聞いてイメージするような体がガクガクしたり泡を吹いたり等けいれん症状は無し
  • 静かな発作。意識がもうろうとしている様子
  • 自力復活できそうな様子だったので救急車を呼ぶまでに時間をみてしまい後悔
  • 発作は結構あっさり治まるが体温が下がってぶるぶる震え異様な寝返りを繰り返す
  • ホットパックやあんかで体が温まるまで救急処置室で約2時間過ごす
  • 吐き気が長い時間続く
  • 意識はもうろうとしている感じ
  • 発熱
  • 長い時間重積していた後に吐き気や頭痛が続く事が多いですが脳浮腫を起こす事もあるので念のため浮腫治療の薬も今日一日3回に分けて使いますとのこと
  • 白血球値は普通の倍1万9千
  • 発作を起こすとどうしても増えます
  • 風邪の炎症は数値が出てないので風邪だとしたらウィルス性の可能性あり
2006/05/13
ソルデム3A
  • 意識がはっきりし始め吐き気も止まる
  • 考えていたより回復が良かったようで医師にもにっこり笑顔が
  • 吐き気が続いているようならば背中から水を抜かなければと思っていたそう。水って…髄液?コワッ
2006/05/14
ソルデム3A
午後退院
  • 帰宅後はのぼせ過ぎないよう注意しながらお風呂に入り、その後はやはりよく寝ている
  • 経過観察
2007/11/13
発作重積
ダイアップ6mg(自宅)
酸素吸入
ホリゾン
アレビアチン追加
 20ccを20分かけ注入
ソルデム3A
  • 夜8時頃、かなり発汗し顔も赤く視線が片側に寄って意識がない状態
  • ダイアップの効果が出始める20分まで様子を観ているが、瞳孔が散大しているのを確認し救急車を呼ぶ
  • *病院にも救急車で向かう事を連絡
  • 顔が真っ赤だったが発熱はしておらず、その後また体温が下がり始める
  • 救急処置室でも体は冷え切り震える
  • 前回の事もあり温めるものを頼んだが看護師さんに「処置してますから」と却下され処置室を追い出される(怒)
  • 発作が治まったかのようにみえ病棟に上がるが、サーチレーションは下がり生あくびや歯軋りをしている
  • 医師が光反応を診ようとまぶたを開けると眼球が下側へ明らかに異常に落ち込んでいる
  • アレビアチン注入時一時的にサーチレーションが79まで下がる
  • いつもなら発作が治まればサーチレーションも回復するが今回は94~96前後が続く
  • 発熱38.6度~
  • 経過観察
  • 救急車での搬送時
  • 病院へ「かかりつけの病院であること、これから救急車で運ぶ事」を連絡し、それを救急隊員へ伝える
  • 救急車がスムーズに病院へ移動開始できます
2007/11/14
ソルデム3A
  • 熱が下がり始める
  • 目を覚ますが疲労感がみえボーっとしている
  • 眠そうだがなかなか寝付けない
  • 眠っても回診や検温で目を覚ましてしまう
  • 経過観察
2007/11/15
ソルデム3A

夕方退院
  • 熱が下がり意識もはっきりする
  • ベッドに閉じ込められている状態が嫌そうで柵の間から何とか私に触れないかと手を伸ばす
  • 経過観察

 正直なところ、今回の担当医師には少し不安を覚えました。薬量指示を間違えそうになったり (すぐ気づき間違えませんでしたが) 研修医らしき人も一緒に診ていてくれて、担当医がアレビアチンが手元にきた時に肘でツンツンと研修医らしき人を突付いて、それを渡し結局はその方がアレビアチンの注入をしてくれました。チャンスをあげようとしたのかもしれませんが、何となく責任のがれに見えてしまったのが哀しかったです。

 サーチレーションが下がった時に「サーチレーションがどんどん下がっていっちゃう!」と医師が焦っているような姿に不安を覚えた事も確かです。

 その気持ちは本当によく解りますがプロフェッショナルの医師なのだから… 20ccを20分かけて決して楽ではない姿勢で注入してくれた方と何度も薬量を声に出して確認してくれたRの最初の入院の時からお世話になったことのある看護師さんにはとても感謝しています。

 これを書く事をためらいました。でもあえて書かせていただきました。

 プロフェッショナルでたくさんの人を助けるチカラを持っているはずなのだから、そのチカラをフルに活かしてほしいと願っています。

Japan Coma Scale (意識レベル)
  • JCSは、覚醒の程度によって分類したものです。
  • 分類方法から、3-3-9度方式とも呼ばれます。
  • 数値が大きくなるほど意識障害が重いことを示しています。
  • 3
  • 刺激しても覚醒しない (deep coma, coma, semicoma)
  • 300 全く動かない
  • 200 手足を少し動かしたり顔をしかめたりする(除脳硬直を含む)
  • 100 はらいのける動作をする
  • 2
  • 刺激すると覚醒する (stupor, lethargy, hypersomnia, somnolence, drowsiness)
  • 30 痛み刺激で辛うじて開眼する
  • 20 大きな声、または体をゆさぶることにより開眼する
  • 10 呼びかけで容易に開眼する
  • 1
  • 覚醒している (confusion, senselessness, delirium)
  • 3 名前、生年月日がいえない
  • 2 見当識障害あり
  • 1 だいたい意識清明だが、今ひとつはっきりしない
  • 付 ”R”:不穏  ”I”:糞尿失禁  ”A”:自発性喪失
  • 例 30-R 3-I 3-A など

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