山城山の会

「山城・山の会」は教員の登山祭典で出会った山好きの仲間達が会を立ち上げたのが始まりで、設立から20年を超えようとしています。
 今迄、会の活動をホームページにのせた事も大々的にPRをしたこともなく、現会員数21名の(女13名、男8名)の小さな山の会です。(この春に3名の入会者があり念願の20を超えたのです)

 弱小の会ですが小さいゆえ、小回りが利いて活動内容は非常に多彩です。
 まず、総会で全体の方針や1年間の活動を確認します。これは会員の親睦も兼ねて実施しています。月1回は定例の集会を開き出来るだけ多くの会員の参加を呼びかけ声が反映できるようにしています。山行企画部が会則に従って山行の計画を提案しますが会員からも案が出されます。
 小さい会ですので一人一役で会員全員が何等かの役を持ち、計画を進めています。
月1回は日帰り、もう1回は泊を伴う山行と2回のペース+自主山行の形体が定着しています。人数が減ったりして難しい時期もありましたが、雪山山行は欠かさず継続し技量アップに努めています。

 会の機関誌「やましろ」を発行していますが、山行の案内、報告はだけではなく月毎にかわる個人のコラムやイベントのお知らせ等は、会員の想いや動向、世間の動きが感じ取れて楽しみな1ページとなっています。また、学習の場として紙面を活用し、連盟で学んだ事を広く会員に還元できるよう掲載しています。

2014年4月6日 井手町万灯呂山にて

最近の取り組みとして異色なのが青年学級の公開ハイキングです。これは、支援学校の教員だった方の呼びかけで始まった企画です。学校を卒業しそれぞれの道を歩み始めた障害者の方が、余暇を豊かに過ごしたり活動の場を広げたり、懐かしい友達や先生に会う場としてスタートしました。会員メンバーはサポート役として青年学級の仲間と楽しい一日を過ごすのです。当初はどのように関われば良いのか分からなかった会員も仲間に助けられて顔なじみになり関係が深まってきました。(写真参照・年6回計画)
 今後はより一層の安全登山を基盤におきながら自然に親しみ山を愛し、私達一人一人が幾つになっても夢や希望を忘れずにより豊かな人生を歩めるようにと願っています。見た目は小さいけれど内容はでっかい「山城・山の会」です。



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