やましな山の会

 やましな山の会は1986年4月に創立しました。会員数は110名を超え、京都労山の中では2番目に大きな会です。
 やましなでは会の運営全体にかかわることは月1回の運営委員会で話し合い決定しています。そのもとに各部会があります。
リーダー部会は会の心臓部で、主に山行予定や報告を月1回話し合っています。各リーダー部員が自分の実施したい山行の予定を会議で伝えます。その他にリーダー部全体の取り組みとして、新入会員歓迎山行、読図山行と登山教室、遭難対策、装備の各担当を決め、取り組んでいます。またリーダー部の中にはハイキング企画会があり、ハイキング層の人たちが中心に集まり、山行を決めています。ハイキング企画会主催で行われる春と秋のイベントはマイクロバスを借りて山行を行っており、毎回20名を超える参加があります。冬にはスキー企画会がスキー計画を立てています。またクライミングのニーズも高く、青年層を中心に岩場や人口壁のクライミングを行っています。年間山行回数は2012年で 106回を数え、会員それぞれのニーズに合わせて多様な山行を実施しています。

 
     2013年5月 屋久島            2010年3月 椿岩

 他に自然保護部・機関誌部・青年対策部があります。青年対策部はまだ連盟に青年委員会がなかったころから活動しており、青年層の会員拡大と青年のニーズに合った山行を取り組んでいます。継続的に取り組んできたおかげで、最近は20代、30代の会員が増えつつあり、青年委員会とも協力し合いながら活発な活動を行っています。



また、
機関誌部が毎月発行する機関誌『やまびこ』は、表紙を絵心のある会員にお願いして描いていただき毎月カラー印刷で届けています。山行案内や報告以外にも、連載「巨樹に会う」を長年掲載しており、その他にもその年によって会員から様々な連載の投稿をしていただいています。さらに、山行を4コマ漫画で投稿してくださる会員もいて、充実した機関誌となっています。自然保護部ではクリーンハイクの中心的役割を果たしている他、ホタル観賞会などを行っています。

 運営委員会が取り組む行事のなかで最大のイベントは、秋に行われるバスハイクです。実行委員会をたちあげて、日帰りから2泊まで、様々な山域の山行を実施してきました。これは公開山行としており参加人数は会員外も含め毎年40名前後の参加があり、新しい会員をむかえる場ともなっています。
他に、納山祭・新年会・サロンなどがあります。サロンでは、リース作り・苔玉づくりなどを行い、小さな子供の参加もあります。サロンや納山祭は、安曇川にある会員所有の山小屋をお借りして行うことが多いです。その小屋は、基礎の建物以外は15年くらい前に会員たちが手作りで作った小屋で、露天風呂やいろりもあります。みなさんも1度来てみてください。そして、今年の2月にはホームページがリニューアルされる予定ですのでそちらも覗いてみてください。

このように、会員の多様なニーズに応えるため、日々楽しい計画を考えて頑張っている、やましな山の会を今後もよろしくお願いします!!

文:やましな山の会 氏野 恵子


2013年バスハイク“立山”



各会の紹介に戻る

TOPに戻る