こんにちは、右京労山です

≪『京都右京勤労者山岳会』の活動状況を紹介致します≫
〔京都右京勤労者山岳会〕
私たちの会は、1966年9月創立の今年47才を数える歴史を持つ山岳会です。“労山の六つの合言葉”を中心的な目的として活動を行っています。そして、「里山からヒマラヤまで」をうたう総合山岳会を目指しています。
会員数は現在60名です。長年、“会員数を50名に!”が目標でしたが、今は60名をクリアーし、次の目標は“創立50周年には70名に!”です。山好き・ハイキング愛好者の皆さん、右京労山へ『安全で楽しい山・豊かな登山』を楽しみに来て下さい。
〔会員〕
会員は、今は名称の“右京(区)”には関係なく、京都市各区、京都周辺都市、遠くは大阪市や神戸市など各地の人が集まっています。また、平均年齢は大分上がっていますが、“山スカ”愛用の若い会員さんもいますし、ここ1-2年に30-40才代の女性が大分と入会しています。ますます『若人よ、来たれ!』です。
〔会の雰囲気〕
私たちの会は、“皆で安全に山を楽しもう!”という人達が集まって活動しています。山行や会の雰囲気は“和気藹々と家族的に!”をモットーにしています。
よそからは“口で登る山岳会”と冷やかされる程、ワイワイと賑やかに山を楽しんでいます。そして、私たちの会は女性が元気です。会の運営にも例会にも女性陣が活発に活動しています。
〔会の運営〕
会の運営は“あくまで民主的に、そして皆でやろう!”で行っています。
毎年3月に「定期総会」を行って、役員,予算,活動方針など、会の重要なことを決めます。今年も3月31日(日)に土田連盟会長にも出席いただき「第48回定期総会」を開催しました。あと、総会で選出された運営委員が、月に1回「運営委員会」を開催して運営にあたります。そして、全会員対象で3ヶ月に1回「山行企画会議」を行って、例会の企画を行っています。また、勉強や例会を話合うミーティング「右京の山の集い」を毎月行っています。
〔合宿山行〕
私たちは「一寸古いのと違う」と言われながらも、各時期に『夏山合宿』や『冬山合宿』に力を入れて取り組んでいます。
レベル的には、昔の会員や他の会の人達には「合宿というのはおこがましい」と言われる内容になっていますが、“会のレベルアップ”,“会員のスキルアップ”,そして、“登山技術の伝承”を目的に、毎年継続して取組んでいます。
今年の冬山合宿は赤岳鉱泉をベースに「一般班/赤岳」と「入門班/硫黄岳」の2班編成で実施。夏山合宿は「選抜班/早月尾根〜剣岳〜大日岳』と、「一般班/雲の平〜双六岳」を取組みました。夏も冬もレベルアップを進め、各合宿で「バリエーションルート縦走」などに取組めるよう、頑張っていきたいと考えています。

 【夏山合宿『燕岳〜常念岳〜蝶ヶ岳』に集まった仲間達】
〔例会〕
私たちは山岳会ですので、『会の活性化は例会(山行)が生命』と考え、“如何に活発に元気に例会を行うか!”を最大テーマに活動しています。会員のレベル、年齢層、そして山への希望やニーズが広がる中、幅広くそして数多く例会を展開しています。
例年110回位の例会を企画、雨天中止などもあって年間90回以上の例会を実施しています。60名の会で年間100回の例会を行うのはしんどいですが、皆で頑張っています。
〔読図山行〕
安全に登山を行うには、いろいろな技術や知識が必要です。中でも“気象”と“読図”は必須知識として、集いなどで繰り返し勉強会を行っています。
そして私たちは『読図に強い会になろう』と、例会でも「読図山行」に力を入れて取り組んでいます。愛宕山の「細野〜ダルマ峠」で実技山行を繰り返し、あと「山陰線から見える山」と題して山陰線沿いの山を読図で登る例会をシリーズで行いました。そして今は“読図で登る余呉トレイルの山”として、余呉トレイルやそのマップに出ている山をいろいろ登るシリーズ例会を行っています。皆で地図を片手に“読図”と“藪漕ぎ”を楽しんでいます。
〔安全登山〕
私たちの会は、例会活動の最大テーマは『安全登山』を掲げています。会長が何の挨拶をするにしても「事故を起こさないように」,「ノーアクシデント!」を話します。お陰でここ5-6年は無事故で活動していましたが、残念ながら2012年に2件の事故が発生しました。内1件は全治3ヶ月の重傷でした。全会員対象に「事故報告会」を行いました。そして山行部長が中心になって「事故調査会」を組織して、事故原因と今後の対応を纏め「定期総会」で報告、改めて『安全登山』について話合いました。
(報告/運営委員会 石田M)


      2013年3月『第48回定期総会』           右京労山の仲間達『2013年夏山報告会
今“右京労山”は元気一杯活動中!



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