新型コロナウィルス禍への京都労山の対応方針

2020年5月11日 京都府勤労者山岳連盟 常任理事会
 不要不急の外出を自粛するよう求める、緊急事態宣言発出されてはや一ヶ月。山々から登山者の姿が消えてしまいました。京都労山では、登山活動が基本的人権であり、人間を豊かにするための文化・スポーツ活動であること。そして、登山文化を支えている中高年者が長期間にわたり、山歩きをすることができなければ、山歩きができない体力になってしまう危険性があることから、可能な限り登山を推奨する方針です。

 ただ、コロナ渦の拡大は予想を超え、山岳4団体からの訴えで、登山活動の自粛が呼びかけられたことから、京都連盟においても緊急事態宣言下での連盟行事の中止を決定しました。
 各会や個人でも、感染防止の観点で山行が中止され、私たち登山者は登山活動が再開できるまで、自宅で耐えながらできることを実践しています。学習やトレーニング。装備のメンテナンス等です。そんな中、5月4日に緊急事態宣言の延長が発表されました。

 宣言延長発表後の推移では、感染拡大の勢いは鈍化しているように見受けられ緊急事態宣言の解除が一歩近付いたように見えます。しかし、ワクチンや治療薬の開発には数年はかかるとされ、引き続きうつさない・うつらない生活、行動様式が求められます。その中で感染状況を見ながら経済活動や社会活動が徐々に再開されていきます。スポーツの分野でも観衆を集める競技は、無観客から入場制限など段階をへて再開されるでしょう。競技者同士のコンタクトのあるスポーツはどうでしょう。再開への道筋を注視したいと思います。
 登山者はどんな段階を経て再開できるでしょうか。ハイキング、ピークハント、縦走、バリエーション、登攀。日帰り、小屋泊、テント泊。多種多様な登山形態に応じた再開への道筋が考えられるでしょう。そのために私たち登山者は知恵をこらして解決法を探してみましょう。

 今、私たちにできることは、感染しないよう、させないように日々の努力で仲間や周りの人々の命を守る取り組みを絶やさず続けることです。そして、下界でできる登山スキル維持向上に、無理せず故障せずに勤しみましょう。

 当面、緊急事態宣言下での活動を、下記の通り取り決めます
・緊急事態宣言下では連盟主催の山行は行わない
・3密といわれる感染リスクの高い会議は行わない。必要に応じてWeb会議を開催する。
・安全な離隔距離の確保(ソーシャルディスタンス 2b)
・アプローチでの感染リスクをなくすため、公共交通機関での参加を避ける。
・2m以内で会話する場合はマスク装着を推奨します。
・本人を含めた同居の方で発熱、咳、喉の痛み、倦怠感、味覚嗅覚異常が続いている場合は参加見合わせを推奨します。また、念のために山行当日の朝は検温をして出発することを推奨します。



TOPに戻る