東日本大震災救援ボランティア 第9次隊

参加期間 (出発から)3月15日〜3月20日 (先発組)  
報告者  横井 功
救援先 宮城県石巻市牡鹿半島鮎川地区(大原浜・金華山)
報告事項
参加者 CL 横井功(明峯労山)、SL 花折啓司(明峯労山)、会計 村上美枝子(西山H・C)
記録 太田英一(明峯労山)、装備 橋本寿夫(伏見山の会)、食事 林謙佐郎(西山H・C)、装備 林導(西山H・C)、食事 吉川百合子(乙訓山の会)、健康 滝真知子(明峯労山)、安全 夏原嘉弘(乙訓山の会)
1.救援(作業)内容(各日毎に記載してください)
3月15日
 7:30 京都駅八条口発。車2台にて(運転手4人と3人で)石巻をめざす。
3月16日
 8:30 石巻市牡鹿半島鮎川浜ボランティアセンター到着
9:00〜
  13:00
大原浜地区、斜面のガレキ徹去
17:00 石巻市水沼改善センター着。
3月17日
 6:00 水沼発 牡鹿半島「鮎川浜」ボランティアセンタへ。
 7:40 漁船にて金華山へ渡る。
 9:00 「黄金山神社」瓦礫撤去作業
16:00 作業終了。金華山泊
3月18日
 8:30 京都後発隊および大阪労山隊と合流。
 9:00 水道施設の土砂撤去および参拝道の復旧作業。
16:00 作業終了
3月19日
 8:00 前日と同じ場所で同様の作業。
10:30 天候悪化(波が高くなる予想)のため、鮎川に予定より早く戻る。
13:00 鮎川発
3月20日
 4:00 帰京。
2.申送り事項及び教訓
1) 今回は実働4日の活動。作業場所での宿泊で移動に時間がかからなかった。
2) 今回も、鉈、鋸、ロープと滑車、鎌が役に立った。
3) 全員が踏貫き防止対策の準備をしていたので、安全な作業が出来た。(長靴に下敷(鋼))
4) 水沼センターのゴミは全て持ち帰るよう、食事計画をたてる事。
5) 作業地の決定は、朝、ボランティアセンターのミーティングで決まるので、現地センターと積極的に打合せをすること。
6) 今後の作業の中心が「傾斜地の瓦礫撤去作業」となる様です。
3.感想及び特記
* 牡鹿半島の復旧作業は目に見えるガレキ撤去は進んでいるが長期間に亘る支援活動が必要。
* 傾斜のある「ノリ面」の作業等、山岳関係者が中心に作業を行い、現地関係者から喜ばれた。「労山の皆さんには安心して任せられます」と担当者。
* 金華山という今回の場所は、渡船で渡るため天候に左右される要素がある。
* 今後の活動費は、高速道路の有料化で高額になるため支援活動のためのカンパ募集が必要。
* 個性ある参加者の献身的な働きとチームワークで実りある活動が出来ました。
   
後発隊
参加期間 (出発から)3月16日〜3月20日 (後発組)
報告者 麻田 育良
救援先 宮城県石巻市鮎川地区(大原浜・金華山)
報告事項
参加者 CL 麻田育良(WAO亀岡)、SL 坂下三良( WAO亀岡)
1.救援(作業)内容(各日毎に記載してください)
3月16日
20:00 京都発 2人で交替して石巻をめざす。
3月17日
 8:00 初参加者のため被災地の視察 石巻市、雄勝町、南三陸町など
16:30 石巻市水沼センター着 千葉労山30人はすでに着いていた。大阪労山+長野労山30名は18:00頃着
3月18日
 6:00 水沼センター大阪労山と出発し、鮎川のボラティアセンターへ。
 7:15 高速タクシー(船)で3回に分け金華山へ渡る。
 8:00 京都労山先発隊と合流。京都労山は先に水源復活作業に出発。埼玉の東村山市のボラと一緒に作業。我々は大阪労山と8:30頃出発し同じ水源復活作業に合流。水源プールの砂を土嚢に入れ、手渡しで搬出。午前中で持ってきた土嚢袋2000袋がなくなる。午後は参拝道の復旧作業と水源復旧作業に分かれ作業。4人で金華山への登山道整備を行う。
3月19日
 8:00 より、前日と同じ作業。京都労山先発隊は10:00。大阪労山と我々は10:30まで作業。11:00より3回に分けて鮎川に渡る。ボランティアセンターで京都労山隊と合流し、風呂へ。橋本さんが運転要員として我々と一緒に帰ることにしてくれる。牡鹿半島の女川町を視察し、17:00水沼センター着。
3月20日
 5:00 大阪労山と一緒に水沼センター出発。
17:00 帰京
2.申送り事項及び教訓
* 初参加者が京都は1人、大阪(3次隊)はたくさんあったが、金華山は何もなかったが登山者なので自己完結でき、問題はなかった。京都で食事は林さん、吉川さんで共同で作っていただき大変よかった。
* 千葉は日程の関係で他の場所での作業になったが、大阪とは一緒に作業でき、労山の力が集中して発揮できた。


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