東日本大震災救援ボランティア 第17次隊

参加期間 (出発から)2016年4月29日(金)〜5月3日(火)
報告者 横井 功
救援先 宮城県石巻市門脇・水沼地区   福島県相馬市・浪江町
参加者     15名
 氏名  所属会  氏名  所属会
 横井 功  明峯労山  中大路三栄子  右京労山
 中村 好夫  西山HC  花折敬司  明峯労山
 林 謙佐郎  西山HC  花折忍  明峯労山
 橋本 壽夫  伏見山の会  奥西一博  らくなん山の会
 橋本 香代子  伏見山の会  網岡国江  らくなん山の会
 山出 勝治  明峯労山  松岡貴子  WAO亀岡
 太田 英一  明峯労山  和田喜美子  西山HC
 太田 幸子  明峯労山・会員外
報告事項

1.救援(作業)内容(各日毎に記載してください)
 4/29 6:30  京都駅八条口発。3台の車に分乗し、運転手交替しあって石巻市水沼構造改善センターをめざす。
  22:00 石巻市水沼構造改善センターに到着
 4/30   6:30  栗駒山へ出発。いわかがみ平より40分手前の駐車場より、岩手・宮城及び京都、総勢47名で3コースに分かれ交流登山。
夜は「くりこま高原自然学校」で3府県の交流会。
 5/1   6:30 くりこま高原自然学校発 鮎川港より金華山へ。みちのく潮風トレール登山道の整備
 5/2 9:00〜
16:00
被災地の見学。大川小学校〜雄勝〜女川〜門脇地区〜日和山〜市内各所
夜:石巻労山と交流
 5/3  6:30 水沼発 福島県南相馬市・浪江町周辺(原発避難区域)被災地見学
22:30 帰京。
2.申送り事項及び教訓
1) 今後のボランティア活動は、各労山で東北への山行を積極的に取組むことと、その時に被災地との交流を深めることが大切。
2) 福島の原発被災地の支援方法は、現地を見ることが支援となる。必ずボランティアのコースに入れる。
4.感想及び特記
1) 5年が過ぎ、被災地の復興の進捗状況に差が生まれてきているも、一定の落ち着きが見られる。被災者の心はまだ揺れ動いているが心を通わせるためには、各単位労山で積極的に被災地との交流を取組む努力が重要。
2) 福島への支援については、より多くの人に広める必要がある。
 参加者として一言感想です
今回の盛り沢山の活動で有意義でした。
現地では肌で感じることの大切さを経験した。特に、無人化した町や集落は、原発被災者の苦しみや夢を失う現実に言葉が出ない。
個性ある参加者の献身的な働きとチームワークで実りある活動が出来た。
今後も、復興の推移を注意深く見守っていきたい。
【資料】支援活動時に放射線量測定した数値
東日本大震災復興支援・放射線量測定結果(測定機種名 HORIBA PA-1000 Radi)
 測定日 山名・地名 測定場所 標高(m) 測定時間(時:分) 地上1m空間線量測定値
(μ/h)
4月30日 栗駒山  いわかがみ平ゲート口 850 9:00 0.05
 いわかがみ平 1130 10:25 0.19
 新湯沢(雪面) 1334 11:17 0.02
 中央コース出合い前(雪面) 1431 11:49 0.013
 山頂 1625 12:42 0.04
5月1日 金華山  神社奥の貯水池 131 10:39 0.122
 道標、シカ除け網 278 11:17 0.151
 水神社 336 11:29 0.185
 頂上 439 11:54 0.291
 二の御殿道標前 218 12:41 0.154
 黄金山神社境内(アスファルト) 111 13:36 0.085
5月3日 石巻市  水沼農業構造改善センター 32 6:08 0.07
南相馬市  常磐道南相馬SA 70 8:02 0.062
浪江町  浪江町農協請戸支所前 12 9:22 0.195
 請戸小学校 10 9:28 0.186
 請戸橋 18 9:42 0.265
 新聞店前 29 9:54 0.796



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