東日本大震災救援ボランティア 第10次隊

参加期間 (出発から)  5月2日(水)〜5月6日(日)
報告者 田原 裕
救援先 宮城県石巻市牡鹿半島(鮎川ボランティアセンター対応)
報告事項
参加者 CL 田原裕(伏見山の会)、SL 林謙佐郎(西山HC)、会計 大棚和子(洛中労山)、小倉幹夫(山城山の会)、記録 笹原ノリ(伏見山の会)、車両 大嶋健光(WAO亀岡)、衛生 和田喜美子(西山HC)、中村あさ子(西山HC)、写真 安井克(洛中労山)、西川芳子(伏見山の会)、車両 吉田正(伏見山の会)、横井功(明峯労山)、〔 横井さんご夫婦は別動、現地で合流し作業を行う。帰路も別〕、横井玲子(明峯労山)

1.救援(作業)内容(各日毎に記載してください)
5月2日(水) 20:00 京都駅の新みやこホテル前に11名が集合、車2台に分乗して出発。
5月3日(木) 牡鹿半島鮎川にあるボランティアセンター(VC)と横井さんが連絡した結果、暴風雨警報が出ため作業は中止。上品の郷で横井さんと合流、大川小学校や雄勝地区を見学して宿泊所の水沼東部構造改善センターに向かう。福岡・青森・東京の労山の仲間が合流する。
5月4日(金) VC担当者の案内で小網倉浜地区の入り江で瓦礫の撤去作業を行う。福岡、青森、東京そして京都の労山20名とその他約40名。宿泊所に戻り交流会を行い、宮城労山の岡さんたちから震災後の現状と復興支援活動状況を聞くとともに参加者の思いや各地方連盟の取り組みを交換する。
5月5日(土) 労山17名と大阪や東京などのボランティア約100名で清水田地区にある海岸縁の農地の瓦礫の撤去作業を行う。全くの手付かずの地区。作業終了後帰京の途に就く。
5月6日(日) 6:30 京都駅着。
2.申送り事項及び教訓
宿泊の水沼東部構造改善センターの利用につき、今回より一人一泊1,000円を支払うことになった。
3.費用(千円単位・概費用)
交通費ガソリン代【51,920円】食糧等【各自】・高速使用料【免除】
雑費3,572円 総計55,492円。(横井車のガソリン代は含まず。)
参加者よりの徴収金は5,000円×13名=65,000円
なお、車の洗車や利用の気持ちを込めて別途1000円を9名より徴収した。
4.感想及び特記
1) 高速使用料が免除になり助かった。
2) 3日の作業中止に伴い初めてボランティアに参加した方4名の希望で被災地の見学をした。
3) 東北ブロック代表の赤間さんや石巻労山の岡前会長には大変お世話になった。
4) 福岡・青森・東京の労山の仲間と交流出来たのは良かった。
5) 農地の作業を見に来ていた仮設の人から農地の復元は諦めていたがもう一度頑張ってみようとの言葉があった。
6) 作業中、骨(人のか他の動物かは不明)が出てきて警察の事情聴取を受けなければならなかったが、警察の対応が遅くやたらと時間を要した。
7) 大阪から47名のダッシュ隊はじめ東京からYMCA、統一教会など個人参加を含め多くの若者がボランティアに来ていた。
8) 今回は出来なかったが、ロープワークの出来る労山には斜面での作業に期待の声がVCの方から寄せられていた。


大震災に戻る

TOPに戻る