<福島県の震災被害の状況>

 海岸線を中心に、3km前後津波の被害に遭っているが、現在は瓦礫撤去も進み、人の手で行う作業は殆ど無い。残っているのは、原発被害で立ち入り禁止区域の地域。此処は、放射線量が大きいため「国」の手で行う方針。

原発の被害
 福島第一原発より20km圏内の住民の方々は、他都道府県に避難をされている。しかし、南の地域の河合村などは、比較的線量も低く前村民帰ることを目指しているが、この間留守家屋への盗難被害が横行している。住民以外の立入りを禁止している。

 放射線の広がりは、阿武隈山系が防波堤となり福島市、仙台市方面は少なくなっている。しかし、阿武隈山系に降り注いだ放射能は、阿武隈川に雪や雨により流れ込んでいる。その数量は聞いた所によると、600μシーベルトに達している。その影響で河川の護岸や橋の復旧工事が出来なくなっている。

 更に、阿武隈川に流れ込んだ放射能は、太平洋に流れ海を汚染している。
 現在、発生源の福島第一原発は拡散防止の対策が取られていないため、今後も放射能被害は継続する。

<福島の仲間の活動>
 福島登鋼会を中心に、圏内の“山の放射能測定”を実施している。(福島等更改)のホームページで公開。
 今後も継続して測定を続け行き、安全な山域を紹介し多くの登山者に福島の山を楽しんでほしいとの要望。(福島県民への支援となる。)
 ボランティアの要請は、どの行政も行っていない。今後、要請があれば全国の仲間に発信したい。


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