救助隊 報告

無雪期搬出訓練

訓練日 2013年6月30日(日)
参加者 乙訓13名、西山6名、洛中10名、伏見8名、右京10名、明峯5名、左京14名
田辺14名、らくなん37名、WAO5名、福知山3名、山城1名、与謝1名
自然生2名、やましな10名、登山教室12名
        参加者合計 (15労山+1教室  151名)

タイムスケジュール
 9:00
 9:20
 9:30
11:30
12:00
15:00
16:00
救助隊隊長の挨拶受付開始
挨拶・スケジュールの説明
応急手当(担当:らくなん山の会)
昼食
搬出(担当:左京労山)
質疑応答・その他
終了

搬出訓練報告 『応急手当 らくなん山の会』
プロジェクターを利用して事故の発生 部位別、年齢別に説明。救助の際のLASTの説明が良かった。寸劇で、事故発生時にしてはいけないことを判りやすく、実演者と声優に分けてデモを行った。
1. 三角巾のたたみ方をデモ。17班に分かれて受講する。班毎に指導者をつけた。会の中でこれだけ教育がいきわたっていることはすばらしいと感じた。
2. 頭部の裂傷の手当てをプロジェクターでビデオを流し説明した。
繰り返し見られて判りやすかった。さらに実演デモがあり詳細がよくわかった。
3. 腕の骨折、
骨折は骨折箇所を新聞紙で固定する方法、骨折箇所の上から固定する。固定はハンカチ、タオルで結ぶ。腕を曲げ三角巾でつるし、さらに三角巾で体に固定する。開放骨折では骨折部位はそのままにして固定するということが学習できた。
4. 足の骨折
新聞紙をふくらはぎから足首で曲げ、足の裏まで覆う副木とし、固定した。意外と安定していることが確認できた。

          『搬出 左京労山』
プロジェクターを使い実施。ヒューマンチェーンの搬出。各班全員が体験し、シュリンゲ、タオル等で互いの手をつなぐとらくなことを覚えてもらった。グローブヒッチとエイトノットの説明、体験。
1. シート 担架作成
ツエルトとストックによる担架、ストックが意外と丈夫なことを確認。 6人で担ぐ場合、ツエルトにカラビナを入れシュリンゲで取手を作成し担いだ。4人の場合も同様に担げることを確認した。
2. ザックによる担架作成
ザック2個での担架、ショルダーストラップを外すのに時間がかかった。ロープで結んでも良かったが、直接ヌンチャクを使う班もあった。背の高い人は足がはみ出てやりにくいので、ショルダーストラップを伸ばしザックの間を空けたが、あきすぎると尻が落ち、やや隙間が開いた状態ではねじれる頭の問題が出た。3個のザックは安定していた。特にショルダーをもっての担ぎがらくであった。ザックにストックを通す班もありより安定しているように感じた。
3. ザックとカッパによる担ぎ
ザックにストック、新聞紙、銀マット等を巻き、ストックが担いだときザックの外側に来るようにショルダーストラップに通す。カッパの腕をストックに巻き、雨具の裾にカラビナを外側に出るようセットしロープをグローブヒッチで固定故障者をストックにまたがせ、カッパのロープをザックのセンターの取手に固定し担ぐ。担ぐときに2人が故障者の足と肩を支え立ち上がる。故障者の腕を前で交差させ固定する。ザックとカッパの結び方で故障者の位置が高くなった班もあったが、やり直し調整していたが各班色々工夫していた。
4. 故障者がハーネスをつけている場合の搬出
・ A. ザックのセンターの取手、ショルダーから3箇所
 ヌンチャクでハーネスのビレーループに 接続する方法
・ B. 120mmのロープで故障者の尻の部分を巻き担ぐ方法

          『救助隊からの連絡』
携帯で救助連絡するときの注意点
1. 携帯で連絡する時は、下山予定地域の所轄警察署の電話番号に連絡する事。
   110番だと電波が悪く切れた場合 異なった警察署に通じる場合有る。
2.連絡が付いた携帯は、専用にする。その電話で、会への報告とかを行っている間に連絡が入る
  場合有る。電池が少ない場合はあせる。

まとめ
運営面での手間取りがあった。搬出は10班に分ける必要があったが、応急手当で分けた17班を10班に組み替えるのに時間がかかった。担当会との打ち合わせが出来ていなかったので改善して行く必要がある。応急手当は、寸劇で事故が起こった時に落ち着く、リーダーが状況判断してメンバーに指示する必要さが理解できたと思う。また 処置内容を絞ってじっくり学習した。搬出では、デモ以外で各班が工夫して行っていたことが良かった。
  応急手当や搬出方法はこれがベストという方法はないので、ハイキングの限られた持ち物で簡単に、スムーズに出きる方法を今後も提案されてくると思う。また状況によっても使い分けることが大切だが、基本な知識として受け止めてもらい今後も会で取り組み改良していって欲しい。
今回担当の左京さんは10班、らくなんさんは17班、各班にサポートが出来る様に工夫された。それぞれの会の取り組みが、そのまま会の力となったと思う。
左京さん、らくなんさんお疲れ様でした。

      (各班の感想)
・搬出の班分けに手間取った、改善を願う。
・班ごとに、担当会からのサポートがあってよかった。
・事前の読図、装備検討とパーティのチームワークが必要なことが良く分った。
・搬出は大変、いつもは軽量化を計ってきたが、いましめ、装備を考え直す。
・救助隊のデモがあると良かった。
救助隊   上西正之

   救助隊からの お詫びと訂正
京都労山8月号(bQ42)17頁、2014年無雪期搬出訓練の担当を逆に記載してしまいました。申し訳ありませんでした。

次回の担当は    搬出訓練 ⇒ 田辺山友会
             応急手当 ⇒ 伏見山の会
両会の皆様よろしくお願いします。 
   



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