救助隊山行

木曽 御嶽山 3067m

山行日 2012年11月23日(祝・金)〜25日(日)
山 域 御嶽山(3,067m)
参加者 CL横山大輔(左京)、SL網岡国江(らくなん)、記録 内野美樹(洛中)、会計 浅田美智子(乙訓)、大塚富章(左京)、谷村豊(WAO亀岡)、岩根浩(左京)、富永公夫(福知山)、高橋美明(WAO亀岡)                             計9名
行動記録
23日 7:00京都発―14:30市営駐車場―14:50登山口―16:50のぞき岩避難小屋テント泊
24日 5:00起床―6:50発―7:50森林限界―9:55五の池小屋―10:50摩利支天乗越―11:30二の池小屋―12:50南無三十六童子―13:10摩利支天乗越―14:25森林限界―15:00のぞき岩避難小屋テント泊
25日 6:00起床―8:10発―9:10登山口―9:25駐車場―19:00京都
報 告
 今回の山行は、救助隊メンバーにとっては一昨年のリベンジもかねての山行計画でした。
 23日朝からの雨が、京都を出る頃には上がり、まずまずのスタートとなりました。濁河温泉に着いたものの、道路の雪のため最終駐車場まで2台の車が上がらず、断念して下の駐車場に止めることにしました。登山口からは、雪の中を順調に上がりましたが、かえる岩を過ぎたあたりから、タイムリミットを計算に入れた判断で避難小屋前に2張りテントを張ることにしました。さすがに経験者ぞろいで瞬く間に設営できました。テントの中では、翌日の計画の相談と水つくりのノウハウやリ―ダ―のあり方が語られ大変勉強になりました。

強風のため剣が峰を見て引き返す 翌朝は、晴れ。森林限界まで交代でラッセル。ここからは、雪の斜面をアイゼンを装着して上部の岩場を目標にして直登していくと、飛騨頂上と継子岳山頂の中間にひょっこり出ました。稜線は、雪原と雪が吹きつけ顔が痛い強風の世界。竹ペグと赤テープを目印に置きつつ飛騨頂上・五の池小屋に進み、冬季避難エリアで一息入れました。ここから、何度も体がよろけるほどの強風の中を摩利支天乗越までのぼると、目前にはさいの河原と最終目標の剣が峰が見えて元気百倍。いっきに下り登り返して、二の池新館前で少し長めの休憩をとりました。さらに、バージョンアップした強風の中を、二の池の西側を通る山頂周遊コースから登り稜線にでると、一の池と剣が峰山頂がすぐそこに見えました。しかし、下山時間のことも考えて、剣が峰登頂は断念して引き返すことにしました。下山となれば早いこと早いこと。あっという間に二の池新館を通り過ぎ、再び摩利支天まで登り返しました。強風のためトレースが消える中、赤いテープの存在は貴重でした。
 乗越では、救助隊の特別企画があり、CLがその経験を生かして最優秀賞。下山は早く、五の池から森林限界までいっきに降りてしまいました。テント場に戻り、早くからテントでは今後の各会のあり方など貴重な意見の交流がされました。

最終日も晴れ。気持は早、温泉に向かっていましたが、慎重に下山しました。登山口で温泉旅館と交渉して、さっそく入浴でき3日間の汗を流して帰洛しました。
 登頂はできませんでしたが、青年層や初の参加があり、全行程が雪山の学習の機会になりました。前泊や車の装備など課題を検討して、次回は最高峰登頂目指したいと思います。
                                        ( 報告 WAO亀岡 高橋美明)

<感 想>
 雨の予想が外れ良かったが先日降った雪が道路に残るというアクシゼントにより出発が少し遅れ、テント場が低くなり私の体力的にはラッキーでした。テント場の選定・設営とそれぞれが手際よくさすが救助隊山行だといつも感心します。テント生活もそれぞれの会のことを知る事が出来てとても参考になります。 アタック日は天気も良く、森林限界から上は自分たちの道を交代でトレースを付ける楽しさを味わえました。コース取り、ガスが出た時用の竹竿に赤布の付け方など一つ一つが勉強になります。稜線に出ると強風と寒さに苦しめられましたが360度の見晴らしは素晴らしい眺めでした。 近くに見えるピークも山が大きく剣が峰には登れませんでしたが雪山を堪能出来ました。
 場所選びから計画書・装備表作成、装備・食料調達等々横山さんを始め救助隊の皆さんには大変お世話になりました。ありがとうございました。 
(WAO亀岡・谷村 豊)

 初の救助隊山行参加です。雪山もテント泊もあまり経験がないので、楽しみではありながらも不安と緊張の山行でした。2日目、寒さ対策として雨具ズボンを最初からはくのを失念し、ふくらはぎ、太ももがかたくなってしまいました。
 また、アイゼンを履いた足は重く、前との間が少しずつあいていくのが、悔しくて残念でした。テント設営・回収、ルートの取り方、歩き方等を見て聞いてと多くの事を経験する事ができました。装備にしろ、体力&筋力不足にしろ他の諸々にしろ反省点がたくさんありますが、無事下山をした時、正直思いました。「楽しかった」 今回は剣が峰を眺めるにおわりましたが、冬にまた御嶽に挑戦したいと思います。
(洛中 内野 美樹)

 救助隊御嶽は二度目。初日朝雨でどうしようかと思いながら東本願寺へ向かう。今季初めての雪山。 濁河温泉が近づくにつれて思いが高まり、参加者がパーティーになっていく気がした。中々会ではこれだけの山行は組めない。テント設置、雪の斜面の登り、強風下での稜線歩き、貴重な体験だった。みんなの山行中の行動、技術が肥やしになり、刺激になった。でも御嶽は遠かった。だけどあんなに軽く見ていた御嶽が好きになってきた。また訪れたいと思った。しかも救助隊の仲間と。
(左京 岩根 浩)

 「山の基本に返ること」の大事さを感じた山行でした。雪山での歩行、赤布を付けてのルート取り、効果的な対風姿勢・・・いい勉強が出来ました。
ルート上に置く『篠竹』の凄さも再認識しました。篠竹の束を持って冬山に入る会が、京都労山の中に多く出来ると良いなとも思いました。
(左京 大塚富章)

 今回初めて十一月の連盟の冬山山行に参加です。御嶽は、8月と4月に東から登っていますが、十一月の西からは初めてです。またあの長い林道も初めてでした。
すばらしいリーダー、サブリーダー、そして準備をしていただいた幹事のみなさまには感謝です。山そのものは楽しいですがその裏側で支えていただく人のことも考えることが必要です。久しぶりにアイゼン歩行、少しふとももが疲れましたが、初冬の3000mを久しぶりに感じて、冬山の澄み切った乾燥した空気、のどの奥までしびれました。行き返った感触でした。
(福知山 富永 公夫)

御岳山行を終えて
 雪山らしい天候に恵まれ、歩行にテント生活にと、良いトレーニング内容だったと思う。メンバーも各会のベテランから新人まで、個性豊かで楽しかった。いつもならプレッシャーでめげてしまうリーダーの役も、数々のフォローのお陰でなんとか乗り切れた。でも、そこに甘えがあったのか、ピークまで届かなかったのは、時間配分を見誤ったリーダーの責任と反省している。
失敗はあったが、この山行、私としては私なりのリーダー像を示したつもりである。計画の段階から、行動・判断、その他もろもろ。これらは手取り足取り教えるものではないだろうし、ましてや○○教室では身につかない。山行の中で見て、感じとってもらうものだと思う。またこれは、リーダー像に限らない。お互いに良いところを学ぶ姿勢を持ちながら、より豊かな山行を目指せるよう、私も努力を続けたい。
(左京  横山大輔)
写真は福知山HPより引用


山行報告に戻る

TOPに戻る