東日本大震災復興支援ボランティア派遣についての今後の方針

2012年7月9日
京都府勤労者山岳連盟常任理事会

 京都労山は、昨年7月に臨時総会を開催し、復興支援活動をすすめてきました。
 臨時総会では、「東日本大震災で被災された方々特に労山の仲間の復興に対し、京都労山として物心両面での支援活動を一定の期間続けていく」ことを決定し、財政的措置も講じました。また、今年の定期総会では、「赤い羽根共同募金」の支援金も確保し、引き続き復興支援活動をすすめてきました。
 京都労山のこの間の主な取り組みは、以下の通りです。
1) 7月現在、第11次にわたり延べ106名の復興支援ボランティアの派遣。
2) 復興支援義援金、ボランティア派遣募金、石巻労山へのテント募金活動及び、支援物資の搬送。
3) 大震災一周年の「3.11大文字祈念のつどい」(参加者324名)の取り組み。
等を会員のみなさんのご協力により、取り組んできました。

 東日本大震災後、1年4ヶ月を経過した被災地は、街中からのガレキの撤去など目に見える部分については、復興がすすんでいるように見えます。しかし、雇用や地域経済復興の面ではまだまだ程遠い状況です。また、これからの復興作業は、国・地方自治体が果たさなければならない役割が大きくなっています。ボランティア活動については、行政からの支援が打ち切られつつあり、当初の緊急対策から作業内容も変化して来ています。私達が、今できることは「引き続き被災地を見ること、被災地の経済効果を高めること」などです。

このような状況を踏まえ、京都労山として復興支援活動を当面次のように進めます。
1) 京都労山として連盟が直接派遣する復興支援ボランティアについては、8月の第12次、10月の第13次(最終)を派遣します。
2) 今後の復興支援ボランティアについては、各会・クラブが主体で派遣します。各会・クラブが派遣する復興支援ボランティアについては、次期総会まで「京都労山のボランティアへの対策」と同様にします。(参加者の交通費負担は5,000円で超過分は京都労山が負担。被災地(石巻)との連絡調整。石巻・水沼東部構造改善センター宿泊費(1人一泊1,000円)。現地ボランティア・センターの負担金(1人2,000円)など。)
3) 被災地の山々への積極的な登山活動。
4) その他、必要な活動。


     第12次東日本大震災復興支援ボランティア募集
        期 間 8月24日(金)〜28日(火)

     第13次東日本大震災復興支援ボランティア募集
        期 間 10月18日(木)〜10月23日(火)予定


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