平成24年度北部救助隊搬出訓練報告

実施日 2012年5月19日(土)〜20日(日)
参加者 北部 4労山 37名  連盟より 3名  計40名
 北部救助隊の搬出訓練は今年で5回目となるが、毎年行われる近畿ブロック搬出訓練の今年度の講習を伝達講習することを基本として行われ、今年も近畿搬出訓練に参加した北部5労山(舞鶴労山、丹波労山、舞鶴山遊会、福知山山の会、与謝山の会)がそれぞれ会得した得意の分野を担当することで、「お互いに教えあい、お互いに学びあう」ことを目標として行うようになってから3年目になり、その方式も北部に定着し今年も5月19日(土)20日(日)に赤岩山荘で搬出訓練が行われた。
今年のプログラムは、19日(午後から)は、「ロープワーク」を福知山山の会が担当し最初に、簡易ハーネスの結び方やムンタ―ヒッチの結び方の丁寧な解説が行われ、その後、山荘近くの斜面を利用して、120ソウスリングで簡易ハーネス(上半身)を結び、ムンタ―ヒッチによる確保や降下などが体験実習を中心に行われ福知山山の会のメンバーが安全確保をしつつ参加者を丁寧に指導した。

 その後、毎年行われる夜のプログラムは今年はフリートークだけとして、交流会が各会のスペッシャルメニューと差し入れの美酒で夜遅くまで行われた。
これまで、登山教室や交流登山などで顔見知りとなったメンバーが会の垣根を越えて山仲間として楽しく交流を行い、懐かしい山の歌も大いに盛り上がった。

 翌20日は、午前中与謝山の会担当の「ラップ療法(湿潤療法)」の基礎的な講習があり、湿潤療法の禁忌(してはならないこと)と湿潤療法の方法と使用する用品等について知識を深めた後で、3班に分かれて例題の検討が与謝山の会のメンバーがチューターとして見守る中で行われ、それぞれの例題の検討結果が発表された。例題には、湿潤療法が適した傷と禁忌とされる傷が例題とされていて、具体的だったので参加者も理解しやすかったようだ。
 最後の講習は舞鶴労山が担当で「ザックと雨具を使った搬出訓練」が午前中に搬出用の背負い具の作り方の説明があり、昼食を挟んで3班に分かれて運搬具を作り数百メートルの距離を負傷者を背負ったり、途中で交代する体験をしたりボトムリレー(通称チンチン電車)等で安全に歩行を行う体験した。

 最後に全員で今回の会場となった赤岩山荘を提供し会場担当としてお世話頂いた舞鶴山遊会に感謝しつつ清掃活動を行った。
今年度は、天候も良く、プログラムも時間的にゆっくりしていて、各会共に落ち着いてゆっくり講習が行えた。
連盟からも田原理事長や救助隊事務局など3名の参加者を迎えて合計40名の参加者があり当初準備したテキストが不足する程各会にこの訓練が定着してきているとの感が強いものがあったが、丹波労山からの参加が無かったのが残念である。


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