救助隊山行 比良 天狗岩

山行日 2010年10月2日(土)〜3日(日)
山域 比良山系 大岩谷 荒川谷
1日目 報告 長谷川(西山)
救助隊 横山(左京)、矢野(洛中)、荒井(自然生)、上西・浅田(乙訓)、塩谷(やましな)、
参加者 藤原(洛中)、奥西・網岡国(らくなん)、岩滝(乙訓)、木村(WAO)、岩根(左京)、
長谷川(西山)
行動記録 7:00東本願寺前→8:40荒川奥の駐車地→9:50テント場着・装備装着→11:00天狗岩取り付き
17:30下山開始→テント場着 日帰り3名下山、10名テント泊  
内容 アブミ登攀 3コース  ハーケン、ボルトの打ち方など
感想
 荒川から葛川越えの途中にある石切場跡が天狗岩とのこと、初めて存在を知りました。昔、比良辺りに監獄があり、そこの囚人が作業をしていたとか?(詳細不明)
 今回の目的は救助訓練の一環として迅速な移動行動、人工登攀(フリークライミングでは越えられない部分を人工的な手段で登ること)、アブミ(簡易梯子)、フイフイ(カギ状の金具)などの取り扱い。ハーケン・リングボルトの打ち方などの技術を一から教えていただいた。
 スタッフは今回のために、事前に草刈り、フイックスロープのセット、テント場の下見などの準備をされたそうです。当日もスタッフが各登攀コースを手分けしてトップロープのセットなど、迅速な動きに感心しました。
 初めてのアブミ使用のため、道具は先輩から借用。私が40分かかったコースを、何と先輩は10分で完了。熟練者は効率的に動き、無駄がなく、早く登れるので体力の消費が少なく、結果的に安全登山となる。良い勉強が出来ました。これからぼちぼちと練習していこうと思っています。
手順 @ クイックドローをかける A アブミをかける Bフィフィをかけてレスト




2日目

報告 岩根(左京
参加者 CL上西、矢野、浅田、藤原、奥西、網岡、木村、岩根、長谷川、荒井
コース 7:00テント場→7:20天狗岩、7:40登り始め−13:20下山−13:35テント場14:00−14:15沢−14:25登山道分岐−14:50駐車場

 昨夜のテント場でのメシ、焚き火、交流も楽しかった。横山さん、岩滝さん、塩田さんは昨日帰って、今日は10人。天気が持つか心配だ。昨日のトップロープと違い、今日は2〜3人づつ4パーティに分かれ各ルートを登る。アブミ発リードの奥西さん、一緒にザイルを組んだ長谷川さん。フリールートの藤原さん、三段ハングなど登った網岡さん、ハングルートの玖村さんなど、初日よりはるかにスムーズだ。経験者も各ルートをリードした。ボルトやハーケンの打ち方も練習する。ボルトを入れる穴を真っ直ぐ十分な深さに開けたり、ハーケンを打てるクラックを探すのも、難しいが、いい機会になった。人工登攀からフリーに移る所が怖い。日常からフリーの練習を摺る必要がある。しかし参加したみんなにはいい経験になった。これも救助隊事務局のおかげだ。ありがとうございました。

1口感想 
岩根(左京) 久しぶりの天狗岩、久しぶりの人工登攀。リードで登れた嬉しさ、登れなくなった悔しさ。アブミ回収を忘れたり、アブミを掛けたハーケンが壊れたり、人工登攀からフリーに移る所の怖さ。しかし思いを同じくする仲間がこれだけ集まり、登り、語り合える、素晴らしい二日間でした。これで終わらないように継続していきたいです。
木村(WAO) 初めての「天狗岩」でしたが、色々なルートがあり大いに楽しめました。特に指導者の助言を受けて、ハングを乗っこす要領とかを学ぶ内に、何とか次のピンにアブミを掛けたり、体をせり上げるコツが分かりました。年一回の岩交流ですが、夜のファイアーも色々な話が楽しくて、有意義な2日間でした。救助隊の皆様の準備もありがとうございました。
藤原(洛中)  アブミを使って岩を登るのは初めてで、トップロープでしたが曲りなりにも登れました。それにしても、弱い腰に来ます。焚き火を囲んでの交流はゆったりしました。
奥西(らくなん)  何歳になっても未知へのあこがれと挑戦が大切だと思い、救助隊の比良、天狗岩でのアブミ講習に初めて参加させていただきました。前日にアブミなどの器具を購入し、準備万端で参加したつもりが、フィフィが長すぎたりして、やっぱり実際に実践しなければ駄目だと先ず思いました。天狗岩はなかなか迫力のある岩で、まず20mはあるノーマルルートをトップロープで登り、アブミの使い方を基本的にマスターする事が出来ました。フォローも含め1日目は4本登りました。2日目はノーマルルートをリードで登りました。案外スムースに登れたと自分では思いました。やっぱり、技術的なことは繰り返しの練習が大切です。夜は焚き火を囲んでの夕食とミーティング、ほろ酔い気分で、様々な話題で談論風発、楽しいひとときでした。ボルトの打ち方の練習もあり、自分にとっては新たな地平が切り開かれた講習でした。お世話いただいた救助隊の皆さん、ありがとうございました。
上西(乙訓)  2日にわたる訓練は参加者の登攀から、アブミに慣れてきたなと感じ、効果があったと思う。これから継続していければと思う。反省点は自分自身、アブミの状態を確認せず使用した点、テープがささくれていて、応急補強を行い確認して使用したが、本ちゃんではとんでもないことである。また登攀中落石があったが、登攀者は常に落石を起こさないように心がける事が必須です。2日目の最後のまとめが出来なかったのも反省です。
浅田(乙訓)  昨年はトップロープ方式、今年はルートに出ました。久しぶりのアブミでしたが、やはりルートは楽しいです。交流会のために9月始め、救助隊事務局メンバーでアプローチの危ない所にフィックスロープを張りに行きました。登攀を終えたメンバーがロープにカラビナを掛けて慎重に歩いておられてのが印象的でした。安易な行動を取らず、最後まで謙虚。当たり前のことかもしれませんが、当たり前のことが自然に出来るのって素晴らしいです。何時までの初心を忘れないようにしていきたいですね。交流会をきっかけにアルパインをする仲間が増えるといいなって思います。来年は青年層の参加も期待したいです。
岩滝(乙訓)  初めて、アブミを使っての登攀。すると見るとは大違いである。一度だけやまびこで練習させてもらったが、天狗岩の前に立つと圧倒されて手も足も出なかった。もっと、フリーの練習を重ねてから再挑戦したい。
網岡(らくなん)  初めての天狗岩、アブミの登攀は経験が無く、戸惑いながらの参加でしたが二日間の練習で少しだけど使えるようになったかナ?。今後も機会があれば参加して、身に付けたいと思います。焚き火囲んでの色々な話楽しかったです。普段は少し怖いと思った人も優しく少年にみたいな人でした。救助隊の皆さんお疲れ様でした。又色々教えてください。
荒井(自然生)  天狗岩は昨年計画したが、スズメバチの大きな巣があり、浦六甲に場所を変更した。今年は9月の始め、下見と岩場の整備に出かけた。蜂の巣はなく、フィックスロープなどを張り、駐車スペースの草刈りもして当日に備えた。参加者も13人と多く、各会で取り組めないようになっているアブミ登攀やボルト、ハーケン打ちなどを実践出来て良かった。(以前のように各会でも例会で取り組めるようになればよいと思った)
 今回も何回か落石があった。自然の岩場は常に危険が伴うと言うことで、参加者本人の落石をしない、落石に当たらないという危機意識、集中力が必要です。何も考えずボーとしていると、何時怪我するか分かりません。沢登りを含めて外岩に行く以上、すべて自己責任で行ってもらいたいと思います。フリークライミングなども含めて普段登攀を多く経験している人はアブミ登りも上達が早いと感じた。焚き火を囲んだ交流会は京都労山のお互いの心が通った場になった。



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