京都労山 無雪期搬出訓練 報告

実施日 2010年6月27日(日) 比良とぴあ ・ イン谷口
参加者 WAO亀岡6名、乙訓19名、右京11名、左京4名、自然生4名、田辺5名、西山4名、伏見9名、舞鶴3名、明峯5名、やましな6名、山城2名、洛中14名、らくなん10名、登山教室3名 計14労山 103名
報 告 前夜から雨少し小雨に、でも蒸し暑い、比良とぴあに各労山会員が集まってきました。
 9:32 事務局の荒井より本日の注意事項&スケジュールの説明あり
 9:37 右京労山
救急法(ラップ療法)、捻挫、骨折、創傷などの応急処置
三角巾の使い方を労山会員に丁寧に教えてもらう、好評でした。
10:40 乙訓山の会
ストックによる松葉杖、1本、2本での作り方を教わる。
ザックと雨具による背負い法の説明&実技
11:40 午後からイン谷口周辺での訓練のため班分けを行う。 昼食
12:35 車に便乗してイン谷口に全員集合。
各班、点呼意思統一していました。
12:45 各班、思い思いにダンダ坊遺跡目指して出発する。
13:15 大変蒸し暑い、各班休息 皆さん創意工夫をしていました。
13:30 下山時に「フィックスロープ」の張ってあるところは、皆さん緊張の面持ち。
13:55 二度、前夜からの雨で流れの速くなっている個所を徒渉する。
14:15 全員無事、下の広場に集まり各班のリーダーから今回の感想を聞きました。
14:35  解散                                   (報告 塩谷興文)





 搬出 各班の感想

 1 班 搬出するシチュエーションで何を使ってするかだが、道具は怪我人に合わせたサイズ変更が大切だと思った。手首をくくってみたが安定し安心感があった。
 2 班 担ぎ手の交代の都度、不具合が無いかチェックする必要がある。足がブラブラするので足を怪我した人を運ぶときは配慮を忘れないこと。リーダーに指示は大切。
 3 班 怪我の設定・役割分担をして、レジャーシートで搬出した。
午前中の講習は役に立った。
 4 班 怪我人の想定をしておかなかったのは反省。担ぎ手交代の時に身体とザックの固定、腰の位置を高くしておくと楽に運べた。怪我人も洛だった。
 5 班 搬出は大変だが、3分、5分と早い交代なら何とか運べると感じた。搬出のコースが危険だったので、後方から細引きを肩がらみにしホローした。怪我人は担がれると高度感があり緊張したとのこと。
 6 班 ザックを連結してストック利用で担架搬出をした。安定していたが長く運ぶと腕が疲れたので、スリングをつかうなどの工夫をした方が良かった。徒渉後の登りで、担ぐ方向を間違えた。負傷者役から思ったより怖くなかった・リズム良く不安がなかったとのこと。役割分担などみんなで的確にできた。
 7 班 2本の木とレジャーシート3枚使って担架を作ったが、背丈よりもかなり長い木がいる。作成時間は15分。休憩の度に不具合が無いかチェックした。役割分担もしっかりと出来、初めての参加者にスリングやカラビナの使い方も伝えられた。
 8 班 初参加者が半分という班だったが、スムースに出来た。下りでは後からのブレーキが大切。日帰り山行でもスリングやカラビナの必要性がよく分かった。担ぎ代えの時に不具合を修正した方がよい。時間の無駄をなくすよう改善の必要あり。
 9 班 初級登山学校の班、午前中のデモは新鮮で楽しく分かりやすかった。ザックとインナーバックを使って搬出した。3月に搬出の実体験もあり真剣に取り組みスムーズだった。周りの班の内容も勉強になった。
10 班 これから始める登山教室の班、初めての経験だった。途中で緩んだり、結び目が身体にあたり怪我人が痛い思いをした。
事務局
(矢野)
参加者が103名、会員の危機感の表れだと思う。一生懸命取り組んでもらっているが、もっと負傷者の立場になって考え搬出してほしい。


無雪期搬出訓練 一口感想

※ @救急法の説明の時、頷きながら聞かれる多くの参加者を見て一寸感動しました。年齢を重ねても学習を続けられる姿勢に対してでしょうか。A「搬出講習会を単位労山に任せる」という方針は、大成功だったように思います。◎右京・乙訓の皆さんが事前に多くの打合せをされ、当日の原稿まで書かれて講習されていました。◎分かりやすい説明だったし、地に足の付いたデモで参考になりました。◎二つの労山の財産にもなったと思いました。                           左京労山 大塚

※ @担がれる時、両手をクロスして手首をタオル等で縛ると安定して楽。→担ぐ人も安定しているので楽、固定の大事さ!! Aザックとカッパ(上)の固定が大事。担がれる人の大きさによってカッパに幅が違う。雨具の帽子部分もザックと繋げた方が、担がれる人のお尻も固定されて安定感が増す。 
                                                らくなん山の会 林

※ 右京の救急法、説明する人と実際にする人が別れていてとても分かりやすかった。自分の会だけで救急法が、全ての会で出来るようになったら素晴らしい。             やましな山の会 氏野

※会として例会で取り組み、参加率40%弱で参加。会内でのセルフレスキューにも、計画・実行して行く所存です。個人的にやりたかった木の担架による搬出を7班で実施できた。    伏見山の会 橋本

※ザックとカッパによる搬送。カッパの固定は、脇に近い所で結ぶこと。        明峯労山 坪山

※ 搬出された側から。不安の中で、周りの声掛けの大切さを感じた。        登山教室 水野

※ 人をおぶった事は、我が子の赤ちゃんの時以来で、自身はありませんでしたが、ほんの何十歩の事でしたが、自分に其れが出来たことに感動した。                     洛中労山 糸瀬

※ 「知っている」と「出来る」とでは大きな違いがある。積極的に「出来る」を増やしていきたい。グループの先導役としての役割が出来て良かった。                     やましな山の会 本庄

※今年度から各会担当と言うことで、いずれ我が会も担当しなくてはならないという心積もりで参加しました。右京・乙訓とも十分に準備されて来たことが伝わる内容でした。         明峯労山 花折忍

※ 右京・乙訓の実技指導は今年からでしたが、その会にとっても、我々にも身近に感じられ、良い講習でした。搬出も少し険しい山道で実践的でヨカッタです。特に担いでいる人の先を行って、指導する人と障害物をのける人が大事でした。                               WAO亀岡 麻田

※ 7班は倒木とシート3枚を使って担架を作った。途中ずれたりしたのでキチンと固定しておくべきだった。又、テープスリングの使用がとても役に立ったので、常備すべきと思った。手だけでは、かなり疲れるのでテープスリングを肩に掛けると楽であると感じた。                 田辺山友会 染谷

※ 実際に人を背負って歩くしんどさを痛感した。8班の半分は経験者の方で、手際の速さ、声かけなど、さすがの一声でした。リーダーの指示や役割分担の大切さ、交替時の時間のロスの勿体なさ等、実際にやってみて解かったことが多かったです。今日1日の講習、搬出実施が全て勉強になり、来て本当に良かった。                                          乙訓山の会 米沢

※ 事故を起こさないための体力作りと、計画の大切さを肝に銘じようと思った。らくなん山の会 長廻

※ 今年は、右京が応急手当の方法を受け持つことになって、皆で集まって練習をしました。そうすることによって、今まで以上に方法などが自分の者になっていくような感じがしました。私達にとっては良かったです。                                            右京労山 石田千


常任理事会での感想

乙訓 会で取り組むことで無関心だった人にも関心を持ってもらえ、参加者が増えた
伏見 机上学習の中に今回常任理事会での感想
らくなん 各会での取り組みはいいと思った。新鮮で聞きやすかった。
明峯 ベテランがするのではなく勉強した会の人の懸命さが伝わってきた。救助隊がするより良かった。リーダー設定・ルート説明など事前に提案してほしい。
右京 応急手当の担当になり、大阪・県連の講習会に参加し一生懸命勉強した。パーティで仲間を助けよう、何とかしようとする意識が高まった。
初級 積極的に取り組んだ。負傷者の立場に立って搬出するのは大切な事だと思った。
青年 委員会のメンバーが一緒に動けたのは良かった。今後も積極的に取り組んでいく。
副理事長 見ている者とやる者が同じ立場、60歳以上の人が頷きながら見ていた姿に感動した。全体の10%の参加は凄いこと。会に任せることは大切なことだと感じた。
理事長 乙訓が沢山の人を動員し取り組んでくれたことに驚いた。103名の参加は画期的だ。これからの連盟の繋がりに期待していきたい。


救助隊事務局より

 各会の皆さんのご協力ありがとうございました。そして乙訓山の会・右京労山のみなさん。何ヶ月も前から練習準備ご苦労様でした。青年委員会のみなさんの働きかけで今までにない若い方達の力が感じられました。今回、100名を越える参加は画期的な事で、今後も連盟や救助隊の取り組みに積極的な参加をよろしくお願いします。


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