第31回近畿ブロック搬出訓練 
実施日 2010年4月4日(日) 

◎ハイキングセルフレスキュー (神戸セミナーハウス)
参加者 大阪75名、兵庫24名、和歌山11名、奈良10名、滋賀0名
合計139名(講師、スタッフとも)
大阪2班、女性委員会2班、奈良1班、京都1班、兵庫1班 計7班で実施
京都参加者 福知山4名、舞鶴1名、明峯1名、やましな1名、洛中2名、乙訓3名
右京7名、計 7労山 19名

◎兵庫・鬼塚(近ブロハイキング講師)
2010年、今回も救急法で新しいメンバー、大阪の女性委員会5名の講師が誕生した。最近は女性委員会が一番元気だ。講師が増えることは歓迎したい。その後、ハイキングレスキューのデモンストレーションの後、7班に分かれ、担架・背負い・松葉杖などを行う。また今回から、ハイキングのセルフレスキューでは、ロープの結び(リングになったテープシュリンゲ使用)を教えないようにしたため、時間が1時間30分も余裕が出来た。そのため参加者にまんべんなく伝わったと思う。

参加者の感想
京都 青山 京都での搬出のために勉強に来ました。今日のことを持ち帰り皆に教えていきたい
洛中 上見 毎年、新しい情報(やり方)など覚えに来ます
京都 塩谷 この経験をいかして良きリーダーになりたい
京都 澤田 大変勉強になった、怪我をしないようにしていきたい
舞鶴 森下 これからも回数を重ねたい
右京 米津 他府県の方と学べる点が良かった
右京 清水 一度では覚えきれないことが分かった
右京 池内 RICEの意味が分かった
右京 石田 何回も繰り返すことが大事だと思う
右京 田尻 回数を重ねることが大事だと思った
京都 平場 復習していきたい
福知山 長田 ロープを使わない方法を試せたのが良かった
乙訓 正林 日頃からの安全登山が大事かよく分かりました
乙訓 夏原 繰り返してやることが大切だと感じました

講師感想
◎搬出法について、一通り実施しましたが、松葉杖の作成までは時間が無くて出来ませんでした。ザックと雨具での担ぎ法については、グローブヒッチを使う方法がテキストにありましたが、ハイカー対象では、ロープの巻き方を覚えるのは難しいと思います。Tシャツを使った担架では、実際のところ幅が広すぎのと、伸びることを考えると実際の使用は、難しいのではないでしょうか?
◎ロープの結びなどハイキングでは滅多に使うことにない技術を割愛することで、搬出そのものの練習に集中する事が出来たように思う。参加者の多くが搬出の大切さを実感してくれたようなので、最低限の目的は達成できたのではないだろうか。



◎岩・尾根(百丈岩周辺・やぐら・守口キャンプ場周辺)
尾根3班(大阪)、岩3班(京都・大阪・兵庫)、セルフ1班(大阪)・・・合計7班で実施
尾根 初級14名(5+9)、中級22名(13+9)、一般29名(25+4)・・・合計65名(43+13)
岩 初級21名(17+4)、一般京都15名(10+5)、一般大阪12名(8+4)・・・合計48名(35+13)
セルフ 16名(12+4)、スタッフ3名

京都の岩・尾根参加者
尾根コース参加者=やましな4名、右京2名・・・計2労山 6名
岩コース 京都班=福知山3名、乙訓3名、左京2名、洛中2名、自然生1名・・・計5労山 11名

岩コース京都班
参加者 左京2名、洛中2名、自然生1名、乙訓3名、大阪3名、兵庫3名、和歌山1名・・・計15名
テーマ 今ある装備を応用した、背負い法による岩場での救助
(3/1システムでの引き上げ、引き下ろし・安全帯までの移動、負傷者は腕骨折を想定)
記 録
 7:00 受付、集合
 7:30 開会式
 8:00 ロープの強度テスト、簡単な搬出法デモ、応急手当
 9:00 キャンプ場にて講習・3/1システムの説明と確認
11:00 岩場での訓練の実施、梱包と引き上げ、引き下ろし
13:00 役割分担のち尾根搬送、
13:40 反省会、終了

参加者の感想
洛中 岡村 搬出はあってはならないが、実際に出来なければいけない。家に帰って再度、システムの確認をしょうと思う
乙訓 岩滝 岩の搬出は大変だ、限られた道具での搬出はもっと大変だ
洛中 岩根 応用できるくらい、基本をしっかりやらなければと思った
乙訓 浅田 リーダーの指示で、パーティーがとても良くまとまっていて負傷者役で担がれたが、引き上げ、引き下ろしとも、ロープの流れが安定していた。担ぎ手と担がられる者をテーピングテープで固定したが緩かったように思う。安全面に問題ないと思うが、実際の負傷者の負担を考えると、もう少ししっかりと固定した方が安心なのではと感じた。
スタッフ システムも道具も、安全とスピードを求め日々進化している。技術を知っているか、いないかでは大きな違いがあり、技術の応用を身につけたらもっと広がりがでる。新しいものを取り入れようと、参加される方の意識が変わってきているように思う。
※上記参加者の感想やスタッフの意見は近畿ブロック事務局へ、班の責任者から報告として送られた分で、まとめられたものです。京都の参加者の全員分は送られていないので、全員は掲載できませんでした。また、尾根班に京都労山のスタッフを派遣できず、内容や状況がつかめませんでした。次回からは派遣します。

京都労山事務局から
◎近畿ブロック搬出訓練も今回で31回を迎えた。京都労山も95年頃の参加者は数名でしたが、救助隊を作り搬出訓練を独自で取り組んでいるなかで、事故を起こさない山行のために、また事故を起こした時に搬出訓練の重要性が会員の方々に理解され、今年も36名の参加者があった。最近は山行中の事故が多発しています。これは大きな要因は加齢にあると思われます。これから益々一般登山道での事故も増えると思いますので、応急手当、搬出技術は登山者の必携です。繰り返し学んで身につけ、イザという時には落ち着いて対処できるようにしてください。

※来年の近畿ブロック搬出訓練は京都・滋賀が主管です。皆さんのご協力をお願いします


山行報告に戻る

TOPにもどる