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お医者さんの選び方1〜「主治医(かかりつけ医)の定義」〜
ふつう医療現場では、病気の治療を中心的に受け持つ医師を「主治医」と呼びます。理想的な主治医って、どんなお医者さんか。
○心から信頼して治療を任せられる
○患者に対して親身になってくれる
つまりは患者本位の考え方を持ち、やさしさと思いやりの心を忘れないお医者さん。ここに「医療の原点」があって、患者と医師が「いい関係」を築くための大原則です。
ただ一般的には、最初にかかった病院の医師が主治医になるわけで、そうした医療のあり方を患者家族と医療側の双方が疑いもせず受け入れているケースが多いですね。
なお困ったことに、とても信頼できそうもない未熟な医師や、親身になってくれない冷たい医師があなたの目の前に現れたりすることも稀ではありません。その点、お医者さんとの出会いは人生の出会いと似ています。
ちなみに、心から信頼して治療を任せられる主治医(かかりつけ医)の3条件は、
1、病気のみならず、あなたの心をわかってくれ、家庭状況や仕事のことを理解している
2、いろいろな健康相談に応じてくれて、必要な場合は適切な専門医を紹介してくれる
3、幅広い医療ネットワークをもっている
運よく、こういう主治医(かかりつけ医)と出会えたら、病気になっても安心です。
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お医者さんの選び方2〜自宅療養メモ〜
最近は、在院日数(入院日数)短縮という国の政策の影響で一時退院し、自宅療養といケースが増えています。しかし病気が完全に治ったわけではないので、気分が悪い、下痢がつづく、背骨が痛い、微熱が出る、食欲がない、全身がだるいなど、患者本人には自宅療養中、不快な症状がいろいろ現れます。
このとき、自宅療養用の看病ノートを一冊用意するとかカレンダーの余白にメモを書き込むとか、何か手軽な方法で症状の変化や自宅での経過を細かくメモしておくと通院時に病院で相談するときにも役立つし、担当医はそれだけ病状を把握しやすくなります。
メモの具体的な内容では、
起床と就寝の時刻、睡眠時間、食事の量、食欲の有無。
何か症状がある場合は、いつ(時間)、どこが(身体の部位)、
どのくらい(症状の程度)、どうなったか。
また、その症状が出る前に何を訴えたか、その症状は何分ぐらい続いたか、そのときに他の症状は出ていなかったか。
このように症状が現れる前後の状況も具体的にメモするように心がけるのがコツ。
実際、老いた親や伴侶が病気に倒れて自宅療養となったとき、看病役の家族が症状の変化を細かくメモに記録するケースは珍しくありません。
ところが、「走り書きのメモを先生に見せてもいいものかどうか」と遠慮しがちです。これは実にもったいない話。 というのも、入院中なら担当医やナースが症状を注意深く観察できるのですが、自宅療養では何が起こっているかわからない。医療の専門家といえども、黙って座ればピタリと当たるわけではない。その意味において、自宅療養メモは重要な患者情報。診察日には必ず持参して、主治医の目の前でそのメモを見せながら疑問や不安を訊ねるべきです。
さらに、患者本人やその家族が何に、どのような不安を感じているか。それをすべて書き止めておき、診察当日には、 「今日は五つのことを教えてください」
「今回は三つの質問があります」 と申し出て、病気の不安や疑問をその場で解消してゆく。それでイヤな顔をするお医者さんは並み以下、本当に困ったときにもアテにできません。別のお医者さんを探したほうが身のためです。
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